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【コンサル転職希望者向け】中から見るリアルなコンサル業界ランキング、各ファームの特徴

どうも、流川(@rukawa_B)です。

今回は、コンサルティング業界に勤める私が、内側から見るからこそ分かるコンサルティング業界の全体像及び各ファームの違いについて細かめに調べ上げた結果を提供します。

本noteはよく就活サイトで書かれているような情報に留まらず、実際にコンサルとして働き、コンサル業界を主観・俯瞰両方で見ることのできる私だからこそ書けるリアルな業界・企業情報をお届けします。

正直、各社の特徴が書かれたWeb記事なんかは世の中に溢れているのですが、なかなか現場感のあるリアルなものというのは見つけられないし、特にそれを全体像化したものってなかなか存在しないことに気づき本note執筆に至りました。

本noteを読み、また添付のコンサル業界の勢力図がよく分かる一覧表をお読みいただくことで、調べても調べてもなかなかクリアにならない以下の部分がよく分かるはずです。

・あのファームとあのファームの違いはなんなのか?

・自分に合ったファームはどこなのか?

・将来的に伸びそうなファームはどこなのか?

などなど。

私自身も今一度就活生・転職者の目線に戻り、「あの当時これが知れていれば」と思うような、かゆいところにピンポイントに手が届く情報を提供できればと思っております。

私がこれまで個人的に就活期~現在までにネット記事を読みまくり、面接前に人に会い、そして実際に面接を受けたりインターンに参加したりして調べまくった情報や、実際に働いたからこそ分かる生の現場情報

そしてさらに私の出身がおそらくトップクラスに大勢のコンサルティング業界人を輩出しているであろう某大学ということもあり、友人伝いに入ってくるレア情報の種類も豊富です。

情報のルートは様々ですが、かなり詳しく多くのコンサルティングファームについての情報を持っていることに間違いはありません。

本noteは、日に日に市場規模を拡大し、これからの時代を生き抜くビジネススキルを身に着けるのにもってこいなコンサルティング業界にこれから転職しようとしている方、現在就活中でコンサル業界への入社を検討している方、或いは既にコンサル業界に入社していて競合他社への移籍を検討している方、、、

などなどコンサルティング業界にまつわる全ての方を対象に、自分が求めているものを叶えるファームはどこか、これを判断するための材料として使っていただければと思います。

お金労働時間にシビアな性格なので、各ファームの給与水準働き方改革の進み具合なんかも、けっこう細かめにメスをいれたりもしています。

タイトルに「ランキング」という記載がある通り、独自の観点(もちろん可能な限り一般論に近いもの)で各社をランキング化し、自分がどの企業を目指せば良いのか分かりやすいものを作成致しました。

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さて、早速記事に入る前に、今回調査対象としたコンサルティングファームの中に、ドリームインキュベータ(DI)コーポレートディレクション(CDI)など、日本の少数精鋭系ファームの情報が入っていないことを申告しなければなりません。

やはり社員数が少ないと、なかなか社員様に巡り合うことが難しく、リアルな情報を仕入れるのに苦労してしまいます。

逆に言えば、今回載せているファームについてはある程度しっかりとした情報源を元に記載していると思っていただいて構いません。

特にDIやCDIなど気になる方の多いであろうファームについての情報が漏れてしまっており申し訳ないですが、主要ファーム(特に外資)はかなり網羅できているはずですので、その辺りは大目に見て頂き本題に入らせていただければと思います。

各コンサルティングファームの住み分け

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まずコンサルティングファームを分類するときにしばしば使われる「外資/日系」、「戦略/ビジネス/IT(テクノロジー)」などの分け方ですが、これは個人的に時代遅れ・ナンセンスだと思っております。

外資」はその定義づけ次第ですが、言葉の通り「外国資本で、日本に支社を持つ形」であるとすれば、マッキンゼーBCGあたりが外資である一方、それぞれのグローバルブランドのメンバーファーム(いわば、名前を借りている別会社)という位置づけであるアクセンチュア、デロイト、PwCなんかは実を言うと日系ということになります。

これはただの企業形態の話であり、一社員が気にするところの話ではありませんし、ファームが外資か日系かなんてのは議論の意味がありません。

よくコンサル間でこのようなホンモノの外資か否かについてのマウンティング合戦が行われている様子を目にしますが、いずれ彼らもこの議論がいかに無駄であったか気づくことでしょう。

それほどまでにコンサルティング業界を取り巻く状況は絶えず変化し続けています

外資か否か、というのは意味を持ちませんが、コンサルティングファームの「ブランド」にはまだまだ意味があるというのが持論です。

特にコンサル転職者が気になるところであろう「給与」の部分はこのブランド力に左右される部分が正直かなり大きいです。

やはりコンサル業界の中でもマッキンゼーの給料はアクセンチュアの給料よりも高いですし、アクセンチュアの給料はベイカレントの給料よりも高いです。

(最近ベイカレントは勢いがあり給料水準も上がりつつあるのであまりいい例えではありませんが、ニュアンスが伝わればと思います。)

そこで今回の対象ファームを、独断と偏見に基づきブランド力順に並べています。

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