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「できること」と「できないこと」を見極める No.1369

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2024年10月2日 「DayOne日記」No.1369
本ブログは、成果を出すためのヒントを365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。

今日も朝から…

「1日1話読めば心が熱くなる
 365人の仕事の教科書」

を読んでいると、
二宮尊徳さんの子孫の方で、
中桐真理子さんが
書かれている文章に反応せずに
いられませんでした…(笑)

というより、
二宮尊徳さんが語られた話ですが、
水車の例えば話です。

内容は、以下のとおりです。

ーーーーーーー

水車の下半分は、天の力。
つまり、水の流れに従わなければ回りませんが
上半分は、その流れに逆らわなければ
水車は水車の用を足しません。

そうして、
「半分従い、半分逆らう」という姿勢を
取ることによって、初めて水車は水車となり
人間の生活を助けるものになるのです。

要するに、
半分は天に逆らうことこそが
人間の務めである、と。

その当時は、飢饉が続き、
天に逆らっていく力を人間が失っていた時代で
あった分、尊徳は特にその部分を強調して
訴えたのだと思います。

ーーーーーーーー

という文章です。

この話を聞くと、
物事を考えたり行動を起こしたりする時の
大きなヒントがなるのです。

当たり前の話ですが、
水車の下半分のように自分ではどうにも
できないことが世の中にあります。

むしろ、そこに目を向けても
変えることもどうすることもできない部分。

そして、水車の上半分のように
自分でどうにでもできることがあるのです。
また、どうにかすべき部分。

そこは、自分の努力と行動次第で
取り組んでいくことができるということ。

つまり、物事には、
どうにもならない部分とどうにかすべき部分の
2種類があるのです。

そして、大事になるのが…

「どうにもならない部分はどこにあるのか?」
「どうにかすべき部分はどこにあるのか?」

という2つのことを
バランスよく考えるということ。

そうすることで、
物事の本質がまた見えてくるのでしょう。

政治が悪い
上司が悪い
環境が悪い

と他責に思ってしまう部分が
あるでしょうが、
それは、どうにもならない部分なのです。

であれば…

自分にできることはないのか?
何ができるのか?

と自責でどうにかすべき部分を探す。

そうすることで
解決策の糸口が見つかったりするのでしょう。

ある意味では、
自責と他責のバランスともいえます。

大事なことは、見極めるということ。

そして、自分のできることに専念する。
自分のコントロールできることに注力する。

そうすることで、
勝手に水車の下半分は動きながら
上半分を動かし、結果として
水車が動くということです。

それが、誰のためになるのです!!

ということを、
偉人がおっしゃっているなら
間違いなくそうですね。

それが、真実であり本質。

だからこそ、
この考え方や認知できるように
日々取り組んでいきたいですね。

自分のできることに目を向けましょう!!

それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。

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