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スキップで跳ねると、脳も体も心も軽くなる

突然ですが、スキップできますか?

子供の頃は何気なくやっていたことでも、大人になるとできないことはたくさんある。そのひとつがスキップではないだろうか?

できるかどうかは別として、「大人になってからスキップしたことがない」というのが普通かな、と思う。子供の頃はできていたんだから「できるよ!」と軽く思う人ほど、出来ない可能性がある(笑)

私は毎週一回、高齢者を対象にウォーキング教室をやっているけど、「スキップやってみて」と言って、出来た人はいない。70歳も過ぎればできない方が普通かもしれないけど、じゃあ、あなたはできる?

私は48歳になってから走り始めてフルマラソンを目指そうとした時、「走るためには縄跳びが効果的」という記事を見つけたので、飛んでみたら全然飛べなかった。2~3回ですぐ引っかかってしまう。うちは賃貸ハイツなので、外の駐車場で飛ぶんだけど、縄跳びの音って独特だから「あっ、誰か縄跳びやってる」って気付くでしょ? ところが2~3回で止まる。その音が恥ずかしくて、結局やめてしまった。子供の頃、二重飛びや難しいのはできないけど、ただ前に回すだけなら100回は飛べたよ。それが全然できなかった。そんなことはきっとある。だからスキップもできない人絶対いるよ。

スキップのリズムって「シャッフル」だってこと知ってる?

まずシャッフルが分からん! という人もあるでしょう。ではどんなリズムか音で確認してみよう!

「3連符の中抜き」なんだけど、分かったかな~?

と言っても分かりにくいので、「ラッコ」を何回も続けて言ってみて。「ラッコラッコラッコラッコ」という感じ。それがシャッフルのリズムなんだよ。つまり、そのシャッフルのリズムが、スキップでもあるってこと。アンダースタンド?

今日なぜスキップの話をしているかというと、こんな記事を見つけたから紹介しよう。9/15配信の家庭画報.comだ。

自律神経を整え、心を安定させる働きのある脳内物質「セロトニン」。その分泌に効果的なのは“リズム運動”で、それも「一定のリズムで行うごく簡単な動きで良い」。

おすすめは「その場スキップ」。同じ場所でスキップを繰り返すだけのシンプルな動きですが、セロトニンを増やす条件を兼ね備えています。

「セロトニンで心が軽くなってやる気が出るほか、腕を大きく振るので肩コリが軽くなる効果も。最初は30秒から始めて、もっとできそうであれば1分、3分と時間を延ばしてみてください。5分以上続けるとセロトニンが分泌されやすくなります」

『医者が教える疲れない人の脳』著者、東邦大学名誉教授

たった30秒で脳が軽くなるんだったら、やるべきよ。ただ、その場スキップで5分はなかなかきつい。実際家の中でやってみると、1分くらいかな~。2分やろうとすると、その場ではなく、どうしても動いて行ってしまう(笑)

公園でスキップできるならどんどん進んで行けばいい。ただ、大人が一人でやるのはちょっと恥ずかしいかな? 数人で同時にスキップできればいいけど、それはそれでまた異様な雰囲気かも(笑)

とにかくスキップは良い! 脳だけではなく、体が軽くなるんだよ。私はランニング前に少し歩いて、それから少しスキップするんだけど、走る準備には適している。もちろん卓球前にもするよ。

スキップは精神的にも軽くしてくれる効果は確かにある。それはシャッフルというリズムに関係していると私は思う。スキップって、はずんでるでしょ? シャッフルは、ドラムの専門用語で「跳ねる」とも言うんだけど、「跳ねる」「はずむ」は、どちらも楽しい時の感情表現だと思う。辛い時こそ、はずんでみよう! 心も軽くなるよ! ラッコラッコラッコラッコ!

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