どんな人にも「自分の過去」というオリジナルストーリーがある No.869
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2023年5月21日 「DAYONE日記」No.869
本ブログは、何か新しいことを始めるきっかけになることを書いていきます。365日、1日も欠かさず発信します。
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おはようございます。
昨日は、ある研修の中で
「サークル・オブ・ライフ」という
取り組みをしました。
これは、簡単に言えば
今までの自分の過去を振り返り
自分の過去から今に至るまでの歴史を
相手(他人)に聞いてもらいます。
そうやって、
自分の過去を他人に聞いてもらう事で
自分では見えていない部分であったり
自分の一貫性が見つかったりする。
という自分を再発見する取り組みです。
そもそも、
時間をとって他人に自分の歴史や過去の話を
聞いてもらう機会は、本当に少ないのです。
こういう研修の場がなければ、
多くないはず。
友達であれば、
自分の事を知っているだけに
変な前提条件や思い込みも入ってしまい
自分を客観的に見てもらえない。
そういった意味でも、
全く赤の他人の人に見てもらう、というのは
とても効果的ではないかと思います。
素直を自分の話を聞いてもらい
思った事をフィードバックしてもらう。
それだけの事ですが、
それがまた大事になるのです。
実際に私も話してみると、
「自分も意外にそれなりに歴史があるなぁ」
と思いながら話す事もできました。
そして、何よりも
フィードバックを頂き、本当に今まで
自分では気づけなかった自分の側面を見つけて
もらう事ができたのです。
その中でも、
私にとってキーワードになったのが
「やればできる」という言葉。
自分の過去を話して
他人から見た時には、人生の山あり谷ありの
それぞれの部分で無意識に
「やればできる」というフレーズが
見え隠れしたそうです。
辛い時は、
「やればできる」という思いで乗り切り、
逆に、上手くいっている時は、
「やればできる」の発展形として
「何でもできる」という思いがあったのでしょう。
フィードバックをもらって
本当にそうだぁと納得できたのです。
ただ、何となく、
「やればできる」という言葉は、
本当はやったらできるのにやらない、という
少しネガティブな言葉とも捉えれます。
そこに主体性がない、という感覚。
それを考えると、過去の自分は
親の期待、会社の期待、周りの期待という事に
対して、「やればできる」の精神で
応えてきた人生だと。
つまり、主体性がなかったのです。
でも、今は自分で選択しつつあります。
ということは、
今は、その期待から解放されつつ
自分の道を自由に歩いていくというフェーズ。
だから、
「やればできる」に自由に掛け合わせて
「何でもできる」というキーワードに変化して
いるのです。
ここは、
あくまで、自分なりの言語化ですが…。
受動的な「やればできる」に
自由に選択できるという主体性をもたす事で
「何でもできる」と解釈したのです。
そう解釈する事で
「とにかくやってみよう」という気持ちにも
なれるのです。
また、努力する事に抵抗感はない。
だから、
自分にマインドセットできれば
努力する事もできるのだと、
自己暗示しています(笑)
楽観的かも知れませんが
自分の内面にあった「やればできる」という
言葉を引き出してもらったおかげで
かなり自己内省が進んだのだと思います。
やはり、
他人の力、他人から自分を見てもらわなければ
「やればできる」というキーワードが
自分自身では見つける事ができなかったはず。
だから、他人を介することの意味、
その役割はとても大事になると再認識できました。
そして、余談ですが
他人の過去や歴史を聞く、というのも、
またとても勉強になるのです。
本当に、
自分では経験した事がない、想像できない世界が
他人の歴史にはあるのです。
人に歴史あり、という言葉通り
どんな人にも他人とは全く違う過去があり
オリジナルのストーリーがあるのです。
それを聞くだけで
自分の人生経験の幅がとても広がる感覚も
あるのです。
やはり、他人の歴史に興味を持つ。
これも面白いものだと。
成功された方は、
自伝として本になりますが
どんな人にも歴史があるのです。
そうやって解釈していくと
世の中は、自分の知らない世界だらけで
知れるチャンスは溢れているのです。
また、
色々な事を考えるきっかけになった一日でした。
それでは、皆さん。
本日も良い一日をお過ごしください。