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幸福感を感じる9つのノウハウ 読書日記vol.67

読書日記vol.67 久々の更新です。

最近なかなか時間が取れてなくて、いろんなことが中途半端に滞っており

時間管理の課題を改めて感じています・・・!

けども、そんな中でも読書だけは捗っていて、通勤中などに読むのですが

感想を更新していない本がどんどんたまっていってます。


先日、新しく始めたスタジオレッスン「try-room R.I.T」の無料体験を行い、

「いくら知識を詰め込んだところで、人に伝える、教える、というアウトプット能力は”経験”によって培うしかない」

ということを実感しました。


読書は好きなので、あまり苦なく読めますが、人に伝えたり、自分が実践できてこそ、意味あるものだとも思います。。

滞りがちではありますが、
自分が時間をかけてインプットしたことを今一度落とし込む意味でも、このnoteやInstagramも活用しながらアウトプットしていきます。

お読みくださった方にも、何か参考になる部分があれば嬉しく思います。


というワケで、本日は「ユダヤ 賢者の知恵」石角完爾著 より一部抜粋で感想と要約を書いていきます!


幸福感を感じる9つのノウハウ

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今回は「ユダヤ 賢者の知恵」石角完爾著 をご紹介です。

ユダヤ人は奴隷として長い期間、差別を受けてきた歴史を持ちますが、

いまや、ユダヤ人の成功者は数多くいます。

それはなぜか?ユダヤ人と日本人の違いは?

といったことを、ユダヤに伝わる教え、風習から紐解いて教えてくれるのが本書です。


著者は、特に現在の「コロナ禍」において日本に必要なのは
「ユダヤ的な考え方」、またはそれに準ずる哲学的な思想を持つ人間、

そして、そのような人間を育成する人間と環境の整備、だと書かれています。


個人的な感想としては、

「ユダヤ」についてはあまり知らなかったですが、
その教えはシンプルながらも響くものが多く、

あくまで個人的意見ですが、本質的なメッセージを含んだ格言が多いと感じられました。

とても興味深かったです!


ユダヤの教えの中に感じるのは、「基本的に前向き」という姿勢です。

これは、長い間差別を受けてきた人種であり、
いわばどん底からのスタートだったので、そこをバネに学ぶことを決してやめない。
厳密にいうと、「学ぶ」ことが「戒律」となっているそうで、民族のなかでそれが「当たり前」に根付いている。


「好き・嫌い」とかではなくて、朝起きて歯を磨くように、学んでいる。

よく、「生まれ育った家庭環境が厳しかった」
「過去に大きなトラウマを抱えていた」
というマイナスの過去を持つ人が成功者として成り上がる
、という話がありますが、

ユダヤ人の成功もそれに似ているな、と感じました。


「奴隷として差別されていた」歴史を宗教化して引き継ぎ、民族が共通認識でマイナスの過去を抱えている。
「今よりも苦しい状態」を明確にイメージできるから、「今は幸せ」とプラスの思考で行動につながっている。

そんな感じかな?と思いました。


日本では「宗教」というのは全員に浸透している感じはないですが、
自分の中に「考え方の軸」とか「揺るがない方針」、言えば「理念」的なものを持つことの大切さを感じる一冊でもありました。

是非おすすめです!

幸福感を感じる9つのノウハウ

今回はそんな中から、ユダヤ人の「幸福感を感じる9つのノウハウ」を一部引用して紹介していきます!


ユダヤのノウハウ①人を褒めること

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人に褒められることを単に待つのではなく、自ら人を褒めてみよう
____ユダヤでは、人に幸福感を与えることは自分に幸福感をもたらす一つの善行であると考える。
____ユダヤでは他人を褒めることは一種の義務である。


褒められて嬉しくない人はいないですね・・・!

誰もが「承認」の欲求をもっていますし、褒められると幸福感は上がります。

そして、人に幸福感を与えることもまた、自分にも幸福感をもたらします。

ユダヤでは、「義務」のようにこの感覚が浸透しているそうです・・・!



ユダヤのノウハウ②何ものにも邪魔されぬ家族との時間を持つこと

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ユダヤでは、強制的に週1回、絶対に家族との時間、それも何ものにも邪魔されない時間を持つことを戒律としている。
その時は、電話も、テレビも、仕事も駄目とされている。


やや厳しいようにも思いますが、ユダヤでは戒律は守らなければならない。。

仕事などを考えたときに、一見非効率になりそうにも感じますが、

実はこの「制約」があることで、ユダヤの人々は逆に生産性を上げる考え方を身に付けているそうです・・!

