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もし僕がいま「コロナ状況下で就活を控えた大学生」ならどうするだろう。

人生で一度も就職活動をしたことがない(というかそもそもスーツを持っていない)、ブロガーのりょうかんです。

そんな僕が、生意気にも「もしいま就活を控えた大学生だったら」をテーマに記事を書いてみようと思います。

ざっくり言えば、「今回のコロナ状況下で僕ならこんな風に就活に立ち向かうかな」という話ができればと思うので、よければ最後までお付き合いください。

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▲ 大学時代の写真(何やってんの?)


就職活動から逃げ続けてきた

少しだけ僕の大学時代の話をしておきますね。

広島大学の工学部に通っていたんですが(こう見えて一応優秀だったんだよ)、大学4年生の今ぐらいの時期(6月)に「この分野で就職するイメージが湧かないな〜…」と強く思ってしまい、なんやかんやあって大学に行かないことを決めました。

本当は「中退して違う道を〜」と思っていて、両親や担当教授にはその意思を伝えていたんですが、当然ながら散々説得に説得をされて、結果的に【大学院進学後に即2年間休学】という形で大学から飛び出しました。

※ このように過大な提案のあとに小さめの提案をすると通りやすくなる心理テクニックを「ドア・イン・ザ・フェイス(譲歩的依頼法)」と言うらしいよ。覚えておこうね。(何様のつもり←)

そして、2年間の休学期間に、熱海のまちづくり会社で1年間の住み込みインターンや、ヒッチハイクをしながら日本放浪旅などをするんですが、

正直、この期間中に僕の頭にあったのは『就職からの逃避』です。当時はそんなつもりは一切なかったけれど、いま考えてみれば就職することが嫌で嫌で仕方なかったのだと思います。
(ホントそんな人間が就活を語るな)

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▲ 旅の最中の写真 @尾道


人生の岐路において必要なものは変わらない

その後、大学院を中退して、結果的に一度も会社勤めをすることなく個人事業主でずっと生きてきたわけですが(詳しくはプロフィール記事を読んでね)、

とは言え、就職活動にしても、僕のような選択するにしても、人生の岐路において必要なことが【情報収集】であることには変わりありません。これは、平時だけでなく、コロナ状況下での就活でも同じです。

一般的な就活で リクナビ や マイナビ に登録したり、合同説明会やOBOG訪問をするのも、すべては決断を下すために必要な情報を収集することが目的です。

なので、このコロナ状況下での就活で考えなければいけないのは、「情報収集するための方法はコロナ前後で変わっているかどうか」であり、つまりは『ルールチェンジが起きているかを冷静に見極めること』なんだろうなと。

で、僕の肌感覚では、コロナによるルールチェンジは起きていない。

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▲ 100kmマラソン挑戦時の写真(リタイアした)


情報収集のルールチェンジ自体は起きている

だけど、コロナとは関係ないところで確実な地殻変動は起きていて、少なくとも僕の現役時代の2010年代前半とは明らかに情報収集におけるルールは変わっています
(本業で情報発信してるのでこの感覚は割と当たっていると思う)

最大の違いは『ほしい情報へのアクセスのしやすさ』。2010年代後期から急激に情報へのアクセス難易度は上がっていて、自分が本当に求めている情報に到達することはめちゃくちゃ難しくなってしまっているのが現状です。

もしかすると、一般論的には「インターネットの発達で情報へのアクセスはしやすくなった」という意見がマジョリティなのかもしれませんが、それはマス向けの情報だけ。実際は、膨大な情報から自分にマッチするものをピンポイントで探し出すゲームとしては、鬼レベルの難易度になっています。

特に、就活のような「世間一般の正解率の高い答えではなく、自分に合ったたったひとつの答えを見つければいい」というゲームにおいては、このルールチェンジの与える影響は大きいはずです。

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▲ 坊主で顎ひげの人ってどうなん?


じゃあ今の現役大学生はどうすればいい?

というわけで、長い長い前置きが終わってここからが本題。

いま就活を控えた大学生は、どうやって「働き方や生き方に関する自分にマッチした情報」にアクセスしていけばいいのか。

僕の答えはシンプルで

『その情報に触れられそうなクローズドな場所に行く』

です。さっきまでのルールチェンジの話と矛盾しているように感じるかもしれませんが、現代の情報収集ゲームでは「クローズドな場所」であれば容易に濃度の高い情報に触れられることができる設計になっています。(あくまでの確率論だけど)

わかりやすく例えると、自社サイトやリクナビなどのようなオープンな場には当たり障りのない情報しか載せてないけれど、面接のときにはより濃い内部事情を教えてもらえる、みたいな感じ。それがより顕著に起き始めているとこいうことです。(伝わるかな?)

これは情報発信者側の気持ちでも同じことが言えて、仮に「ウィズコロナ時代の経営戦略」という内容を発信するとしたら、誰でも目に触れられるオープンな場所には出さずに、気心知れたメンバー間やオンランサロン/有料コミュニティのような場所でだけ共有することを選ぶでしょう。


つまり、オープンな場に転がっている情報を必死に集めるのはもう無駄で、信頼の置ける限定的な場所に情報を取りに行けるかどうかの勝負になっているというわけです。(そもそも勝負なんだっけ?)

そのときの「どんな場所に情報を取りに行くのか」や「その場所でどんな情報を集めるのか」でセンスは問われますが、それよりもクローズドな場に情報を取りに行けるかの方が重要度だろうなと。


もちろん、この記事で僕の書いた内容が必ずしも正解かはわかりません。ですが、少しでも納得感を抱いた学生の方は、6月14日(日)の夜に開催されるこちらのオンラインイベントに参加してみてください。

立命館大学3年の鈴木洋輝さんが企画したイベントで、決して王道ではない就職/キャリアを選択した20代の先輩たちに話を聞ける機会となるようです。

手前味噌ですが僕自身もゲストスピーカーとして参加するので、僕と話してみたいという学生さんは是非とも申し込んでみてください…!!(参加費は無料らしいよ)

※ 参加申し込みはチケット販売サービス「Peatix」で無料チケットを購入する形になるようです。参加可能な人数の制限があるみたいなので気になる方は早めに申し込んでおきましょう!
≫ イベント参加チケットを申し込む【無料】


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というわけで、今日の記事は以上です。
長ったらしい告知になりましたが、就活に悩んでいる大学生が周りにいる方はぜひイベントのことを教えてあげてください!(よろしくお願いします)

では、またあした〜!

▶︎ 合わせて読んでほしい記事 ◀︎
≫ 就活が迫ってきている君たちへ。
≫ 自分の手に「人生の選択権」があることを最優先に生きてきた。
≫ もっと早く「読書の習慣化」をしておけばよかったと本気で思う。


P.S.
ちなみに、僕自身は【これからの“働く”を考える】というテーマを掲げたオンラインサロン『Wasei Salon』にも所属しています。このサロンには、誠実で安心できる継続的なコミュニティと、働き方だけでなく人生そのものに対する疑問や悩みを一緒に考えてくれるメンバーがいて、非常に面白い場所になってきています。

学生メンバーは半額(月額750円+税)で参加できるので、こちらも合わせてチェックしてみてください〜


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