アパマンショップの消臭抗菌スプレー問題について考える。

今回の事故で死者が出なかったのが不幸中の幸い。そして、今回2つ大きな教訓を得ることが出来た。１つはスプレー缶は正しく処分しなけれなばこれだけの事故が起こるリスクがある事。今後どの家庭でも業者でも注意して作業をおこなうだろう。

もう１つはアパマンショップ等の不動産業者にて初期費用に含まれてる抗菌消臭代金がいかにボッタクリであるのか、適当な費用であったのかという事。特にアパマンショップ系列に関しては当たり前のように請求金額に上乗せをしてくるが、スプレー程度で1万円台の金額を取ってた事が発覚したわけだから今後断る人が続出するだろうし、断れないならば消費者庁に訴えるべきだよね。

アパマン社長佐藤の謝罪会見を見て株価が下がる事は必須だろうと思うレベルで中途半端というか他人事のような印象があった。正直損害賠償含めていくらになるのかね。不動産業者なので保険にしっかり入ってると思うが、抗菌消臭代金に関して今後詐欺である事が明確となったので拒否が続出する事は確実だろうね。

アパマン側が「原状回復費は全額負担を検討」ということを後日発表されたが、正直原状回復費用の全額負担が当然では？と思う。検討という表現を使うこと自体論外。こうゆう発言からもアパマンの企業として本質が見えてくる。アパマンショップの株価が下がるだけでなく、今後消臭抗菌代金の詐欺的行為をしていた事に対して新たな契約者からは拒否されるだろうし、契約時に徴収されていた人からは訴えられる可能性もある。少なくとも不動産業界全体への悪影響、信頼性の失墜に免れない。

消臭抗菌の代金を徴収している点については同業者から苦言の声が聞こえる。スプレーでの消臭抗菌は正直意味ない。スプレー単体であっても3000円であることは理解できないが、工賃で一体どれだけボッタくりなのかという話。特に新築物件はやる必要性もない。酷い場合は新築物件なのに鍵交換手数料を取る。鍵交換するのは物件側の事情であって借主に負担させるのはおかしいんだよ。
仲介手数料以外で利益を出したいのは理解するが、そもそも不動産業界は闇。特に賃貸物件は初期費用と退去費用があまりにも高すぎるんだよ。更新料含めて当たり前になり過ぎてるんだよ。