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<無料公開>スマホ決済「PayPay」について考える。

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今話題のヤフーとソフトバンクが提供するスマホ決済システムPayPayのキャッシュバックによる攻勢がニュースになるほど話題となっている。今回のキャンペーンで20%ポイントバックを考えれば大型家電やゲーム機、Apple製品購入が転売ヤー含めて利用しない人が損する仕組みに感じられる。ある意味ソフトバンクが本気で利用者を集めようとしている事が伝わる。
競合他社の決済システム側もこの本気度にどう対抗するのかな?という点は気になるが、このキャンペーン終了後PayPayを使う人がどれだけいるのかは利便性があるか否か。今後も継続したキャンペーンがされなければあえて使う理由がないかもしれない。
「100億円」キャンペーンということで人が殺到しサーバーダウンするくらい良くも悪くも一気に知名度を上げた、利用率を高めたのは事実。キャッシュバックを利用する点含めて最低でも2回以上の利用は期待できるわけだからね。100億円のバラマキではあるが、集客数の数%でも継続利用となればいいという考えなのだろう。実際キャッシュバックが無くなった時にどの程度アクティブユーザーを確保できるか次第だろうね。
PayPayが便利だと感じる人が多いのか、20%還元がラッキーという人が多いのか。今後還元された分を使った後が勝負所。一気に利用者自体を増やす作戦は成功した。課題は継続的な利用をどれだけさせる事が出来るのか否か。今後も継続的なキャッシュバックキャンペーンを継続しなければ今回の還元分使用後アンインストールとなるのがオチだからね。
今後キャッシュレス決済主要な流れとなるにはもっと簡単に決済ができる、安心して利用出来る、メリットがある仕組みが全世代に展開されることが理想である。ただ、サービスが多様になりすぎても定着しないというジレンマとの戦いになるだろう。ポイントカードと同様にどこかで頭打ちとなり、統廃合となる未来があり得ると思う。

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