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高齢者はとかく「人に頼りたくない」「迷惑をかけたくない」と言われる方が多いです。ところが自分に置き換えるといかがでしょう?「迷惑だなんて、頼ってもらえてむしろ嬉しいわ」なんてこともありますよね?

このギャップは一体何でしょう? 小さい時から「人さまに迷惑をかけるな」と教わりました。その場合の迷惑とは、人が嫌がるような迷惑のことを指しています。それを「人に頼み事をすることすべてが迷惑に当たる」と勘違いしていませんか?

このようなギャップが原因で事件になってしまうTVドラマをたくさん観てきました。人はすれ違うものです。ちゃんと言葉に出して言わないと伝わらないことが多いんです。

「迷惑」ということを勘違いしている


困っているなら困っていると正直に言えば、トラブルにならなずに済むことがあります。助けてほしいなら助けてほしいと言えば解決できることもあります。ところが言ったことが原因でトラブルに発展することがありますから、言うことをためらってしまいます。確かに難しいです。

多くの人は「迷惑」ということを勘違いしている場合があります。とくに高齢者はそれが顕著な気がします。

それなのに人から頼まれ事をすると断れなくて、受けた自分が困っていることも多いです。おかしな話だと思いませんか? 

「人が良いにもほどがある」という言葉が思い浮かびます。人を上手に使える人が楽をして、断れない人が苦労します。仕事でもサークルでもよくある話です。

頼み事とお礼はセットで行動する


人に頼み事をした場合、そのお礼がちゃんとできれば良いと私は思います。頼んだら頼んだきりで、お礼をしないどころか、頼んだことすら忘れてしまっている人がいます。それではダメですね。

逆に「相手の気持ちを考える」からこそ、人に頼めない人がいます。「迷惑だ」と勘違いするケースです。頼み事をすると、確かに相手の時間と手を煩わせます。それを「迷惑」だと言うのはちょっと違う気がします。

迷惑だと思うのなら、ちゃんとお礼を言いましょう!


人に迷惑をかけたくないと言えば、老後のお世話の問題が大きいです。下の世話をさせたくないと思われるのは当然のことでしょう。それならば、そういう体にならないように、早いうちから体を鍛えておく必要があると思います。

それでも介護のお世話になったとしたら、迷惑だと考えるのではなく、人にお願いをしたんだから、ちゃんとお礼が言えるようになっておきたいものです。やってもらって当然という態度では絶対ダメですよね。

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