おすすめ最新刊情報_小説編_

<おすすめ最新刊情報>〜12月小説編④〜

個人的におすすめ小説の最新刊をまとめておりますので参考にしていただければと思います。

「僕が僕をやめる日」松村 涼哉 (著)

「死ぬくらいなら、僕にならない?」生きることに絶望した立井潤貴は、自殺寸前で彼に救われ、それ以来“高木健介”として生きるように。それは誰も知らない、二人だけの秘密だった。2年後、ある殺人事件が起きるまでは…。高木として殺人容疑をかけられ窮地に追い込まれた立井は、失踪した高木の行方を追う。自分に名前をくれた人は、殺人鬼かもしれない―。葛藤のなか立井はやがて、封印された悲劇、少年時代の壮絶な過去、そして現在の高木の驚愕の計画に辿り着く。

「ノッキンオン・ロックドドア2」青崎有吾 (著)

HOW=不可能な謎専門の御殿場倒理。WHY=不可解な謎専門の片無氷雨。密室事件と思いきや壁には巨大な穴が開けられていた。犯人の目的とは?(「穴の開いた密室」)トンネルに入った女子高生が忽然と姿を消した。彼女は一体どこへ?(「消える少女追う少女」)など全6篇収録。俺たちには、まだ解いていない不可能で不可解な謎がある。

「僕と彼女の嘘つきなアルバム」高木 敦史 (著)

自分の住む町に息苦しさを感じ東京の大学に進学した可瀬理久は、大好きな写真家・渡引クロエがかつて立ち上げたという創作サークルに入会。しかし廃部寸前で活動はほぼ0。気を落としていると「写真越しに目が合うと会話が出来る」不思議な力を持つ同い年の女の子・渡引真白と出会う。なんとクロエの娘だった。真白は会ったことのない父親を捜しているらしいが、そこにはとある事件が絡んでいて…。青春恋愛キャンパスミステリー!

「わたしの美しい庭」凪良 ゆう (著)

小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。 百音と統理は血がつながっていない。その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。 三人が住むマンションの屋上。そこには小さな神社があり、統理が管理をしている。 地元の人からは『屋上神社』とか『縁切りさん』と気安く呼ばれていて、断ち物の神さまが祀られている。 悪癖、気鬱となる悪いご縁、すべてを断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが――

「数学ガールの秘密ノート/学ぶための対話」結城 浩 (著)

第1章「無限のキャンバス」では、数学が苦手な女の子「ノナちゃん」が登場し、高校生の「僕」との対話が始まります。第2章「直線の限りを尽くして」では、座標平面上に描かれた直線を題材にして「数学を理解すること」を学びます。第3章「暗記と理解」では、数学を学ぶときの「暗記」について、「僕」と後輩のテトラちゃんが対話をします。勉強は覚えることなんだろうか、覚えないですむことはないんだろうか。絶対に覚えなくてはいけないことはなんだろうか。数学をめぐって多様な対話がなされます。第4章「何がわからないか、わかりません」では、数学がわからなくて途方にくれたときの気持ちが話題になります。何もかもわからない。何がわからないかもわからない。そんなどうしようもない気持ちになったとき、どうやって数学を学んだらいいのでしょうか。そのためのちょっとしたヒントと発想法が語られます。第5章「教える・学ぶ・考える」では、数学という科目に留まらず、考えるということの意味について語られます。考える上で大事なこと、学校で、あるいは学校を越えて生涯学んでいくために大切なことを探っていきます。

「あなたの歌声が、わたしを捕まえた」shachi (著), 細居美恵子 (イラスト)

「あの、高家さんって、ANNでしょ?」『歌い手』という存在が当たり前になった時代。高校2年の女子、灰谷杏子はある動画の歌声に強く惹かれる。声質に似合わないラブソングを歌う「ANN」にハマった杏子は、学校で「ANN」が隣席に座っていた高家庵であると気づく。意気投合して協力しながら動画投稿を始めた二人の世界は、杏子が歌詞を書き庵が歌った動画をきっかけに、大きく変わり始める。気鋭の書き手が送る、現代のシンデレラストーリー、登場!

「ドクター・ホワイト 神の診断」樹林 伸 (著)

驚異の診断力を持つ謎の少女・白夜が高森病院の診断協議チーム「DCT」に入って1年。誤診を指摘し、白夜は次々に患者を救っていたが、以前に難病を患った元グラビアアイドルの日比野カンナが、またしても病に冒された。病名は「癌」。しかも子を宿しており、手術、薬物、放射線―いわゆる癌の3大療法では子供を救えない。果たして白夜は母子を助けることができるのか?癌のメカニズムと治療法に挑む、空前の医療小説!

「僕を遺していく残酷な君と、君を忘れられない僕と」竹井10日 (著), 烏羽雨 (イラスト)

女子高生のアスカは、あるとき何かから逃げるように現れた少年と出会う。彼は言葉も知らず、感情を表現することも拙く、“何も持っていない”存在だった。キョウと名付けたその少年が、富裕層の人間用の献体クローンだと知ったアスカ。実は病により自分の余命があと一年しかないとわかっていたアスカは、この世界からいなくなる自分と引き換えに、キョウに何かを遺してあげようと決意する。―遺伝子研究が目覚ましい発展を遂げた社会で偶然出会った、少年と少女の哀しくて少し可笑しい、期間限定の恋の物語。

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