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仕事も家庭も!は欲張りか?

先日、会社の産業カウンセラーと面談をした。

自分の考えって、わかっているようで、
わかっていないことが多い。
頭の中でどんどん流れてしまうから。

だから、言葉にして口から出して、
脳から離してみる(話してみる)

すると、
『あ、私こう思ってたんだ』
と客観的に認識ができて、
次の選択のヒントが見つかることも。

だから、私は割とこういう機会が好き。

聞き手の客観的な立場から、
私の話をまとめてくれたり、
新しい視点を加えてくれることで、
また一層自己理解が深まる。

先日のカウンセラーとの面談は、
まさにそんな時間だった。

仕事において大切にしたい
私の価値観は、
簡単に言うとこんな感じ。

・私が『ワクワクする』『やってみたい』と思える、クリエイティブな仕事内容であること

・成果に対しての適切な評価があること

・家族との時間も、自分の時間も大切にできること

これ、全部叶えたい。


カウンセラーの目には、
私は欲張りに見えたようで、
こんなアドバイスをもらった。

・本当に大切なことの優先順位をつける

・大切なことのために、順位の低いものから手放す、または受容する(甘んじて受け入れるという感じ)

これを聞いた時、
『なるほど〜』と言いつつ、
心の中では【違和感】を感じていた。

というか、心がその考え方を
瞬時に却下していた感じ。

今の私の優先順位1位は、家族との時間。
2歳の子供を中心に、
家族の時間を楽しみたい。

でも私は、それが満たされてたら、
『仕事のやりがいや評価はしょうがないよね』
と思えるタイプではないのだ。

私の中では、
この3つのは、
【3つで1つ】のイメージ。

全部の満足度がほどほどでも、
バランスが良いなら、それなりに納得できる。


でもどこかが極端に凹むと、耐えられない。

どこかが極端に突出すると、
他の部分をそのレベルに追い付かせようとして、
しんどくなる。


だからこのバランスを保ちつつ、
その円を大きくしていくことを
私は望んでいるんだと、発見があった。


これは欲張りなのか?

少なくともカウンセラーの目には、
そう見えた印象だった。

でも本当にそうなのか?

例えば、仕事における欲として、
『仕事で何がなんでも結果を出したい!そのためには多少の犠牲を厭わない!』という人もいる。

こういう人は『欲張り』と言うより
『熱心、情熱的』
という言葉で表される。

情熱を傾ける先が一つの場合、
キレイな言葉でまとめられるのは、
なんだかずるくて、そして羨ましい。


私は多方面へのバランスの良さと、
その満足度を大きくすることに
情熱を傾けたい。
ただそれだけ。

情熱を傾ける先が複数あると、
欲張り、なのか?

たまに顔を出す、脳内に住むネガティブな私も、
『欲張りすぎるから、全部は無理』
『そんなうまくいかない』
と言葉をささやくことがある。

そして、全体のバランスを良くしたい、
という気持ちに
蓋をしそうになることがある。

でも本来、情熱の注ぎ方は人それぞれ。

一点突破でも、多方面でも
どちらが正しいとか、
正しくないなんてことは、ないはず。

だから、『欲張り』という簡単な言葉で
心の声に蓋をするのは、もったいない。

もっとニュートラルに
自分の気持ちと向き合って、
私は私の心地よいスタイルを
確立していくことに、
真摯に向き合っていいはずだ。

常にこの考えを持つことは、
なかなか難しいけど
少なくとも『そうありたい』と
今の私は強く思った。

そんな面談時間でした。

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