見出し画像

「自分で決めること」は人生の醍醐味

目の前にさまざまな選択肢があるとして、考えたり、悩んだり、想像したり、とにかく頭をひねりながら一つひとつを観察する。

うまくいかないかもしれない。後悔するかもしれない。誰かにバカにされるかもしれない。損をするかもしれない。傷つくかもしれない。

いろんな不安が膨れ上がって「決めること」がこわくなる。悩むくらいなら誰かに決めてもらった方が楽だ。言われた通りにやる方が楽だ。もし失敗しても決めた人のせいにすればいいだけだから。

「決めること」は大変だ。「決めること」は体力を使う。「決めること」には責任が伴う。でも、「決めること」は楽しい。

たくさん悩んでも、たとえ失敗しても、それが後悔することにつながっても。でも、「自分で決めた」ということに嘘はない。他の誰でもない自分の人生を歩んでいることの証。それは「自分が主役になる」ということが全てではなく。「この人を支える」でもいいし、「何かに貢献する」ということでもいい。それを自分で決めることに意味があるのだと思うんだ。

朝食に何を食べるか、どのボディソープを使うか、靴下の色、会いたい人、行きたい場所、眠りたい時間。

「自分で決めること」は人生の滋味深さを味わうこと。一つだけ言えることは、「決めること」から逃げていては、「決めること」が上手にならない。下手っぴでもいいから我慢強く自分で決めていく。そうするとだんだん「決めること」が上手になっていく。

上手になると楽しくなる。自信も持てる。自分の世界を広げたくなる。いろんなものを見て、いろんな人に会って、いろんな場所へ行きたくなる。それを「決めること」ができるようになっていく。

ぼくは、それこそが人生の醍醐味だと思うんだ。



「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。