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1日わずか10分の運動で寿命を延ばせる!?

米国医師会雑誌(JAMA)の『JAMAインターナル・メディスン』に発表された論文によると、私たちの命を救う、つまり寿命を延ばすことになるのは、「1日10分の運動」だと考えられるそうです。

なんだかいい話ですよね!

10分の運動ならできそうに思うんだけど、これがなかなか難しいよね。なんでだろうね。私はストレッチをいつもお勧めするけど、ひとつ30秒、ふたつで1分のストレッチが習慣化できた人なんて、ほとんどいないです。1分ができないんだから、10分もできないと思うよ。なんて言ったら、元も子もない?

結局は「やる気」だと思います。もしくは、お尻に火が付いたと感じたら、やるのかな~?

私が勤務している病院は、デイサービスも併設しているんだけど、そこへ車で送って来られる家族さんがいるのね。たぶん、親子だと思いますが、お父さんがリハビリルームで運動している約1時間、娘さんは車の中でずっとスマホいじってます。しかもエンジンかけたまま。私はアルバイトだし、担当ではないから何も言わないけど、ものすごく勿体ない時間を過ごされているな~、と思いながらいつも前を通ります。

運動って、ほんのちょっとした隙間時間にすると少しずつ習慣化すると思うんです。先ほどのアメリカの話にもそう書いてありました。

子どもが習い事をしている間、車のなかでポッドキャストを聴いていることが多いという人なら、周辺を歩いたり、スクワットなどをしたりしながらその番組を聴くこともできるはず。

まさにこれですよね。私が例を出した方に言ってあげたいです。1時間ずっと座りっぱなしと、周辺を散歩するとの違いは、ものすごく大きいと思います。今日一日は小さな行動でも、一ヶ月、一年と続くと、若い人でも筋肉の衰えが早くなると思うんです。

「小さなことからコツコツと」

もう何度も言いますが、運動習慣をつけるには、これしかないんです。

つまり、毎日少なくとも何分間か体を動かしていれば、「自分で自分の寿命を延ばすことが可能かもしれない」ということ。ぜひ、今日から取り入れてみて。

健康の有難みって、誰でもわかっているはずなんだけど、健康を維持するための努力って、なかなかやってないんですよね。だから私は「運動しましょう」と言うより「遊びましょう」と言ってるんです。なんでもいいから遊びの中に体を動かすことがあれば、筋肉を使うし、汗もかきます。

「疲れるから」という理由で、運動はしないと断られたことがあります。結局そうなんです。今日運動しなくても、明日死ぬわけではありません。目の前にあるケーキを食べても、明日すぐに太るわけではありません。でも一年、五年、という長さで考えたら、その差は大きいと思いますよ。

これまで何人も同じようなことを話してきました。しかし私はまだ人を動かしたことがありません。だから今ここで、こうやって書いています。もし一人でも「よし、やってみよう!」って人が現れたら、私も書いた価値があったと思えます。

わずか10分の運動で、寿命が具体的にどれだけ伸びるのか? それは書いてなかったし、個人差もあるでしょうから分かりません。でも生きている限り、健康な体でありたいのは誰も同じはずです。だったら、体に良いと言われることや、健康に良いと言われる運動に、ぜひチャレンジしてみてほしいです。すべては、あなたのやる気次第です。

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。