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7月29日~8月4日のきろく

すごい!日記が14日も続きました! → まえ
今週はなんだかネガティブ多めでした。生きててえらい!


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7月29日 にちようび

引きこもりの一日。こんな日がないと明日もがんばれない。
根っからのインドア派でネガティブ。ひとりでごろごろ、最高だ。

ストレングスファインダーの結果をやっとまとめた。

慎重さ、内省、責任感、個別化、戦略性。
こりゃあ引きこもりインドアだいすきにもなるな、という結果で、なんとなく安心感を得た。

トップ5に実行力と戦略的思考力がふたつずつ入っている。
慎重さが実行力に入るのは意外だった。

個別化がどういうものかイメージが付きにくいので調べた。

・無意識に人を観察して、個性や違いを見抜く
・その情報を元にひとりひとり異なるふさわしい関わり方をする
・自分自身も”個”として尊重されたいので、たとえば職業などでひとくくりされるなど、一般論でステレオタイプ的に語られるのがいや
・個別対応したいがために時間を無駄に費やす
ストレングスファインダー®の資質「個別化」の特徴と活かし方

わかる。わかりすぎる。年賀状とか色紙とか、みんなに違うコメントを書きたくて時間がかかる。全員いっしょのコメントを書いている人を見ると、なんとなく切ない気持ちになっていたけれど、これは自分の強みであって当たり前ではないことだったんだ。

公平性もわりと上位にあるので、えこひいき感はよわいかもしれない、と少しだけ思ったけれど、ちがう。公平性を意識しすぎてつらかった時期がたしかにある。えこひいきしてもいいんだ、と自分に許可を出したとたん、生きるのがラクになって、今がある。

ストレングスファインダーたのしい。言語化できなかった自分の性格や特徴を教えてくれる。自分のうしろに道ができるような、過去と今がつながるような感覚。
ゆっくり少しずつ分析していこう。


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7月30日 げつようび

今日は仕事の上司がスタバを差し入れしてくれた。期間限定の「ピーチ ピンク フルーツ フラペチーノ」だ。
わたしは桃が好きだ。好きなフルーツは桃と洋梨。(食感が似ている…)
だから飲みたいと思っていたし、とてもうれしかった。

おなじく差し入れをもらった先輩が、「わ、すごい!桃だ!」と桃感に興奮していたので期待値が上がる。
桃の果肉入りなのでストローは太め。うきうきしながら吸うと、ん?これは桃なのか?と思ってしまった。

すぐにスタバのホームページをチェックする。

ピーチの果肉感たっぷりのフラペチーノ®
ピーチのみずみずしい果肉感と、ストロベリーの甘み、ピンクグレープフルーツのさわやかさな味わいの組み合わせが、真夏の暑い日にぴったりのフラペチーノ®です。
隠し味にグアバのピューレをブレンドし、ピーチホイップクリームをトッピングして仕上げました。

なるほど。これだ。わたしの唯一きらいな食べもの、いちご。なんで桃といちごを合わせちゃうの。つらい。(マイノリティの意見)
苦手だなあと思っていても食べられるものがほとんどなのだけど(ゴーヤとか)、いちごだけはどうしても食べられない。

とはいえ、桃の果肉がごろごろ入っていておいしかったし、いちごが入っていると知ったら自分では買わなかったから、ありがたいなあと思いつつ最後までいただいた。

そういえばもう何年も前から、スタバでの推しは「ほうじ茶ティーラテ」なのだけど、最近になってようやく、世の中にほうじ茶スイーツブームがきていて、わたしのためにありがとうございます。(?)

ほうじ茶だけはいちごとコラボしないように祈っている。
たぶん、する。


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7月31日 かようび

わたしは暑さにめっぽう弱くて、先週も熱中症になってしまったのだが、サングラスはすごさに気づいたのは最近だ。

サングラスはすごい。今まで日傘だけで乗り切ろうとしていた自分が恨めしいほどに。

もともと眼鏡が苦手で、サングラスにも抵抗があった。頭痛持ちなので、こめかみや鼻が締めつけられる感じがして、長時間かけていられない。
小学生の頃から眼鏡生活になったけれど、高校生になるのと同時にコンタクトにした。以降、一日のほとんどはコンタクト生活である。

