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日々是好日

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毎日をゆたかに。 Art de Vivre. 暮らしの芸術を味わおう。
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#手紙

すてきな生命体として

先日、結婚記念日を迎えた。 十二月十五日。妻の大好きな母の誕生日にわたしたちは籍を入れた…

消えた手紙と静かな夜

先日、『これはレターである』という文章を書いた。 ありがたいことに、わたしの元にたくさん…

これはレターである

手紙が届く。 紙で、メールで、リプライで、あるいは、わたしの文章にことばを添えて。仔犬を…

手紙にあふれた世界

「会話」も好きだけれど、「手紙」も好き。 相手のことを思い浮かべて、文章を綴る。相手にこ…

祈りを込める

書き記したいくつかの文章は、自分へ宛てた手紙。 陶芸家が土をこねるように、思考や感情を押…

「自分」を見失った人へ

日々、ぼくたちは人と関りながら生活しています。 人との関係性の数だけ、自分がいて。それは…

本と、砂時計と、手紙と

今日、大切な人にギフトを贈りました。 ひとつは、『日々はひとつの響き』という本。ぼくの大好きなパウルクレーにローベルト・ヴァルザーの美しい詩が添えられていて。そのふくよかな佇まいは、豊かな実りを感じさせます。装丁を眺め、手に取り、ページをめくる。その行為一つひとつが愛おしい。ハプティックな感覚を、味わうことができます。 ひとつは、ガラス製の砂時計。時間を可視化した装置。「五分間」をガラスの容器に閉じ込めたもの。一日に一度、その砂時計を逆さに向けてください。さらさらと上の部

〈対話〉の旅から、届いた手紙

オンラインサークルで「ダイアログ・ジャーニー(お話し相手)」というプランがあり、何人かの…

手紙でつくる未来

夜更けの風は、骨まで冷えますね。 あたたかい焙じ茶を飲みながら、この文章を書いています。…

「ギフト」は喜びの証。ギフトにこころが動かされた日【#知性の交換】

コロナウィルスが訪れた頃から『知性の交換』というプロジェクトをはじめました。 その目に見…

ことばのギフトに救われたぼく

先日投稿した記事が、たくさんの人に届きました。 18歳年上の妻とのお話。とても個人的な内容…

僕たちは、言葉でできている

言葉は、その人そのものだ。 思想、哲学、無意識、感受性、品性、美意識、人格、その全てが現…

毎日、僕が文章を書く理由

光を見たいわけではなく。 例えば、煌々とした灯りそのものに目を凝らすのではなく、炭酸水の…

転んだ時に、立ち上がるためのヒントを

世の中、うまくいくことばかりじゃない。 順調だと思っていた時だって突然、目の前に壁が立ちはだかる。転んでは立ち上がり、また前を向いて歩きはじめるのが人生だ。重要なことは、立ち上がるということ。逃げてもいい。泥だらけになっても、とりあえず立ち上がらなきゃ、次がはじまらない。 そんな時に、僕から一つアドバイス。 コンディションが悪い時は、身体性の高い方を選ぶといい。例えば、文章にしても「読む」より「書く」こと。文章よりも、音楽の方がいいね。聴いたり、演奏してみたり。精神性よ