ゆかり_Jino_

俳優・モデル|膠原病SLE| 演技や表現、SLEについて書いた「女優と難病を両立したい…

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俳優・モデル|膠原病SLE| 演技や表現、SLEについて書いた「女優と難病を両立したい話」を更新中| 小説や詩などの作品も投稿しています

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  • 演技&表現について

    「女優と難病を両立したい話」の中から演技や表現について書いた記事をまとめています。俳優だけでなくダンサーや歌手などすべての表現者におすすめです。

  • 女優と難病を両立したい話

    国の指定難病である膠原病SLE(全身性エリテマトーデス)を患いながらも俳優として表現活動する私の奮闘記。 「演技のこと、表現のこと、病気のこと…すべてが繋がっていて今の私がある」をテーマに「女優×難病」のありのままを綴っています。 目指せ「一瞬で物語の世界に観客を引きずり込める女優!」

  • エッセイ

    日々の気づきや好きなものについて、美術館の感想などをまとめています。

  • 作品集

    心に浮かんだ絵をそのまま言葉にした小説や詩です。 抽象的なので五感を総動員し自由に想像して感じてください!

最近の記事

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女優と難病を両立したい話

おはようございます! 4月にこのnoteを開設して以来あまり更新していませんでした。 創作はしていましたが持ち前の完璧主義が顔を出し投稿するにいたりませんでした。 ありのままに、好きにやるって決めて始めたはずのnoteなのに…。 日記のようなものを書いてもいいかなと思った時期もありましたが、いやいやこれは創作用って決めたから!と頑なになったりもしていました。 その時々で創作意欲のおもむくままに!って最初の投稿にも書いたのに…。 ですがこれからは作品だけではなく日記も含め

    • インタビューを受けました | パーソナル編集者 セトショウヘイさん

      こんばんは! 先日パーソナル編集者のセトショウヘイさんから受けたインタビュー記事が、本日公開されました。 ショウヘイさんは3年ほど前にnoteを始めたころからコメント欄などで交流があった方です。 今までお会いしたことも直接お話したこともありませんでしたが、お互いこの3年間でたくさんの変化があり、noteを通してその様子を追ってたので、少し離れた所に住んでいる知り合い(?)のような感覚でした。 そのショウヘイさんからインタビュー依頼をされたときはとても驚きましたが、取材

      • モネ 連作の情景

        こんにちは! 会期は過ぎていますが、モネ展(大阪中之島美術館)が素晴らしかったのでみなさんとシェアしたいと思います。 写真撮影可能だった数点も載せます! モネの絵の凄いところはまるで自分が「そこ」にいるような、行ったことがあるような感覚になるところだと思います。 風の音やにおい。 絵によって、ゴオっと吹いているのか、さらさらっと心地良いのか。 草の音やにおい。 ざわざわと背丈の高い草が動いているのか。雨露に濡れた草のにおいなのか。 海や波・・・。 五感が刺激され

        • 行間と空白の機微

          #エッセイ 昔からよく文章は書いてきた方だが、 私は行間をとても大切にしているのだということに最近気がついた。 先日仕事で、あるテーマに沿った文章を書く機会があった。 今回は文字数制限などなかったので、いつも通りnoteを書く要領で下書きを修正して提出した。 事務的な手続きや打ち合わせなどで担当者さんと話すことはあったが、文章の内容については修正の要望など全くなくそのまま通ったので安心していた。 しかし出来上がったサイトをみてみると、文章の内容はそのままだったが提出し

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        女優と難病を両立したい話

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          テート美術館展 光

          先日、大阪中之島美術館に行ってきました。 中之島美術館は大阪中之島エリアに2年前にできた美術館で、おとなりの国立国際美術館には何度か行ったことがありましたがここは初めて。 黒を基調としたモダンな作りで、入り口から展示室まで長ーいエレベーターをのぼっていくのですが、まるで異世界に連れて行ってくれる感じがしてとてもよかったです。 都会の喧騒から離れた非日常空間への導線がきっちりとされているなあと思いました。 美術鑑賞へのスイッチが入りやすくてありがたい😊 観てきたのは光を

          テート美術館展 光

          手帳を一年間書き続けた結果

          遅くなりましたが、あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いいたします🐲 ずーっと前の記事で「ジャーナル」という日記のようなものを書いているというお話をしたんですね。たしか一年半くらい前だったかな。↓ 去年はそれを自分なりに進化させた手帳を書き続けました。 そこで一年間通してわかったこと、気づきなどをまとめたいと思います。 私の手帳の使い方 まず私が使った手帳は高橋書店のtorinco1 1日1ページで日付以外はほとんど何も書いてないのですごく自由度が

          手帳を一年間書き続けた結果

          ちまたで噂の自己啓発本よりためになる本とは

          #エッセイ 私は小説や実用書、専門書などあらゆるジャンルの本を読むのが好きで自己啓発本なんかもよく読むが、 こと自己啓発においてはどっかの偉い学者さんやなんとなく名前を知っている程度の人が書いた自己啓発本より、自分にとって身近な人が書いた体験談的な本のほうがよっぽど学びになると思った。  何故そう思ったのか ついこの間読んだのは元プロ野球選手鳥谷敬さんが書いた本「明日、野球やめます」 私は家系が阪神ファンなので母のお腹にいるときから六甲おろしを聞いて育った人間だ。(た

          ちまたで噂の自己啓発本よりためになる本とは

          その涙は何色か?

