【2024MVP受賞者インタビュー】2年越しの栄光のMVP受賞そのわけとは!
こんにちは!Rise UP編集部です。
今回は、先日開催されたRise UP AWARDで栄誉あるMVP賞を受賞されたメンバーへのインタビューをお届けいたします。
〈MVP受賞の裏側とMVPへの想いをインタビュー〉
今年のRise UP AWARDでMVPを受賞された金児 泉希さんからお話を伺いました。
―受賞した率直な感想について教えてください
やっと!ついに!という気持ちでした。
というのも、2年前にMVP賞を受賞したナヨン氏(金 娜延:キム・ナヨンのあだ名)の取材を担当させていただいた際、彼女の仕事への熱量や、MVPの受賞理由である取り組んできた事を知り、「自分もあの場所に立ちたい!」と強く思いました。その時からMVP受賞を狙っていたので、2年越しに受賞できたので本当に嬉しく思います。
受賞が発表され、サプライズでいつも一緒に働くメンバーのメッセージ動画が出てきた時は涙が出ました。本当にみんなのおかげでこの場に立たせていただけたという感謝の気持ちが溢れましたね!
金 娜延(キム・ナヨン)が受賞された際のインタビュー記事はこちら
〈MVP受賞となった要因とは?〉
―受賞直後の感想をいただきましたが、今回の受賞においてこれから深ぼってお話しを伺いたいと思います。
―昨年はDelightMore賞を受賞、今年はMVP賞! その差が出た要因は何だったのでしょうか?
「再現性」「影響範囲」この2つが今回の受賞の要因として大きかったと感じています。
前年はMVPを狙って色んなことにチャレンジして来てましたが、自分で頑張るという意識が強かったように思います。これまでの経験やスキル、ノウハウをもって取り組んできたことが中心で、そうすると様々な取組に対して再現性のない状態、結果大きな成果に繋がらないケースがあったと感じています。
今年は、チームで目的・目標を達成するための行動が意識的にできたと感じていて、言語化と可視化を繰り返しメンバーに上手く伝えていくことで、どんな状況においても一定のクオリティを生み出す取り組みに繋げられたと考えています。
そうすることで、自分自身にゆとりが生まれてまた新しい挑戦ができるという理想の働き方を実現できていたように思います。成長の機会も多い充実感のある一年でした。
あとは、前回と大きく差が出た要因としては業務内容の影響範囲の幅が狭かったという点です。改めて、私はチームや組織にどれだけ還元できる取り組みをしたか?と振り返った際に、全然できていなかったんだなと考えていました。
「Rise UPのHRではなく、グループのHRである」をどれだけ考え行動できるか、常に上司が伝えてくれていて、その甲斐あってか(笑)、かなり意識して取り組むことができたと思います。
―ありがとうございます。今回受賞に至った取組について、どんなチャレンジをされてきたのか教えてください。
たくさんあって、、どれから言おう(笑)
一つが「Rise UP公式部活動制度」を起案し、正式に社内で制度化したことです。現在は社内の皆が楽しめる制度ができたのかなと考えています。
※金児さんが制度化した「Rise UP公式部活動制度」についてはこちら
この制度はすぐに実施できたわけではなくて、Rise UPの目指したい組織像から目的と背景を設定したり、制度化後のリスクや運用面での影響範囲など、不備がないよう仕組みづくりを整え、Rise UPへ何度も提案してきました。運用が開始してからもみんなが楽しく自由にコミュニケーションが取りやすい状況、環境作りをさらに実現すべくアップデートを重ねてきました。
もう一つが、グループスローガン策定や浸透促進についてです。
グループ会社のHRとして自らリードしてきた役割になります。
この取り組みは2年前から進めてきたプロジェクトで、それまでは各会社ごとにMISSIONやVISION、VALUEなどを掲げていましたが、よりグループ会社の強みを活かしたり、シナジーを生み出すことを実現するため共通の目標を作ろうと考え、グループでMISSION・VISION・SLOGANの策定を提案し、進めてきました。
※グループミッション・ビジョン・スローガン(MVS)の策定についてはこちら
グループ初のMISSION・VISION・SLOGAN(略:MVS)浸透を加速させるため、グループ3社(T-Garden、Rise UP、ホテラバ)のマネージャーが一同に集まるグループの垣根を越えたMeet upを企画・実施しました。
各社のマネージャー50名ほどで1泊2日の合宿を行い、MVSの理解とより促進できる関係・環境作りを目的としていました。「互いを知らない中でスローガンを体現することなんてできない」と考えていたので、まずは繋がりをつくる、広げることを意識していました。
実施後は、どんな方がどのような事をしているのかを知れたり、Meetupをきっかけに垣根を越えた業務の繋がりや相談の場も生まれたという声もいただき、その点は狙い通りだったと思います。
終了後、各メンバーに合宿の内容を共有してもらったりと、グループスローガンを広範囲に広げるきっかけを多くの人を巻き込みながら完遂できた取り組みでした。
―「Rise UPのHRとしてではなくグループ会社全体のHRとして自身が何をすべきなのか」を考えたり、「グループスローガン浸透をリードし、後押ししたい!」と思ったきっかけや、その情熱は、どのようにして生まれてきたのか教えてください!
