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今日、こんな会話がありました。

「毎日が早いな〜」と言いながら、ある男性が入って来られたので私は答えました。

「そんなに早いですか?」
「早いな〜」
「なにか新しいことをやってみてはどうですか?」
「今さら何をやれと言うんだ?」
「何でもできるじゃないですか?」
「やっとるわー! 分かったようなことを、年寄りに偉そうなこと言うな!」
「どんなことをされているんですか?」
「うるさいわ! お前にとやかく言われる筋合いはない! 若者が年寄りに説教するのか!?」

と、捨て台詞を残して向こうへ行かれました。

私がダブルワークをしている職場での会話です。何度も顔を合わせて、日頃からよく会話しているので、気軽にお喋りしてみました。「どんなことを?」と尋ねたのは、わざとです。どんな反応になるのか試してみたら、思った通りの言葉が返ってきました。

人は核心を突かれると、反発します。


毎日が早く感じるのは、毎日同じことの繰り返しだからということを、きっとご存じなのです。そこへ私が核心を突くようなことを言ったものだから、声を荒らげて反発されました。

前からこの人は認知症予備軍だと私は思っています。日頃の行動からそう感じることが多々あるのです。年齢は私と5歳しか違わない年上で66歳です。たった5歳しか違わないのに、私と感覚が大きく違っています。

この会話の後、すぐにnoteを書き残したのですが、書きながら悲しくなってきました。「こんなふうになりたくない」という気持ちがこみ上げてきました。

聞く耳持たず、頭が固くなる


歳を取ると頭が固くなる
と言いますが、これこそ硬くなった状態だと思います。聞く耳を持たず、新しい意見を取り入れようとすることもなく、むしろ壁を作って拒否しています。人を見下し、自分の価値観が一番だという状態です。おそらく会議などしようものなら、会話にならないことでしょう。

この人がどんな生き方をしてきたのか、まったく知りません。でも今は同じ職場で対等な関係で働いています。役職的にどちらが上も下もありませんが、私の方が後輩です。

人は、たくさんのことを人から教わります。生きている限り、なんらかの教えを受け、それをまた人に伝えて行くものです。年齢に関係なく、学ぶ気持ちを大事にし、謙虚な気持ちで受け入れたいです。だから私はこんなお年寄りには、絶対なりたくありません。

サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。