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昨日の記事で、脳科学者の黒川伊保子さんは、「ささいなことにも、喜びや驚きを見出せるようになる、60代以降の人生」と言われています。

本当にそうでしょうか?
あなたはどう思いますか?

むしろ年取ると、感動することがなく、新しいことに気付くこともなく、心躍ることなんてひとつもない。そんな人って、多いような気がするんですけど?

黒川さんが言われていることに疑問を感じます。


「!」「・・・」


自分では思いもしなかったアイデアや、できないようなことを言われた時、大きく分けると、次の2種類になると思います。

①そうなのか~!
②そうは言うけど・・・


①は、「そうなのか~!」の他には「へぇ~!」「すごい!」「ほ~!」「なるほど!」など、感嘆符が出てくることが多いです。最後には、エクスクラメーション、ようするにビックリマークが付くような感情表現です。

「!」

エクスクラメーションは人生を変える力がある。


②は、「そうは言うけど・・・」の他には、「でも・・・」「だって・・・」など、否定文になることが多いです。「・・・」の後には「私はできません」「私には無理です」と否定される感情表現が出てきます。

否定してしまうと、それ以上何も起こりません。せっかく新しい未来が開きかけたのに、否定してしまっては人間として成長しなくなります。

「・・・」

否定すると、成長しなくなる。



60代は感動することが多くなる


「60代になると、感動することが多くなる」と黒川さんは言われています。ここでも私は「?」を入れたいです。

「?」

なぜ?


黒川さんの言葉に対して「なぜ?」という疑問符を入れることで、いったん受け入れも否定もしません。先ほどの2択ではなく、第三の返答です。

「なぜ?」を解決するためには、黒川さんの本を読む必要があります。脳科学者の先生ですから、きっと一般人が知らない、奥深いことを言われているはずです。


いろんな「気にする」を捨てましょう


本の中では「脳のスイッチング」という言葉を使われています。ようするに、これまでの人生から切り替えが必要だと言われているわけです。さらに、いろんな「気にする」を捨てましょうと言われています。

「若さを気にする」を捨てる
「ボケを気にする」を捨てる
「子どもを気にする」を捨てる
「老いと死を気にする」を捨てる
「夫を気にする」を捨てる
「友を気にする」を捨てる


日本人はとにかく気にし過ぎです。人から良い人間だと思われたいし、人に迷惑かけないようにしたいし、いっぱい気遣って生きています。だからこそ、気づく能力は、60代が最高潮になるのでしょう。


60代は、新しい人生の「新人」に当たる。


著書の中で「60代は新人」だと言われています。気にし過ぎをいっぱい捨てて新しい自分になれば、見えるものが新しくなり、素朴な物事に感動できるようです。逆に言えば、捨てなければ、感動できるものが入ってこないということです。

今までの自分のままでは、おそらく感動の薄い高齢者になっていくのでしょう。感動できる人生をこれから送りたければ、「気にする」をいっぱい捨てて、新しい自分になりましょう。

「なぜ?」という疑問を解決できました。あとはどのようにしたらできるか? それが難しいですよね(笑)


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