「制約がイノベーションを生む」とも言いますね!これはユダヤの格言からきているのかもしれません。


ユダヤのノウハウ③自分がなぜ生まれてきたかを考える

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言葉を変えて言うと、「自分が死んだあと残された人々が自分に対してどういってくれることを望むか」を考えることだ。
____なぜこの世に生まれてきたのかを考えることは、人生の目標とは違う。
____この世に生まれてきた目的とは?
恐らくそれを問い続けること、それが幸福感につながるのではないか。


いい会社に入りたい、お金持ちになりたい、、そういった「人生の目標」とは別のもの、

「なぜこの世に生まれてきたのか?」という哲学的な問いを持つことが、幸福感につながる、といいます。

いい会社に入社することが、この世に自分が生まれてきた目的ではないはずだということくらいはすぐわかる。
このことを考え続ければ、今の恵まれない状況を不幸だなどと考えることはなくなる。


目先の目標ではなく、もっと長いスパンで自分の人生、「生まれてきた意味」を問うことで

些細な悩みやストレスに振り回されなくなる、といったことですかね。


ユダヤのノウハウ④この世に生まれてきた目的に一歩でも近づくための一歩一歩を毎日習慣として行う

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ユダヤ教は、理念や理想をどう実現するかの具体論を戒律として持つ宗教である。
それも瞑想や苦行とかではなく、日常生活の中でどう具体化するかを教え、実行することに重点を置く。


この考え方はいろんなところで活きてきそうですね。

理想や目標があっても、「そのために何する」が無ければ前に進みません。。

ユダヤ人のベースにはすぐ具体化することに重点をおく考えが民族の「当たり前」レベルに浸透しているんですね・・・!


ユダヤのノウハウ⑤ダイエットをすること

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ダイエットといっても体重のダイエットではない。
感情のダイエット、魂のダイエットだ。
____感情のダイエットこそ現代人に最も必要なダイエットだ。

体重が増えすぎると身体に負担になるように、

感情面でも余計なモノがありすぎると、それは負担となり「不幸感」を生んでしまう。

感情のダイエットの具体的な方法として、著者は「自分を許す」ことだと述べています。

怒り、イライラ、恨み、緊張、恥ずかしさ。。

このような負担となる感情を「許す」

「感じて当然だ」と認めることが大切といいます。


ユダヤのノウハウ⑥一カ所に留まらない

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病気になった時に転地療法というやり方がある。
____同じように魂にも転地療法というのがある。
____いつも何かにチャレンジしている人は若々しい、というではないか。

一言でいうと、気分転換が大事、といったところでしょうか。

読んだことのないジャンルの本を読んだり、新しい趣味をはじめてみたり、新しい人と付き合ってみたり、、

ちょっとしたことであっても、常に新しいことにチャレンジしたり、知らない世界に触れてみることが

魂の転地療法になる、というわけですね!


ユダヤのノウハウ⑦しゃべるよりも聞く

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幸福感は「しゃべる」よりも「聞く」ことによりもたらされるというのがユダヤの教えである。
___ユダヤ教では人間に耳が二つあるのに口が一つしかないのは、よく聞くことが幸せをもたらすことだと言われているからである。


相手の話を聞く、というのは相手を承認している、受け入れている、ということになります。

①の話ともつながりますが、相手の「承認欲求」を満たすことは

「相手に幸福感を与えた」という自分の幸福感につながる、といいます。



ユダヤのノウハウ⑧魂をあらゆる騒音から遮断する一日を持つこと

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____幸福感とは、息と同じで「吸い込み」と「吐きだし」の両方がないと流れないからである。___
____私たちは、私たち人間が生んだテクノロジーに振り回される日常を送っている。それは吸うことのみを強要されているようなものだ。どこかで吐く必要がある。

テクノロジーはどんどんスピードを上げて進化し続けており、

現代人はスマホに支配されている、とも言えます。。

そういったテクノロジーと時には距離をおき、周りの人とゆったりと語り合うような時間が必要だと著者はいいます。

「デジタル断食」というやつですね。

これは健康面で考えても自律神経を整えるために
よく言われていることでもあります。


ユダヤのノウハウ⑨不運が襲ってきても、その不運を幸福感の持てる他のものに作り変えられるまで不運とバトルすること

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受け止める、乗り越える、耐えることではなく、それを別の光の見えるものに創り変えるまで戦い、苦難を組み伏していくのである。


ユダヤ人はもともとエジプトのファラオに奴隷として仕えていたそうです。

そこから現在に至り、

人類の歴史の中で初めて「自由・平等」という思想を立ち上げたと言えるそうです。


また、ユダヤ人の子供が虐殺された、という歴史の中から

「子供を大切にする」という民族文化が強く反映された教育体制が整い

その結果、沢山の優秀な学者、作家、音楽家、思想家などを輩出してきたといいます。


マイナスな出来事に押しつぶされずに、それを認めたうえで

過去の悲劇をバネにして巻き返してきたんですね・・・!

これは、過去の悲劇と、その悲劇にもとづく教訓、具体的な日常での行動までを
後世にまで強く伝承してこれたことがカギになっていると感じれます。

そういった意味でユダヤ教は機能しているんですね。

企業経営などではよく、「理念が大事」というのも聞きますが、
考え方は宗教と近いものがあるとも感じました。


まとめ

いかがでしたか?

少し長くなりましたが、、
僕はこの部分だけでも興味深く響くものが多かったです。

「ユダヤ 賢者の知恵」では、

ユダヤの教えをさらに深堀して、日本などと比較しながら教えてくれます。

興味の沸いた方は是非一読をおススメします!(^^♪

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