試練の年になりそうな予感
昨日の大地震に続いて、また災難が起こった。
羽田空港で、JALの旅客機と海保の飛行機がぶつかった。
旅客機のほうは、乗員乗客が全員無事に脱出できたというが、海保のほうは、死者が出た。
すでに、能登地方の地震の死者が48人と報道されている中で、新たな死者が出るのは、正月早々、いたたまれない気分である。
JALの旅客機に乗っていた人は、その後、機体が大炎上したのを見て、恐怖で震え上がった人もいたことだろう。
トラウマになって、もう飛行機など乗りたくないという人もいるのではないだろうか。
私は、航空機事故に遭遇したことはないが、子どもの頃、坂本九が日航機墜落事故で亡くなったニュースを見て、飛行機はなるべく乗らないと心に決めた。
だから、今でもよほどのことがない限り、飛行機には乗らない。
海外に飛行機で行ったのは、ドイツのミュンヘンまで1回飛んだくらいで、それ以外は、行っていない。
飛行機の事故なんて、ものすごく確率低いよという人もいるが、そう言って安心したときに、信じられない事故は起こるものなのである。
基本的には、国内旅行の移動手段は、新幹線(鉄道)もしくは高速バスである。
今日の事故ニュースでは、離着陸でも命を失うリスクがあることを痛感した人も多いだろう。
まだまだ生きていたいと思うならば、明日以降の自分自身の行動について、改めてリスク分析してみるのもよいだろう。
事故だけではない。
生活習慣や食習慣を改善しないとヤバい状況の人は、今年の抱負として、健康目標も立てると良いだろう。
例えば、前回の人間ドックの数値をチェックして、悪くなっている数値があれば、以前の数値に戻すことを目標にしてみる。
物価が値上がりして家計が厳しくなっていると思うが、食習慣の見直しによって、例えば、嗜好品の購入を控えることができれば、自然と支出抑制につながるのである。
ちょっとくらい大丈夫だろうと、日々、小さな悪魔の誘惑に負けていたら、いつかは大きな病魔に侵されることになるのである。
私は、今のところ2050年までは生きたいと思っている。
2050年まで生きるということは、あと27年生きるわけだ。
阪神大震災から29年無事に生き続け、東日本大震災からも今年の3月で丸13年を迎える。
阪神大震災から生きてきた年数と同じ年数を、これから生きていくには、これまで大きな事故もケガも病気もしなかったのはなぜなのかという原点に立ち返り、常に先を見据えてリスクを小さくする生き方を模索していく必要がある。
みなさんも、どうかご無事で、地に足をつけて、この新しく長い1年を乗り切っていけるよう、お祈りしています。
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