私は今年、新卒でRise UPに入社して8年目になります。
大学卒業後、右も左もわからないヒヨッ子(笑)に、たくさんの学び・成長の機会をくださって、問題児の私を諦めず育てていただいた感謝がありますし、そんな文化があるRise UPが本当に好き!という強い気持ちが大きな要因になっていると思います。愛です(笑)
あと、Rise UPはVISION DRIVENの会社で、VISIONをより実現するためグループ会社になったと思うので、グループMVSをつくることがVISION実現に向けて大事なことだと感じていました。
Rise UPの一員として一緒に会社を創っていきたい!という想いが根底にあったことが、私を動かす原動力になっていると思いますね!
あと、「会社は事業を創っていくことと組織を創っていく意識を同時に持つことが大事」といろんな場面で教えてもらっていて、自分の中でもその考えにすごく腹落ちしているからかなと。だからこそ、現在はCorporate本部のHRグループと、モアコンタクト事業部を兼務し、組織と事業の両方から貢献できるよう日々お仕事をしています。
ー会社に対しての愛情が生まれてきた金児さんですが、現在の役員になった皆さんと触れ合う機会も多かったと思いますが、会社全体を見据えた考え方、視座の高さみたいなのは感じたこともこうした取り組みへの影響もありましたか?
大きく影響していると思います。視野の広さ・視座の高さは全く違う、桁違いです(笑)
迷った時には、臆することなく話しかけにいきますし相談するので、フィードバックをもらえる回数も増えますし、みなさんの考え方に触れ続けることができるので、まだまだ足りない事もたくさんありますが自身の考えが会社全体や色んな角度から物事を捉える良い癖がついたのではないかと思います。
Rise UPあるあるだと思いますが、代表取締役のトニーさんや役員メンバーのみなさんとても話しかけやすいので安心してガツガツ行ってください!(笑)雑談とかめっちゃしますし(ほとんど雑談かも…?笑)、その関係が仕事の場でも活かされていると感じるタイミングは多々あります。
ー新しいことへのチャレンジは、最初躊躇ったり、進めることが難しかったりすることもあったのではないかと思うのですが、その点はどのように捉えていますか?
実は初めから100%できるだろうと思って何かに取り組んできたことはほとんどなく、「できないかもしれないけど、できるようになりたい」という好奇心で手をあげてます!あとは、「これができる自分かっこいいな」とか「できたらすごいことになるやん」、「事業や組織がもっと良くなるぞ」って実現できた先をイメージできることの方が大事だと考えています。
ありたい姿、なりたい姿を常に想像することを意識して仕事に向き合っているので、今は臆することなくできてきたかな?と思っています。
あとは先ほどお伝えしましたが、助けてくれる人がたくさんいるので何とかなると思っています(笑)
〈AWARDの重要性について〉
―今回は初MVP賞を受賞しましたが、そんな金児さんが考えるAWARDの重要性、大切さってどういうところだと考えていますか?
まずは「RUの一員であるという認識ができる場」だと思います。
働く拠点が複数に別れているので、直接顔を合わせて会える機会は貴重で我々は一緒に仕事をしているんだと感じられる場になりますね。だからいつも、AWARDの日はワクワクします。
もう一つが、「一度立ち止まって自身を振り返る場」だと思っています。
今回の表彰は会社の掲げるVALUEに沿って前期22期にどんなことを頑張ってきたのかを、各賞を通じて振り返り受賞者を皆で労う事もそうですし、参加者自身も自身の行動はどうだったかを振り返る機会になっていると感じています。
一生懸命走ってきたけど、改めてみんなで振り返り、来年は自分はどうなりたいかを考える機会になっていると思います。
そして「VALUE文化を可視化する場」です。
表彰は、各VALUE賞、MVPは各VALUEを総合的に高いレベルで体現した人に送られるので、Rise UPが大切にしているVALUEが形骸化しないように、VALUE文化をまさに可視化する場になっているので、重要性の高い社内イベントの一つだと考えています。
―実際、参加した人たちにはどのような影響があると考えていますか?
冒頭にお伝えしたように、私はこのAWARDでMVP賞を受賞したナヨン氏をきっかけに「あの場に立ちたい」と思い頑張ってきたので、同じように感じてくれている方が増えているのではないかと思います。
私はAWARDを運営する側でもあるので実施後に色んな感想を聞く機会がありますが、1つの目標として次回は受賞したいです!でだったりあそこに立って表彰(称賛)されたい!と感じてくれる方が増えてきてるなと感じています。
運営側としてはとても嬉しいですし、HRとしてはそうなることも一つの狙いでもあるので、活躍した人たち(VALUE体現者)を全員で称える文化醸成を促進する設計を今後も考えていきたいと思います。
〈MVP受賞後の今後について〉
周りの人にいつも支えていただき手にできた念願のMVP。今度は一緒に働くメンバーが表彰台に立つことができるようサポートしたいと思っています。そのために、メンバーがもっと楽しく働ける環境、もっと挑戦できる機会をつくっていきます。
また、そんな素敵なメンバーがたくさんいるRise UPの魅力を社外の人にもっと知ってもらえるような取り組みをリードしていきたいと思います。
〈あとがき〉
前期のRise UPでは、目標として「自らつながりを生みだし、最高の驚きと感動を」という言葉を掲げ、他部署やグループ会社とのつながりを生み出すことで、新たな予想外価値を提供しようと全社をあげて取り組んできました。
その中でも、金児さんの受賞に至るまでの経緯や、それに向かう行動力は会社の目標を体現しており、正にMVP賞の受賞にふさわしい成果を生み出されたと再認識できたインタビューでした。
会社への愛着と、そこから生まれる熱意で様々な人を巻き込む姿はRise UPのVALUEそのもの。
第二、第三の金児さんが誕生できるようにお手本として、そして金児さんの今後更なる活躍を期待したいですね。