「withコロナ時代のコミュニティマーケティング考ver1」を読んで。
いつもチェックしておいた方がいい
リソースを教えてくださる櫻木さんが、
今朝シェアなさっていた
「withコロナ時代のコミュニティマーケティング考ver1」。
読んでみたところめちゃくちゃ面白い!
そこで、
自分の考えをまとめてみました。
▶「コミュニティマーケティング」とは?
記事の執筆者 小島さんによると、コミュニティマーケティングの目的は、Sell Through the Community を実現すること。
つまり、コミュニティマーケットとは、モノ・コトを売る「場」のこと。その「場」の分析や構築がコミュニティマーケティング、ということですね。
そのマーケティングで欠かせない要素として、小島さんは「コンテキスト・オフライン・アウトプット」3つのファーストを挙げています。
とはいえ、この3つのうちでも特に、着火剤的な役割を担っているのが「オフライン」ファーストの考えなのだとか。
▶分解して分かる「オフライン」の強み
小島さんは、オフラインは火をつける場所、オンラインはそれを広げる場所というように、それぞれの特性を生かした方法を推奨なさっていますが、オンラインで「火をつける」ことはできないのでしょうか?
そんなはてなが浮かんだところで、
小島さんは「オフラインファーストの役割を分解」して、オフラインの持つ特性を説明してくださっていました。
オフラインだと、
誰が合意しているか、誰に響いているか、が感じやすい。
↓
共感の連鎖が促しやすくなる
そう、オフラインとオンラインの違いとは、「感じやすい」「共感」という言葉からも分かるように、まさに「感覚」の問題なのです。
(少し考えてみると、そういった小さな「違和感」が、ストレスにつながってしまっているんだろう、いうことが頭によぎりますよね。)
では、どうしてそう「感じる」のか、というと。。。
□安心できる場の提供:そこがどんな場なのかがわかりやすいので、参加者が安心する。その結果、周りの状況が見えやすくなる。
□反応が伝わりやすい:ちょっとしたうなずき等のリアクション、笑い声など人の反応がリアルに伝わりやすい。共感が広がりやすい。
□行動が行動を呼びやすい:先に行動している人に気づきやすい、見つけやすいので、安心してフォローできる。結果行動やアウトプットの連鎖が起こりやすい。
なるほどなるほど。
でもこうやって「オフライン」の強みが理解できたなら、「オンライン」でもそれを再現すればいいですよね!
そう思っていたら、小島さんも「逆にこれらの要素を実現できれば、オンラインだけでも熱量の連鎖を作れることになります。」と書いていらっしゃいました。
(こんな発想ができるようになったこと、先読みできるようになってきたことにほくほく🍠)
▶「オフライン」に負けないオンライン・コミュニティを作るには?
小島さんの言葉は「どのオンラインツールを使うか、という事以上に重要だと思われるのが、初期メンバーの集め方と、ファシリテーターの力量です。」と続きます。
初期メンバー、、、確かに、スピード感を持って進めていくためには、しっかりとしたメンバー集めが必要になってきそうですね。
でも、オフラインで人を集めながら、その熱量を図るのは、結構なハードル。もし、すでに知っている人が大勢いて、ある程度のフォロワーがいれば良いのでしょうが。
そこで、小島さんはそんな「これからコミュニティを立ちあげたい」「コミュニティ立ち上げ途中」人に向けて、こんなアドバイスをくださっています。
3つのファーストのうち、オフライン以外のコンテキストファースト、アウトプットファーストをもっとしっかりやる。そして、オフラインファーストで実現していたことを別の手法で代替する。
まとめるとこんな感じ。
>コンテキストファーストの徹底:いままで以上にコミュニティのゴールや関心軸を明確にする。
>トラストファーストの実施:コミュニティのファーストピン候補(リーダー層/フォロワー層)との信頼の醸成を最優先。安心できるメンバーと場づくりを行う。このステップを飛ばしてのコミュニティ拡大は失敗のもと。
>アウトプットファーストの工夫:オンラインならではの、アウトプットの促し方を考える。
3つのうち、コンテキストファーストの徹底は、オンラインでもできそうです。
一方で、トラストとアウトプットはどうでしょう?
▶トラストファーストをオンラインで実現するには?
小島さんのおすすめされていた3つのステップをご紹介します。
ステップ1:正しい候補者=コミュニティのコンテキストにあったファーストピン候補を見極める。
ステップ2:コミュニティスタートの前に、個々の候補者とのパーソナルな信頼を構築する。初見の場合は、オフラインの接点がある人に紹介してもらうのも有効。
ステップ3:候補者同士をオンラインでつなげ、コンテキストの共有と具体的なアクションを設定する。
小島さんは、これらのステップが決して容易ではないと仰る一方で、それがオフラインになることで、話を機会が増えやすくなることで、信頼関係が構築しやすくなる可能性もある、とも仰っています。
▶「変化を受け入れ、対応する。それがマーケティング」
小島さんも仰っていましたが、「オフラインにあって、オンラインにないもの」を分析し、オフラインでそれを補っていけば、オフラインスタートよりも、むしろスピード感を持って進められるかもしれない。
この記事を読んで、
今でこそ、「Afterコロナ時代に向けて、オンラインとオフラインを賢く使い分けていこう」という動きが出てきていますが、小島さんのように、Beforeコロナから、それぞれをしっかりと分析し、使い分けていらっしゃる方もたくさんいらっしゃったのだ
と気付かされました。
そんな先輩方に続くべく、いろいろな考えに触れ、自分の中に落とし込み、創造力を養っていかねば!いきたい!と思うのです。
最後までお読みいただきありがとうございました♥ サポートいただいたからには、もっともっと頑張りますっ!💨 これからもよろしくお願いします!