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風呂敷をたたんでいく

さて、今年も残すところ三ヵ月と少し。

一年の最初にばら撒いたものたちの回収作業に入っていかなきゃいけない。たくさん、たくさん、ばら撒いている。全て拾い集めて形にしていくためには三ヵ月は必要だ。たまに元日に書いた文章を読み返す。

・貴重な体験を優先する
・僕にしかできないことを大切にする
・怒らない
・たくさん笑う
・相手の幸せのために動く

新年を迎えた日にこれらの抱負を掲げた。自分で言うのも何だけど、結構優秀に過ごせているような気がする。おもしろいのは、この抱負を掲げた場所は只今Muse杯で一緒にプロジェクトを進めている広沢タダシさんの自宅だった。そこにはArt de Vivreのカジサキモトキくんも一緒にいた。その頃は、Muse杯を開催することも、「空気の研究」をはじめることも、これっぽっちも予想していなかった。もちろんあのウィルスが世界を震撼させることもね。

毎年そうなんだけど、誕生日(9月16日)が過ぎると「今年」はあっという間に終わってしまう。広げた風呂敷は、どこかで畳まなくちゃいけない。別に年をまたいでもいいのだろうけど、そんなことをすると「もう畳まなくていいか」という気分になりそうでこわいでしょ。

優先順位として、どうしても目の前の仕事に追われる。そういう言い訳は何だかかっこ悪いよね。結んで、ひらいて、紡いで、編んで、とじて。決して怒らず、たくさん笑って。

一日一日、大切に過ごします。




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