香月仁

香月仁(こうづきじん)と申します。 ふと思ったことを書きます。小説や詩や短歌も少々。 …

香月仁

香月仁(こうづきじん)と申します。 ふと思ったことを書きます。小説や詩や短歌も少々。 性自認女性、パンセクシャルです。

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パンセクシャルなわたしは性別の認識の仕方がちょっと変わってるみたい

パンセクシャルなわたしは、恋愛対象に性別の垣根がない。好きになった人が男性だったり女性だったりトランスだったりノンバイナリーだったり、、なんだけれど、なんていうのかな、性別はその人の構成要素のひとつとして捉えているところがある。そして、それも含めたその人だから、大切な要素ではある。 たとえば、今の恋人はノンバイナリーなんだけれど、それは彼女の大切な感覚だと思っているし、もし彼女の性自認が女性に振り切っていたら、それは最早今の彼女とは違う人物だから、好きになったかどうかもわから

    • 【短歌】ポテサラを

      ポテサラを頬張る君の横顔が魔法をかけた絶品の味

      • 三ツ矢先生に自分を重ねて笑ってしまった

        「三ツ矢先生の計画的な餌付け」最終回でしたね。 ネタバレありなので、これから観る予定の方は、お気をつけください。 「先生に幸せにしてもらおうとは思っていません。先生の側で勝手に幸せになります。」この、石田くんの台詞が素敵だなぁと心地よくなりました。 幸せと言うのは感じるもので、してもらうものでもしてあげるものでもないのだから、「勝手に幸せになる」という彼の潔さが心地いいのです。 で、本題は、その後の三ツ矢先生の台詞 「もう無理。降参や。」 ぷっと吹き出してしまいました。

        • 中学生なりの、それぞれのサバイバル

          親は地元で商売をしていた。当時としては珍しい商売だった。 小学生のときはさほどでもなかったが、中学では好奇の目を向けてきたリ、嫌悪する教師もいた。 「おまえらには嫌な思いさせたよな」と、父が言うので 「わたしはそうでもなかったよ。先生当たりがよかったんだと思う。」と言ったら 父は「おまえは真面目で素直だったからなぁ。」と言う。 姉は反抗的だったから目をつけられたというのだ。 たしかに、そうだった。 わたしに対して「おまえの姉ちゃんはなぁ・・」と姉の悪口を言う教師もいたりし

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        パンセクシャルなわたしは性別の認識の仕方がちょっと変わってるみたい

          【短歌】あるもので

          あるもので一緒に楽しむ幸せにないものなんて些細なことだね きみがいるわたしがいると互いに笑顔望むしあわせフィフティフィフティ

          【短歌】あるもので

          月が綺麗

          「絵を描いて欲しい」と、彼女が言った。わたしは絵を観るのが子どもの頃から好きで、中学生の頃には隣県の美術館へ一人で行っていた。なけなしのお小遣いは、絵画展チケットと電車賃に消えた(笑) 描く方はあまり上手くはないが、時折描きたくなってパステル画を描いたりする。 「いいよ。何を描いて欲しいの?」 「海と空と月と2人の姿」 「夜?昼間?」 「昼間で青空がいい」 なるほど。昼間の月を2人で眺めるのか。面白そう。 夜の月もいいけれど、昼間の月も好きだ。 出来上がったのが、この絵。

          月が綺麗

          望まれること、望むこと

          わたしは相手が何を考えているのかを察する能力がとても低い。ASD値がそこそこある発達凸凹グレーゾーンなので、基本的に、言ってくれなきゃわからないのだ。「え?嘘でしょ?」って言われるけれども、察しているのではなくて、単なるデータベース処理なのだ。 これまで生きてきた経験と知識を総動員すれば、ある程度は憶測できる。その憶測も間違っていることはある。所詮わたしという個人の経験と知識でしかないから、あたりまえだ。間違いだったら、これは間違いというデータが増えるので、データベースとして

          望まれること、望むこと

          【短歌】こおろぎの

          こおろぎの愛を奏でるその声に熱帯夜でも残暑だと知る

          【短歌】こおろぎの

          物価高騰が直撃するので弱音をはいてみた

          物価が高騰している。家計を節約するにはどうするか、、というテーマを皆が抱えている。 わたしとしては削るところは殆どない。「ここが節約できます」「こうすれば節約できます」なんて、メディアではいろいろ言われているけれど、そんなことはわたしにとってはデフォルトなのだ。 え?そんなことを今更?って感じである。 要するに、かかる経費はかかるのだ。 まあ、切り崩すものがまだあるだけマシなのかもしれないが、そこに頼っているわけにもいかない。わたしには目と鼻の先に老後があるのだ。 かかる

