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【在宅勤務×子育て×英語】 3歳児がハマる英語学習コンテンツ Alphablocks

「お願いだから今は静かにして。」

ここぞという大切なZoomミーティングがあるときに、
3歳児に30分以上静かに座ってもらうには、
子どもが没頭し続けるものが必要になります。

頼りすぎるのは良くないとわかっていても
「何がいいかな」とYouTubeを開く方も
多いのではないでしょうか。

オンラインの無料コンテンツは様々なので、
親としては何かと教育的要素を入れたいところです。

今日は私の3歳児の息子がハマっている
英語学習のコンテンツを一つご紹介させていただきます。

Alphablocks です。

イギリスのBBCでも放送されていたものですが、
YouTubeで無料でも見れますし、
Netflixに加入されている方であればSeason 5まで見れます。

”s” のアルファベットのキャラクターが、”/s/ /s/ /s/”と面白い音を出しながら出てきます。その後、"a" と "t" が出て来て手を繋いで "Sat"と言って一緒に座ります。これを初めて見たときは感動しました。海外の大学院で音声学をかじって、論文も書いたりしている一人として、私なりにオススメの理由をまとめてみました。

1. Phonicsに基づいている

いわゆるPhonicsという子ども向けの学習・教育方法で、綴りと音の規則性を見つけて楽しく学べます。

アルファベットと読み方は、必ずしも 1 : 1の関係ではありません。例えばcを例に出した時に、cakeの時は /k/の音ですし、ceilingの時は /s/です。sについて見れば、sat は /s/で、pens の時は/z/ の発音です。子供に発音記号を教えるのは難しいので、目だけではなくて、得意な耳から入る例をたくさん出して、規則性を見つけさせるというボトムアップが効果的と言われています。子どもは自分で規則を見つけるのが好きなので、規則を見つけるプロセスと、見つけた達成感で学んでいきます。

S: "S,S,S. what shall we do?"

T: "T,T, tea. A cup of tea."

"Taps” というエピソードではその後も多くの単語が紹介されていきます。

次の"in"のエピソードでは、/i/ /i/ /i:/と歌いながら"i" のキャラクターが出てきて、"n" のキャラクターが入りこんで来ます。"No, no, no. Not nice, not, I."

 /i/という短母音と /i:/という長母音、/ai/という二重母音を楽しく一気に紹介しています。目からウロコなアイディア満載です。

2. 繰り返して何度も出てくる

前のエピソードで出てきた単語が、次のエピソードで繰り返して復習されるところも良いと思います。例えば、"Taps"のエピソードの次が、"In" というエピソードなのですが、"i" と "n" が話しているところに、"s" や "t" が入り込んで来ます。そして、"i" と合わさって ”sit” を作ります。

この他にもアルファベットたちが、いろんな組み合わせになり、手を繋いで新しい英単語を作り出して発音していきます。

よくある無料コンテンツの一つの悩みが、コンテンツごとの繋がりや継続性がなく、積み上げて学んで行くことが難しいことだと思います。Alphablocksでは、前のエピソードで学んだことの積み重ねがどんどん繰り返され、シーズン終わりには今までのエピソードのまとめまで出てきます。

3. リズム・強弱・音楽

意識して聞いていると、キャラクターのセリフがリズムや拍を意識して作られていることがわかります。例えば、以下のコメントは手を叩きながら読むとリズムに乗れます。

  S / S / S / (silence) / What / shall we / do / (silence)?"
  1    2    3        4              5           6           7         8                   

 No / no / no / (slience) / Not / nice / not / I .
   1      2     3         4             5       6        7     8

これは計算されたセリフだと思いますし、強弱についても意識されていると思います。また、ミュージカルのように時々音楽や歌が入ってきます。

4. 楽しくて没頭する

このなんとも言えないカラフルなアルファベットたちに繰り広げられるストーリーに、3歳児は釘付けです。各エピソードが約5分弱なのですが、知らない間に5、6エピソードを見ています。意識的な学習と無意識的な学習という話がありますが、楽しさというのは素晴らしく、知らない間に音声やスペルを学んでいるということになるでしょう。

最後に

子どもにも好き嫌いがあるので、3歳児みんなが関心を持つとは限りませんが、ハマってくれたら今日のZoomミーティングも少しは安心して参加できるのではないでしょうか。

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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