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敷かれたレールを歩むこと〜選択肢への感謝〜

自分の中でこれからのことを本格的に準備する
フェーズに入ってきました。

昨日も東京時代、また今でもよくしていただいて
いる経営者さんにアドバイスをいただきました。

今の保険会社でのソリシターという立場から
離れる時は保険代理店の募集人になるときです。

そうなると、いずれは父親が築いた事業を
引き継ぎたい思いがあります。
父が長年お付き合いさせていただいたお客さま
がいらっしゃいますから。

保険会社に入社し、保険代理店に戻ると言うのは
側から見ると「敷かれたレールを歩む」という
ことに取れます。

親に敷かれたレールの上を歩くことは、
意思のない人間がやることだ、
こんな風に捉える人もいます。

目的がないからとりあえずレールの上を
歩くんだと。

結構マイナスな意味合いで使われることが
多いように感じます。

でも、このレールを歩む歩まないは自由です。
レールの種類にもよりますが、その人だから
こそ敷けたレールだってあるはずです。

そのため、誰もが敷かれたレールを歩める
ものではない、いかに恵まれた環境かという
ことを再認識すべきだと思います。

もし親ならば、子供が危ない橋を渡るような
レールは敷かないはずです。
そのレールは一種の贈り物とも取れます。

そして、敷かれたレールがあることは、
他の人にはない有利な環境を用意して
もらってるということです。
試合で言う「シード権」のようなものです。
誰もが与えられているものではないです。

そのチャンスに感謝し、やりたいと思えること
なのであれば素直に敷かれたレールを歩めば
いいじゃないと思います。

だから、敷かれたレールを歩むことは
全然恥ずべきことでも、悪いことでもないです。
選択できる環境に感謝しなければなりません。

いかに、ポジティブに歩めるかどうかだと
思います。

私も実際、親が敷いてくれたレールがあるから
こそ、今という時間を人生の岐路として悩む
選択が出来ています。

本当ならば、このような環境は自分で決断を
して一から作り上げなければ得られないものです。

さて、この「敷かれたレールを歩む」という
選択を取った場合においての、昨日の経営者さん
からいただいた言葉はこうです。

事業承継は、親から継ぐから多分上手くいく

でも敷かれたレールだけで生きて良いのか?
親とは違う新しいイノベーションを起こして
ください
イノベーションを起こすのは、常に若者です

欲があるから、お金を稼ぐ
稼ぐ為には勉強と努力をするのです

不安で遊んで下さい!

たしかに、敷かれたレールだけを生きることは
もう既にそのレールを通ってきた先人と同じこと
を繰り返していくことに近いです。

もう地盤が固められているわけですから、
おそらく大きな失敗はないでしょうが、
大きな成功もないかもしれません。

そのため、自らが敷かれたレールを歩むならば
そこに新たな風を吹かせる、新たなイノベーション
を起こす、こういったことが次世代としての
レールを敷いてくれたことへの恩返しであり、
使命なのではないでしょうか。

また、最後の表現が私にはドンピシャでした。

どちらかというと、漠然とした不安に
「操られる」自分がいました。

不安に左右されるのではなく、
その抱えている不安で「遊ぶ」

これくらいの意気込みで行動していくほうが
気楽だし、上手くいくんだと思いました。

これからまだまだたくさんの壁にぶち当たると
思いますが、レールを敷いてもらったことに
誇りを持って、感謝をして、
自らの人生というレールに敷き直すということを
していきたいと思います。

それでは。

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