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日々是好日

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毎日をゆたかに。 Art de Vivre. 暮らしの芸術を味わおう。
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2020年9月の記事一覧

「自分で決めること」は人生の醍醐味

目の前にさまざまな選択肢があるとして、考えたり、悩んだり、想像したり、とにかく頭をひねり…

だっぴしたい

だっぴしたい。 爬虫類や甲殻類のように。 ズルンと一枚皮をめくりたい。 人間はなぜだっぴ…

「真剣」をつくる

「教養のエチュードしよう」というサークルを運営している。その中に「ダイアログ・ジャーニー…

土に還る

別々で生まれてきたぼくたちは、ある日出会い、一緒に生活をはじめた。 労わり合い、励まし合…

あまりに個人的なMuse杯

Night Songs コンテスト *Muse* 一人でも多くの人に届いてほしい個人的に好きな作品を紹介…

Night Songs コンテスト*Muse*結果発表

真夏の夜の夢 妖精たちの饗宴 あなたのもとへミューズは舞い降りる 夜の帳を光のナイフで切り…

もう一つの「わたし」

最近、本名じゃないアカウントで発信する人の気持ちがなんとなくわかってきた。いいよね、もう一つのなまえ。 もう一つのなまえは、もう一つのことばをもっている。だから、もう一つの思考だし、もう一つの人格だから。フルスイングでくだらないことも言える。何より、もう一つの「わたし」には締切がないのだ。 じぶんが「じぶん」であることに疲弊する。じぶんが「じぶん」を消耗する。そんな時、もう一つのなまえにいのちを吹き込む。もう一つの「思考」はてくてく歩き、もう一つの「ことば」はごくごく水を

Muse杯が終わって、今ここ

オンラインイベント「Night Songs コンテスト*Muse*」結果発表を終えました。 「noteでも早…

水の中のナイフ

確かロマン・ポランスキーの映画にそのような作品があった。 キャンパスに行かずに窓の外にぽ…

空と海の「あお」

風が吹いて、波が揺れる。 「あお」は世界をぐるりと包む。ぼくは海よりも山の方が好きなのだ…

締切に育ててもらおう

あまりにも当たり前のこと過ぎて少し恥ずかしいのですが、実感しているので勇気をもって書きま…

風呂敷をたたんでいく

さて、今年も残すところ三ヵ月と少し。 一年の最初にばら撒いたものたちの回収作業に入ってい…

好きな人でいっぱいの日

ワタナベアニさんをインタビューした記事をまとめている只中に時計の針は0時を迎えた。妻が「…

その「ことば」は、ぼくには届かない

ものごとを全てわかったように話されるとこちらに届かない。 少なくともぼく場合は。そうじゃなくて、「こう思うんだ(今は)」とか「一緒に考えよう」とか「それいいね」という、ある種の余白がないとことばはそこで化石になる。人によっては「答え」を指し示してほしいのかもしれない。上からの視点で上手(っぽく)に批評する形がクールに見えるのかもしれない。でもね、そういうのはぼくには「あ、もういいや」となってしまう。 そう考えると「伝え方」というのはとても難しい技術だと思う。たとえ、ことば