老化には個人差がある

老化現象は誰にも止めることはできません。少しでも若く見えるように、あれやこれやと商品を使ってみたり、エステティックサロンへ通う人もいます。

顔のシミ・シワ、白髪、気になりますよね。若かりし頃の自分の写真を見て、ガッカリすることもあります。だから見ないようにしている人もいることでしょう。

あなたの見た目年齢は何歳ですか？

たとえ少しでも若く見られると嬉しいものです。10歳も若く見られたら最高ですよね。

先ほど来られた母娘は、どちらが母でどちらが娘なのか、見た目では分かりませんでした。母が80歳、娘さんが55歳です。この時、二人とも55歳くらいに見えたのなら、お母さんは嬉しいことでしょう。しかし、二人とも80歳くらいに見えたとしたら、娘さんはさぞかしガッカリします。今回は後者の話です。

55歳なのに、80歳くらいに見える人

お二人とも少し腰が曲がり、歩き方はゆっくり、白髪頭で顔の肌艶はなく、どう見ても80歳前後の姉妹だと思われました。言われるまで母娘だと誰も気づかなかったのは、仕方のないことです。

苦労すると老けると言います。一気に白髪頭になったり、ゲッソリしたり、そんな人たまにいますよね。でもその場合の多くは、肉体的苦労ではなく、精神的苦労です。今はその話、ちょっと横に置きます。

一般的に見た目年齢の違いは、生活態度の違いだと言われています。またここでも出てきますが「健康の三原則＝栄養・睡眠・運動」です。

結局ここに話は行ってしまうんです。何をテーマに書いても、最終的に見直さなければならないのはいつも同じ内容です。私は「四原則」として、「ストレス」を追加して紹介していますけどね。

見た目年齢を若くしたいのなら、まず運動をしましょう！

見た目年齢を少しでも若くしたいのであれば、順番は絶対先に運動です。

運動したらお腹が空きます。疲れもしますから眠くなります。必然的に、睡眠と栄養は必要になるはずです。しかし、栄養から始めても、運動へたどり着きません。睡眠から始めても同じです。むしろ、睡眠から改善し始めると、さらに運動しなくなってしまう可能性すらありますから危険です。

見た目年齢は、運動の差だと言っても過言ではありません。どれだけ体の中から刺激を与えるかによって、細胞の働き方が大きく変わります。サプリメントや化粧水によって多少変わることもあるでしょう。しかしその効果だって個人差があるわけです。その個人差は何ですか？運動していれば、効果だってきっと感じるはずです。

とくにサプリメントは、「効いているんだかどうなんだかわからない」と言う人ばかりです。広告のようには行きません。広告に出ているような人は、きっと前から若々しかった人です。出発点から個人差があることを見落としています。

運動すれば体の中から変わろうとします。いろんなサイクルが好転換します。一度良い方向に転換し始めれば、止めない限り大丈夫です。回り続けることでしょう。少しでも若く見られたいのであれば、とにかく運動を始めてください。よろしくお願いします。あなたの体はあなたが管理者です。