          物価高騰が直撃するので弱音をはいてみた

          【短歌】ありのまま

          ありのまま知りたいんだと君はいう言葉どうりだね欲しかった愛

          【短歌】ありのまま

          三ツ矢先生にもの思う

          三ツ矢先生のドラマ 「色恋なんて今更めんどいしな。フリトもおるし十分よ。」 うん。わかる。 本気でそう思ってた。 恋愛はもういいやぁ。大事にしてくれる友達もいるし、十分だぁ。 「今の生活は手離されへん」 穏やかに生きていくんだぁ!! だよね! 「おまえには感謝しとんねん」 うんうん ほんとにほんとに感謝してる。 傷ついたことはあったけど、傷なんてとっくに癒えた。 「幸せやで、今、僕は」 ほんとにね 穏やかな日々で幸せ それはほんとのことだった。 寂しくないと言え

          三ツ矢先生にもの思う

          炎上について思うこと

          ネットの炎上って一瞬だけど、その一瞬で失うものが多い人がいるのよね。葬り去った側はすぐ忘れちゃうんだよなぁ。。 理不尽ってそんなものだな。 そもそも炎上しちゃうのは、批判否定なんだけど 自分がよく知らない人に対して、ひとつの発言とか行動だけで全てわかったみたいに、その人そのものを否定しちゃうのが異常なんだよね。 それが異常でおかしくて笑っちゃうようなことだって、大抵の人はわかると思うのだけれど、その否定に尤もらしい理屈をつける人がいて、その理屈に乗っかる人がいるもんだから、

          炎上について思うこと

          線引きの癖はどこから?

          「わからないもんねって線引きする癖が、仁にはあるよね。」 彼女がそう言ったとき ああ、確かにそうだなって思うと同時に泣けてきた。 「それが仁の身の守り方だもんね。そうやって自分を守ってきたんだから、それごと大事にしたいんだ。」 夜中のオンラインTV電話(TV電話って、今は死語?ww)。酔っぱらってて眠くて、このまま寝落ちするだろうな・・っていう状態の彼女は、すっごい本音を頑張って伝えてるのがわかる。 それごと大事に「したい」けど、線引きを感じたときに悲しくなっちゃうんだ

          線引きの癖はどこから?

          【詩】花火

          あなたの心に響いているだろうか 祈る気持ちで眺めた花火 君も観ているかなと あなたも眺めていたことを どこかで感じとっていた あの瞬間に想いを馳せて 今年は音だけ聴いている 今頃きっと観ているね わたしは音に耳をすませて 心はあなたと共にいる

          【詩】花火

          子どもっぽさ

          先日、出かけた先に「射的場」ができていた。 縁日にあるような射的。お菓子の箱とかが置いてあって、コルク玉を銃口に詰めて打つ、あれね。 わたしはこういうのが結構好きで、見かけたらやってみたいなと思うのだけれど、なかなか「やってみようよ」とは言えない。夏休みなので、小学生の男の子たちが入っていく中、おばちゃんが入るのはちょっとばかり勇気がいるし、人を誘うのも気が引ける。 でも、いいなぁ。。やりたいなぁ。。 店を覗いてたら、彼女が言った。 「やりたいの?入ってみる?」 彼女は自

          子どもっぽさ

          どこかで聞いたような(;^ω^)

          彼女が「こんなドラマ始まるらしいよ!」と教えてくれた。 https://tver.jp/episodes/epw04d3vwl わぁ!面白そう!! そう思ってたら、、彼女は気になって原作の漫画を読んだらしい。 (気になると居ても立っても居られないんだよね・・そういうところ、わたしはとても好き) 「料理家の先生はさ、ゲイなんだけどね。もう恋愛はいいかなって思っててね。。」 ん? どこかで聞いた話 恋愛はやりきった。一所懸命で幸せで苦しくて、嬉しくて辛くて、お腹抱えて笑っ

          どこかで聞いたような(;^ω^)