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ほうれい線は何故できるの??

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ほうれい線はなぜできるのか??

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「ほうれい線」があると、年齢が老けて見えてしまいますよね。。

ほうれい線はなぜできるのか??


ざっくり言いますと、これは”頬の皮膚のたるみ”によります。

では、頬がたるむのはなぜなのか?

これは大きく分けて2つの原因が考えられます。

■真皮の衰え
■表情筋の衰え

また、共通して言えてくるのは

■姿勢の悪さ

から皮膚がたるみやすくなってしまっている、ということです。


真皮の衰えについて

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まずは「真皮の衰え」から説明していこうと思います。


皮膚というのは、表面から数えて

■表皮
■真皮
■皮下組織

と3層の構造になっています。


この真ん中の「真皮」部分には「コラーゲン」「エラスチン」といった
タンパク質が詰まっており、

そのおかげで肌はハリ弾力性を保つことができます。

しかし、一般的にこの「コラーゲン」「エラスチン」は
年齢とともに減少してしまいます。


そうなってくると、真皮内は「緩み」ができてしまい、
重力の影響で下に引っ張られ、たるんでしまいます。

この「コラーゲン」「エラスチン」についてもう少し説明していこうと思います!

コラーゲンについて

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「コラーゲン」。。

多分多くの方が聞いたことあると思います!

「コラーゲンたっぷり」とかいう食品とかもよく聞きます。
何となく肌によさそうなイメージがしますよね。


コラーゲンとは、タンパク質の1種で、人体でいうと
様々な組織を構成するタンパク質全体の
25%以上はコラーゲンが占めている
そうです。

思ったより人間は「コラーゲンたっぷり」なんですね!

このコラーゲンが各組織や器官の強度や弾力性を高めてくれています。


しかし、たっぷりのコラーゲンも、基本的には年齢とともに減少してしまいます。

コラーゲンに関しては、体内で合成が可能なのですが、

年齢とともに新陳代謝が落ちてしまったり、
生活習慣や姿勢から、
呼吸の浅さ、血行不良などの影響により

その生産性がどんどん落ちてしまいます。

コラーゲンを保ち、ハリのある肌をキープするには、

この、コラーゲンの生産性を落とさないことが大切です!


ちなみに、「コラーゲンたっぷり」な食べ物やサプリ、または化粧品などもよく聞くと思いますが、

食べ物やサプリに関しては

体内に入れたのち、消化器系で分解されていき、最終的に小腸で吸収されます。

分解→再合成

という流れになりますので、

「コラーゲンを食べる」→「コラーゲンを吸収する」とはならないんですね。

食べたコラーゲンはアミノ酸に分解され
必要な要素に再合成されていきますし、
コラーゲンになったとしても、
お肌にしっかりと運ばれていくとは限りません。


また、コラーゲンを再合成するには、他に「必要な栄養素」があり、

それらが欠乏していると、
いくらコラーゲンを食べたとしても身体の中でコラーゲンが合成されることはありません。。


「コラーゲン入りの化粧品」に関しては、外から直接塗ったりして体内にコラーゲンを吸収するというエビデンスは、おそらくまだありません。。

「保湿効果」には期待できますが、
「コラーゲンたっぷりの化粧品」を使ったからコラーゲン吸収!
というワケにはいかなそうです。。。


エラスチンとは?

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「エラスチン」こちらは少しマニアックなタンパク質になります。

「コラーゲン」が「膠原繊維(こうげんせんい)」といって
”引っ張られる”などの力に強い”強度”が特徴的なのに対して、

「エラスチン」は「弾性繊維」といって伸縮性に富んだ繊維であり、

役割的には「コラーゲンを束ね、支える」ことを担っています。


寝具のベッドに例えるとわかりやすいのですが、

コラーゲンがマットレスのクッション部分。
エラスチンがスプリング部分。

みたいな感じです。


エラスチンも、「肌」だけでなくあらゆるところで活躍してくれてる繊維であり、

「動脈」や「肺」などの伸縮性もこのエラスチンのおかげ、というわけなんです!

