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記事一覧
サントリーニ島の私のおじいちゃん【忘れられないひと、忘れられないもの#8】
飯塚 真由美(団体職員)
ギリシャ(サントリーニ島)
卒業旅行で訪れたアテネの街角で見た、サントリーニ島の絵葉書に心を射抜かれた。
真っ白な家々や、白壁に青いお椀を伏せたような教会が立ち並ぶ美しい町をいつか歩いてみたいと思い、その絵葉書を買った。そして社会人2年目、待ちに待った夏休みはこの願いを実現すべく、ギリシャのサントリーニ島とミコノス島を旅することにした。
サントリーニの空港に着いた時
サマースクールのあの娘【忘れられないひと、忘れられないもの#6】
渡辺亜衣(会社員)
アメリカ合衆国(コロラド州デンバー)
それははるか昔の小学1年生の夏休み。
その時に出会った名前も知らない彼女のことは今でも忘れない。
デンバーに住む父親の友人を訪ねて、
中学生の姉とランドセルを背負いはじめて間もない私とで、
海外ふたり旅をすることになった。
姉とふたり、
しかもサンフランシスコで乗り継ぐというミッションもあり、
まだまだ幼い私にとってはドキドキが止
サックスおじさん【忘れられないひと、忘れられないもの#5】
英国 宮下佳英(会社員)
あの時はロンドンのピカデリーサーカスにいました。
約4年前、ロンドンを一人旅していた僕はピカデリーサーカスを目指して夜のロンドンを歩いていました。19世紀の面影が残る荘厳なリージェントストリートを抜けると、カラフルなLEDのネオンサインが見えて来ました。NYに例えるならタイムズスクエア、東京に例えるなら渋谷スクランブル交差点。朝から街を歩き回った後ですが、これは観光と
"悲劇の航海"で出会った女神
アメリカ 坂田 朗子(会社員)
皆さんは『ウ●チ・クルーズ』をご存じだろうか?
2013年2月7日から2月11日の4泊5日の日程の予定だった、アメリカ・テキサス州ガルベストン発着のクルーズ船『カーニバル・トライアンフ』の事を指す。
このクルーズは、4日目の2月10日の早朝にエンジンルームから出火して、自力走行不可となり、楽しかったクルーズは一転、そこから丸4日間(ほぼ5日間)メキシコ湾を漂流
思い出の国ジョージアと僕の淡い恋心【忘れられないひと、忘れられないもの #3】
ジョージア・2016年9月
お出かけマン島田/島田泰輔(会社員)
あれは遡ること4年前の2016年9月。僕は男友達二人とコーカサス地方を旅していました(僕は写真の右側に立っている方です)。コーカサス地方とは、北はロシア、南はトルコ、東はカスピ海、そして西に黒海に囲まれたところにあり、その中でもジョージアという国に僕はやってきました。
旅好きではない限りジョージアは馴染みのない国でしょう。僕自身
私を旅に向かわせてくれた人、無限の可能性を信じることの大切さ【忘れられないひと、忘れられないもの #2】
AKIKO(会社員)
旅で出逢う幾多の人に感謝しているし、その中で思い出深い人も何人かいるのだけれど、やっぱり私がこれまでの旅を通じて一番忘れられないのは、私を旅に向かわせてくれた人。その人とは、旅先では一回も会っていないのだけれど。
出逢いは日本。
週末行きつけのお店で1人食事を楽しんでいたら、いきなりハイテンションで話しかけられた。見た目は日本人だけど、日系アメリカ人。お仕事で日本に来た
オアフ島発の日帰り旅で見つけた、いま世界一好きな場所。カウアイ島とBobbyさんの底知れぬ魅力 【忘れらないひと、忘れられないもの #1】
ホスピタリティNo.1のガイドさん@カウアイ島 2019年
「オアフ島発の日帰り旅で見つけた、いま世界一好きな場所。カウアイ島とBobbyさんの底知れぬ魅力」
Yoko(旅とバスケ愛が強めの編集者)
2019年は毎月海外を目指すほどの旅モチベーションが高まっていた私。
必然的に一人旅が多くなるのですが、旅のスタイルとして国内外を問わず現地発着のツアーに参加する頻度が高く、いろんなガイドさんと出会