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学ぶだけじゃダメだよ

地方創生に触れたくて参加した
丸の内プラチナ大学
(前回の記事はこちら)

インプットとアウトプットは
セットにしてこそ、

学びが体力になって、
自分に蓄積されていく。

・・と信じているので、
Noteで毎回レポートを書こうと
決めました。



Day1のテーマは、2050年

Day1は全コース合同で、
学長による、基調講演。

なんと学長は、
前東大総長・・!

そして、
現三菱総合研究所理事長の小宮山宏先生。

これで私も
間接的に東大生だぜ!
という謎のテンションと共に参加してきました。

学長の印象は、一言で言うと、
大将軍・・!
(キングダムでいうところの、
風貌は麃公、頭脳は李牧的な。最強やん)


完全に、私も童w



テーマは2050年

人口MAX、長寿社会、変動する地球環境・・
課題山積のこれからの時代。

成長しない世界を、
どうデザインしていくか、という話。

回す社会

「喉から手が出るほど欲しいものが、
今あるか?
冷蔵庫、洗濯機・・僕が若かったころは、
それが成長の、大きな原動力だった。

だが、モノが欲しいで成長を続けた世界はもう、
とうに終わっている。

既に世界は飽和しているから。

でも飽和は悪いことではない。
回していけばいい。

Day1の講義より


「持続可能」や「SDGs」って、
近年当たり前の概念として定着してきたけど、

なんだかずっと、
わかりやすくて力強い「回す世界」という概念


全ては有限

回す世界、が
どうして力強く思ったのか考えると、

全ては有限である、という大前提を
綺麗事なしに、

様々なデータを基にした

事実ベースで伝えてくれたからだと思う。

こんな事書くのは気が進まないけど、

人と地球に優しい、
持続可能な社会やSDGsといったコンセプトは、

企業のマーケティングアプローチの一つとして、
使われることも、多い

世に求められているから、
環境に配慮せねば

という発想は、
間違っていないとは思うけど、

なぜ世に求められているかを
突き詰めていくと、

そこには、
全てが有限であるという
事実がある。

資源も、時間も、環境も、信頼も。
永遠に変化しないものなんて
この世に存在しない。

学長の専門は、エネルギー科学だそうで、
事実と科学の側面から、

2050年

はたまたその先の未来の
『有限性』について、
語ってくれた。

ここが理解できたことが、

私の中で『回す世界』が

圧倒的にわかりやすくて
力強いものに感じられた理由。

ビジネスフィールドでは、
源流を突き詰めると、

営利になる。(当然たけども。)

「環境に配慮しよう。
(その方が消費者ウケが良くて、儲かるから)」

そんな小言が聞こえなくなる、
アカデミックな世界の話が聞けて、

ありがたかった。
知に没入できた感じ。

本当大学生に戻った気分。


学ぶだけじゃダメなんだよ

「これだけの知がありながら、
課題山積とはどういうことか。

学びだけではダメなんだ。
アクションしないと。


具体的な課題はいくらでもある。

自分では普通でも、
それぞれの知は、他人から見たら財産。

議論し、
正しく使うことができたら、

今起きている問題は解決できる。

自分たちでやる
それができる人材が、圧倒的に不足している。

だからここで、
生々しい課題に取り組んでほしい

Day1講義より


日本最高学府の長が、
知の価値が活かされていない現実に、

怒りと希望をメラメラと燃やして、
伝えてくれたこと。

純粋にかっこいいなと思いました。

私は71歳になった時、
同じように未来への希望を
感じているだろうか・・

(うーん・・正直イメージしにくい)


Active Learningのすすめ

Day1の講義を受けて、
自分は

すっごく近視眼的な視野だったことに気付かされた。

自分の仕事を通じて、
小さくても
「回す社会」のエネルギーを生み出せたら。

そんな気持ちで、
体温が1度上がったような感覚。

「僕は教育という言葉が嫌いだ。
上から下へ教えてやっているという姿勢が。

学びは双方向。
課題に対して、お互い本気で考えたら
本当に面白いんだよ。

そこには上下関係なんかない。
Active Learning、
これが学びの本質」

Day1講義より


さて、会社の枠を超えて
社会を回すエネルギーを、
Active Learningで感じてこよう。

講義後のビール

気の遠くなるようなスケールの話を聞くことが、
好きだったなと、
大学時代を思い出しつつ、

お腹が空いてちょっとクラクラ・・

そんな学生にうれしいことに、

実はこの学び、
食事が付くんです・・!
(おいしいもの好きにはたまらない・・!)


講義後には、隣のキッチンで作られた
できたてのお弁当とビールで懇親会。

優しい味付けでとってもおいしかった♡

食事を頂きながら、
高校生~定年後の方まで、

普段の生活では関われない人たちと会話を楽しみました。

いつもの自分の人生から、
少し飛び出すだけで、

見える景色が変わるもんだ。


夏の終わりのビールは、
仕事終わりの爽快感とは違い、

明日への乾杯のような、味がしました。

次回はDay2のレポートをお届け予定!

気になる方(いるのか!?)は、
フォローしてお待ちいただけたら、
泣いて喜びます♡

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