ただもう今年の夏はえらいことである。夕方16時ごろ、もうそろそろ出かけても大丈夫だろうと少し外に出ただけで、目がやられた。
最初はアレルギーか花粉かコンタクトにゴミがついたのかと思った。いや、これは日差しのせいか、と気づいたのは建物内に入ってからだった。目薬をさしてもかゆみが全くおさまらず、涙が止まらなかった。

持っていたブルーライトカットで紫外線もブロックできると知り、試してみたら、びっくりするほど目がラクだった。まぶしくて眉間にしわを寄せなくて済む。かゆみも涙もでない。頭痛も軽減できそうだ。

問題はサングラス選び。黒くて大きいレンズのものは多いけれど、あれしっくりこないんだよなあと渋っていたが、ついに買った。
丸くて、真っ黒よりは茶色みのあるレンズ。ふちはピンクと紫のあいだ、おもちゃみたいなサングラスだが、いろいろと試着してこれだ、と思った。

そういえば、パーソナルカラー診断で【1st サマー・2nd ウィンター】だったのだけど、これはそのとおりの結果だ。

「黒も似合うけれど、つよくて少しこわそうな、近寄りがたい雰囲気になる。パステルカラーなど紫陽花のような色が、かわいらしさをプラスしてくれて、とても似合う。」

自分がブルーベースだとは確信していたけれど、まさかサマーだとは思っていなかったので意外だった。もともと黒が好きで、診断後もかわらず黒い服をたくさん着ているし、パステルカラーは苦手意識があった。

でも、診断の結果を改めて思い出し、自分はサマーなんだと実感することができた。服も、まだ着たことのない色に挑戦するのもいいかもしれない。サングラスに合わせて、苦手な夏が少しでも楽しくなるような。


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8月1日 すいようび

ドラマや映画を見て「このひとの人生と比べたら、わたしのつらさなんて、全然だ」とかって思ってしまうのは、自分を大切にしてないんだよな、と頭ではわかっている。

たとえばあのこより可愛くないとか、相対的に比較してしまうのは、ずっとだれかに依存してなきゃいけないみたいでかっこわるい。

だれかの抱えているつらさと、わたしの抱えているつらさは、比較するものではない。両方がそれぞれにつらくて、それ以上でも以下でもない。

サクちゃんさんとゆうすけさんの「月刊 自己肯定感」を購読しているのだけど、自己肯定感を高めるには自分を知ることが大事なんだと、なんども書かれている。

今まで意思決定の場面ではつねに「こうしたほうがいいだろうな」という気持ちで選んできた。それは親だったり先生だったり、周りの空気や雰囲気で、「こうしたほうがいいだろうな」がまるで自分が望んでいることのようにふるまってきた。

だからいつも、自分の気持ちや本当にしたいと思っていることとか、夢とか目標とかがわからなくて、なんて自分の意思がない人間なんだろうと思ってきた。

叶え組なんだとわかって、すこし自信が持てた気がした。
自己肯定感が低いんだと知って、生きづらさに理由があったことに安心した。
自分の過去のことや性格、考えていることを言語化するうちに、よくわからなかったもやもやが、いつものしっているもやもやになってきた。

自分の気持ちや行動に名前がつくことはいいことだ。それだけで、存在が許されているような感じがする。
まだまだ自分のことはわからないことだらけだけど、これからも付き合っていかなきゃいきないんだし、いつか自分のことを大切にできるようになったらいいなあ、と思う。

つらさとうまく付き合っていくことは、きっとできる。

7月30日~8月1日の三日間、「月刊 自己肯定感」の連続更新で、ひとりじゃないんだな、なんでも自由に書いていいんだな、と思ったので書き留めておく。


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8月2日 もくようび

さやねえが卒業して、あっちゃんが結婚する。わたしの世代がどはまりしていたころのAKBが終わるような、平成最後の夏。

高校の修学旅行でAKB48の曲をダンスに使ってからというもの、アイドルにのめりこんだ。アイドル特有の用語にも詳しくなった。推しができて、その推しが卒業して、そりゃあわたしたちも大人になったよねと友達と話した。

アイドルがなぜこんなにも尊いのか、はっきり言語化できなくてもどかしい。生きて、アイドルまでしてくれて、とにかくありがとうという気持ち。

推しメンたちの共通点に最近やっと気が付いた。それは、話し方や言葉の選び方、SNSなどで発信する文章が、直感的にすきだということ。

顔・スタイル・歌・ダンス・メイク・私服・握手の対応・認知など、すきになるポイントはたくさんある。ただ、わたしにとっては「言葉」がなによりも大事だ。

今となっては大人気の指原莉乃ちゃんはわたしの人生最初の推しである。(いまもすき)
当時まだTwitterはなく、もっぱらアメブロだったのだけど、一日100回更新、一日200回更新などをやったりして(すごい)、しかも一回一回がおもしろくて(さいこう)、完全にファンになった。(めでたしめでたし)

