腹部エコーで研修医に喜ばれた話
こんにちは!
今回は、私の体質が珍しく人の役に立ったお話です。
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私は体質なのか、食べても太ることはない。
というか、3食きっちり食べていても体重をキープできるか減っていくかなので、数日体調を壊すとがくっと減ってしまう。
(ちなみにステロイドを服用していると食欲が増して太るらしいけど、私には全く作用しないみたい)
周りの女の子には羨ましがられるけど、ある程度は身長に見合った体重がないと、日々の生活がしんどいんだよーと言いたい。
そんな、昔からごぼうだとかもやしだとか言われていた私だけど、思わぬところで役に立ったことがある。
それは数年前に病院で行った腹部エコーのときのこと。
その日はベテラン女性検査技師さんの隣に若い研修の女の子がいた。
最初はベテランさんが私の腹部にエコーをあてていたのだけど、そのうちモニターを見ながら研修生と会話をし始めた。
ベテラン「ほら、ここがこうなっててー」
研修生 「あーなるほどー」
べ 「あ、ここ見て! ○○(臓器の名前)が見えるよ!」
研 「ホントだー!!!」
べ 「普通じゃ脂肪があってここまで見えないんだけど、この子(私)見えるねー」
研 「ホントですねー、初めて見たー!教科書どおり!!」
べ 「もしかしたら△△(別の臓器)も見えるかなー」
エコーごそごそ
べ 「あ、見えた! ここに△△があるでしょー」
研 「あー確かにー!すごーい、勉強になります。」
・・・この会話が数分間お腹の上で続いた。
私は笑いをこらえるのに必死だった。
だって面白過ぎるでしょ(笑)本来の検査の時間を超えてずっと教科書代わりにされてるんだもん(笑)
終わった後ベテランさんに「普通じゃ見えないところまで見せていただいて、とても勉強になったと思います。ありがとうございました。」とお礼を言われたから「お役に立ててよかったです」と答えておいた。
本心からそう思っていた。
実際に目で見たものって忘れないだろうし、そこからいろんな興味も湧くだろうし、将来この研修さんが一人立ちした時に立派な検査技師さんになってくれたらうれしいなと思ったから。
人は、自分が思ってもいないところで役に立つことがあるものですね☺️
ではまた
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