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コラーゲンに関しては既に前述しましたが、

体内で合成するには必要な栄養素が存在します。

必須アミノ酸の「リジン」「ビタミンC」「二価鉄」、などです。

しかし、これらをとればOKか?というと、やはり肝になってくるのは

”小腸の消化吸収力”と、それを全身に運ぶ”血流”が良好な状態でなければ、
結局何も変わりません。。


「そりゃそうだろ」な話になりますが、
日ごろの生活習慣運動習慣食生活姿勢、これらを整え

自律神経系や小腸の働き、全身の血流を良くすることが
結果的に新陳代謝も向上させることになり、
効率よくコラーゲンを合成できる身体につながる
、といえます。


一方で「エラスチン」ですが、これは

体内で合成ができない。。。


厳密には、赤ちゃんの時に生成されるのですが、
それ以降は基本的には繊維が壊れていくのみで、
再生機能や合成の機能はないそうです。。


様々な研究が進んでおり、サプリなどで摂取することもできるようですが、
綿密なエビデンスはまだ研究段階ということです。今後に期待ですね!!


エラスチンを外からの摂取により効率的に吸収が可能になれば、

お肌のハリはもちろん、動脈硬化肺気腫腎臓病の予防などにも期待ができます!


やっぱり「生活習慣」「姿勢」に行き着く。

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皮膚が垂れる原因の一つ、「真皮の衰え」について書いてきましたが、

「真皮」の改善で考えると、様々なポイントはあるものの、
最終的には「生活習慣」「姿勢」というところにつながります。。


勿論それは大事なのですが、
もっと他に「ほうれい線予防」で何かないのか?といいますと、


「表情筋を鍛える」

これに尽きると思います。


頬の皮膚が垂れる原因としても「表情筋の衰え」は考えられます。

誰しも「表情のクセ」ってあると思います。

表情のクセ=表情筋の使い方のクセですので、
肩や腰などと同じで、一部だけ使っていると凝り固まってしまい

その部分の筋膜皮下脂肪一部分に追いやられてしまうようなことになります。

その結果、物理的に「重く」なってしまい、重力の影響で下垂して頬をたるませてしまう。。


また、表情筋をあまり動かさないと、やはり”筋肉”ですので衰えてしまいます。

そうなると、皮下脂肪は溜まりやすくなりますし、

表情筋と自律神経は繋がりの深い部分になりますので、
(↓「ポリヴェーガル理論」参照)


表情筋が使われない

ストレス耐性は下がり、自律神経は乱れやすく

血圧の変化、呼吸は浅く、姿勢は悪くなりやすい

内臓機能の低下、代謝の低下

真皮にダメージがいきやすく。。

・・・ということにもつながってくることになります。。

どうすれば??

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では、どうすればいいのか??

表情筋を考えるうえでも、
筋肉を覆っている”筋膜”は全身繋がりを持っていますので、
「姿勢」は外せないポイントとなりますが、

「ほうれい線」に限らず、顔周りの具体的なセルフケアとしては

「全力で動かす」これが一番簡単で必要なことかな?と思います。(笑)


全力で「あ・い・う・え・お・、、、etc...」

顔周りのトレーニングやケア方法も数ありますが、
そもそもなぜ固まるのか?を考えると、
単純に「使えてないから」ということかなと思います。

日常でつかう”言葉”を使って、全力で表情筋を意識しながらトレーニングしていくことで、

普段から”使うべき筋肉”を活性化することにつながります。

(ちなみに、言語によって使う表情筋も変わってきます。
海外の人って、顔みれば大体分かったりしますよね??
あっ中国人かな?とか・・・)

日本語でいうと、「あいうえお」の「母音」と言われる発声は、基本どの言語にも通ずる部分になるそうです。
「母音」を意識して大きく表情を動かしましょう!

参考までに、InstagramのIGTVにセルフケア動画も載せていますのでご覧ください(^^♪

(ちょっと、説明がまとまっておらずグダリ気味な動画ですが。。。(^^;))


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