見出し画像

自由律俳句 #233

【真夜中から夢までずっと雨だった】


雨。
長い時間、雨が降っている。
窓の方からずっと雨音。
これは朝まで降りそうだ。

部屋の中を無音にして、
外から小さく聞こえる雨音に、
耳を傾ける。

美しい不規則に、
感覚を澄ませて、
寝返りをひとつ。

雨音は連れていけないけれど、
このままそっと、夢の中へ。


#自由律俳句 #俳句 #散文 #詩 #随筆 #エッセイ #真夜中 #ずっと #雨 #窓の方 #雨音 #朝まで #部屋 #無音 #耳 #傾ける #美しい #不規則 #感覚 #澄ませて #寝返り #ひとつ #夢の中

この記事が参加している募集

#自由律俳句

30,258件

記事を読んで頂けるだけでありがたくて、スキを押してくれるだけで嬉しいのに、サポートまでして頂けたら、もう飛び跳ねます!本当に本当にありがとうございます!これからも頑張ります!