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素読をする…味わうように読む

素読とは、
意味や内容の理解はひとまず置いておいて
文章を声に出して読むことです。

何度も繰り返し読むことで、
文章の真意を脳や身体に直接インプットします。
そして潜在意識の中に記憶させていき、
理解を深めていく方法です。

江戸時代では、藩校や寺子屋で
人づくりや道徳教育の適切な方法の一つとして
明治の中頃まで盛んに行われていました。

声に出して読む
目で文字を見る
耳で音として聞く
身体と心で感じる
という、感覚器官を通じて
心身に染み入るように読んでいくこと。
それが素読の本質なのです。

心身の感覚をフルに使って、
論語の言葉を味わってほしいのです。

『感覚を磨き、自己を研ぎ澄ます』


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