          こんにちは! 今日は、泣く演技と涙のお話です。 ーーー 私は普段あまり日本のテレビドラマは見ないのだが、いつだったかある女優さんが泣いているシーンをたまたま見たときに「涙に全然色がないな」と思った。 確かに涙は見た目には色がないけれど、悔し涙とかうれし涙とか言われるように、そういう感情の“色”は出てくるものだと思う。 少なくとも私はそれを感じる。  どうやらそのシーンは仕事でうまくいかず悲しくて泣いているシーンで、 その女優さんの泣いている横顔はキレイだったがそれは外

          その涙は何色か?

          「限りある命なのでね」

          #エッセイ 私の祖父は今、もう残り少ない命を力の限り燃やしている。  ついこの間まで入院先の病院はコロナ予防のため面会禁止だったが、それももう解けた。 「いつどうなるかわからない状態なのでいつでも直接会いに来てもらっていいです」 医者からそう言われて以来、祖母はほぼ毎日足しげく病院に通っている。 祖母だって若くないのに片道一時間毎日通うのは相当厳しいはずだ。 私は祖母の体調と気分の確認のため毎朝LINEをしているのだが、今朝こんなやりとりがあった。 昨日も病院へ面会

          「限りある命なのでね」

          「待つ未来」よりも「さっさと動いちゃう今」

          #エッセイ 「待つ未来」よりも「さっさと動いちゃう今」 あるサイトで見つけて、最近の私のテーマにしている言葉。 これだけ目まぐるしく社会情勢が変わり、あらゆる情報が錯綜する今の時代。未来のために我慢することより今動くことの方に資産価値が生まれやすいよ、ということ。 あ、決してコロナが蔓延して規制がある時にもガンガン外に出歩けとかそういうことを言ってるんじゃないよ? そういう実際の行動うんぬんというよりはもっとマインド寄りの話。 未来のための我慢、って私にはどんぴしゃの

          「待つ未来」よりも「さっさと動いちゃう今」

          ジャーナルの成長記録

          セルフラブという概念を知り、「ジャーナル」をやり始めてから約50日が経ちました。 ここで一度振り返って、進捗状況やその効果を考察してみたいと思います。 セルフラブについてはこちら↓ ジャーナルについてはこちら↓ 効くテーマ、効かないテーマ 毎朝その日の自分の状態を観察しながら「今日一日どんなふうに過ごそうか」と決める『テーマ』 この50日でいろいろなテーマを設定してきたけれど、自分自身に効果的なテーマとそうでないテーマがあった。 🌼効いたテーマ① 「深呼吸をする

          ジャーナルの成長記録

          新たな9月5日

          今日は2022年9月5日。 私がSLEと診断され、緊急入院してから6年が経ちました。 毎年この日になると 「あー○年前の今日入院したんだなー」とか「しんどかったなあ」などと色々思い出すのですが、 今年は例年とは気持ちがちょっと違って。 今朝起きたときから、今日がまるで自分の誕生日のような感覚でした😊 たくさんおいしいもの食べて、うんと幸せな一日を過ごすぞー!!って感じ。 6年前の今日に入院をして以来、一度も再入院になっていない自分の体へのねぎらいと感謝、そしてお祝いの

          新たな9月5日

          腹部エコーで研修医に喜ばれた話

          こんにちは! 今回は、私の体質が珍しく人の役に立ったお話です。 ーーー 私は体質なのか、食べても太ることはない。 というか、3食きっちり食べていても体重をキープできるか減っていくかなので、数日体調を壊すとがくっと減ってしまう。 (ちなみにステロイドを服用していると食欲が増して太るらしいけど、私には全く作用しないみたい) 周りの女の子には羨ましがられるけど、ある程度は身長に見合った体重がないと、日々の生活がしんどいんだよーと言いたい。 そんな、昔からごぼうだとかもやしだ

          腹部エコーで研修医に喜ばれた話

          ジャーナルとセルフトーク

          前回は最近私が興味を持ったセルフラブについて軽く解説しました。 今回はそのセルフラブの一部である「ジャーナル」と「セルフトーク」についてご紹介します。 ジャーナル これはすごく簡単に言うと「日記」のこと。 その日感じたこと、今の想い、その日自分が出来たことなどを振り返りながらノートに書いていくものです。 人によって、朝晩書く人や晩だけの人など自分にあったやり方でOK。 色んな人のやり方を調べた結果、私はヨガ講師でNLPやセルフラブコーチの資格も持つTAMAOさんの

          ジャーナルとセルフトーク

          誤ったイメージをしているともったいないセルフラブ

          こんにちは! 今日は、最近興味を持った「セルフラブ」という言葉について、いろいろ調べていると意外と奥深い話だということが分かってきたので少しシェアしたいと思います。 (まだセルフラブを実践し始めて間もない私の現時点での解説なので、そこはいろいろとご容赦下さい…) 日本と欧米の違い まず皆様は「セルフラブ」と聞いてどんなイメージが思い浮かびますか? 私は「あー自分を愛する、自分を大切にする、ってことでしょ?」って感じ。 と同時に「セルフラブ」という言葉に対してネガティブ

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          衝撃の出会い

          演劇に携わる人ならだれもが知っている世界的に有名な演出家、ピーター・ブルックが今月2日亡くなりました。 彼は、私の原点です。 今日はそんな原点を振り返るお話です。 タイトロープ 私が彼を知ったのは一本の映画だった。 それが「ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古」 たしか原題は「The Tightrope」だったと思う。 世界で活躍する役者たち数名がピーター・ブルックのもとに集い行われたワークショップの様子を撮影したドキュメンタリーのような作品。 そのワークショッ

          衝撃の出会い