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物価高騰が直撃するので弱音をはいてみた

物価が高騰している。家計を節約するにはどうするか、、というテーマを皆が抱えている。
わたしとしては削るところは殆どない。「ここが節約できます」「こうすれば節約できます」なんて、メディアではいろいろ言われているけれど、そんなことはわたしにとってはデフォルトなのだ。
え?そんなことを今更?って感じである。

要するに、かかる経費はかかるのだ。
まあ、切り崩すものがまだあるだけマシなのかもしれないが、そこに頼っているわけにもいかない。わたしには目と鼻の先に老後があるのだ。

かかるものはかかる。しかも、物価高騰でこれまでより余計にかかる。

そして・・ここからが本題なのだが
収入に、世の節約志向が直撃するのだ。

士業の自営業をしている。節約のためにどこを削る?となったら、真っ先に削られるところに、わたしの仕事はある。「やりたいけれど、今は我慢しよう」「必要なのはわかってるけれど、そこにお金をかけるより食べる方が大事」「なんとか独学で、お金をかけずにできるだけ頑張ろう」というわけだ。

わたしとしては、もちろん金額分の提供はする。同業者からは、その腕ならもっと高額でもいいとも言われる。
けれども、そもそも皆生活する必要があるわけで、そこにお金をかける気になれないのだから、どうしようもない。

結局、支出は増えるが収入は減るという事態が出来上がる。物価高騰はわたしに直撃するのだ。

以前、同様の事態になったときは、ひと工夫して、それが存外人の目にとまり乗り切った。

「副業探したほうがいいかなぁ・・」
そんな弱音をポツリとつぶやくと、彼女がいろいろと意見をくれて、取り入れてみてもいいかなという案が、ぼんやりとだけれど見つかった。
どのようになら実現できるのか?どこに投げかけるのか?既存の仕事とのバランスや兼ね合い、それにかかる経費、自分のキャパシティ、セキュリティ対策・・精査しないといけないな。

弱音をはくというのは大事だなと思った。

この年まで生きていると、例に漏れず、何度か窮地にたったことはある。いつもひとりで抱えて乗り切ってきた。自分だけのことではなく家族を抱えて頑張ったこともある。相談相手はいなかったし、弱音をはいても仕方ないと思っていた。

自分だけで抱えていると、自分ひとりだけの発想しかない。そもそもネガティブな事案だから、新しい発想は浮かびにくい。

ポロっと弱音をはいてみたら、視野が広がった。
そして、なにより、わたしが抱えていることを知ってくれている人がいるという心強さ。

真剣になるが深刻にはならないという、能天気な性格だけれど、心細かったんだなぁと気づいた。
「今頃気づいたの?おっそいなぁ!」
と旧知の友人たちは皆笑いそうだな(^-^;

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