がちオタクのみなさまは本当にすごくて、総選挙で1位にするほどの課金も、Twitterでの毎回のリプも、それはもう愛がすごい。熱量がすごい。
いつまでたってもわたしは「在宅にわかオタ」でしかないのだけど、彼女から発せられる言葉は本当にすきだ。

顔や私服が好きで、かわいいなあと思うアイドルは何人もいる。でも写真に添えられる文章に興味がそそられることはあまりない。わたしが「このこが推しです!」と宣言するのは、たいていプラスアルファで言葉がおもしろいからだった。

これはもう直感的だし、動物がにおいをかぎわけるような本能的なものなのかもしれない。どんな言葉・文章がすきだなあと思うのか、まだ自分でもよくわからない。もしいつか言語化できたなら、オタ活がはかどってしまうなあと、にやにやする。

なんにせよ、どんなときも笑顔でがんばっているアイドルはみんな尊い。ファンはそれだけで明日も生きようと思えるのだから。
卒業しても結婚してもなんでもいいから、推しがしあわせならわたしもしあわせなのだ。みんな、しあわせでいてくれ。

ちなみにアイドルではないのだけれど、シンガーソングライターの辻詩音ちゃんの言葉はめちゃくちゃにかわいいので、知ってる人が増えてほしい。
(彼女は「かわいい」のことを「きゅーとい」と言うのですが、そんなこと言うきみこそが最高にきゅーといぞ!と思っている)


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8月3日 きんようび

昨日、東京医科大学で女子受験者の点数を減点し、入学者数を規制するニュースがあった。

かなしいのか、おこっているのか、世の中こんなもんかとあきらめているのか、自分の感情がわからない。ただ、研修医をやっている女性の先輩が「どうせ医者になるなら男に生まれたかった」と言っていたのを思い出さずにはいられない。

先輩は専門を決めるにあたって、興味のある科が完全に男性社会であることを気にしていた。女医さんが少ない科では、妊娠・出産に伴う産休の前例がないため、制度が整っていないという。(前例がないから制度が整っていないってどういうことだよ、作るしかないじゃん、てゆうかなんで作らないの)

わたしは、どんな科にお世話になるにしても女医さんだったらうれしいなあと思う。それは男性がいやだとかそういうことじゃなくて。ただでさえ不安な病院で、担当医が同性だったら単純にうれしい、確実に安心材料のひとつになる。

女性は産休があるから?体力がないから?たったそれだけの、それだけの理由で、本当に?
なんだか涙が出てくる。

点数の高い女子受験者が落ちて、点数の低い男子受験者が合格する。そんなことを何年もよしとしてきた大人たちがいるのがかなしい。
女子だからだめ、なんて言われたら、だからおじさんはだめ、って思っちゃうでしょうが。思わずにはいられないでしょうが。

誠実さを忘れて、どうやって気持ちよく生きていくのだろう。

今回の点数操作はただの対症療法でしかない。原因は、根っこは、変えなければいけないところは、もっと他にあるはずだ。なのに。
明るみにならなければ、ずっと対症療法しかしないつもりだったのか。そのことが、こわくて、かなしい。

何がこわいのか、何がかなしいのか。
東京医科大学はしてはいけないことをしたけれど、そこだけを責めても意味がない。医療業界だけじゃなく、日本全体で考えないと解決できないような、大きな問題なんだと思う。

まだあまり自分の感想や考えを言語化することはできないけれど、このこわくてかなしい気持ちは、いつかなにかに昇華したいなと思う。


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8月4日 どようび

花火はカラフルで、かわいくて、すきだ。
でも、花火大会にいい思い出がない。

心臓がどきどきして、切なくなって、熱くて、汗でべとべとになる。

夏休み、花火大会、というだけで行かなきゃいけない気がしてたのはなぜだろう。こういう固定観念はよくおこる。
「しなきゃいけない」とか「こうであるべき」ということはきっと世の中にはないのに。

今日は、花火大会には行かない。自分の意思で、選んで、いかない。


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7月29日~8月4日のきろく おわり → つづく

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