【イタリア発!母ちゃんの日記〜子育て編】ママ友とのテキストコミュニケーションは学びの宝庫!という話
こんにちは!
いつも母ちゃんの毎日noteを楽しみにしていただきありがとうございます。
今日は何についてnote書こうかな、と思っていたらメッセージが「ポーン!」と入ってきました。
Ciaooooooo!
んん? oが多いでしょ?!ということで、
イタリア語のカジュアルなショートメッセージってどんな感じなの?という話を簡単に書いてみようと思います。
それでは、スタート!
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■子供達のクラスの連絡網はワッツアップ
イタリアではテキストや音声メッセージのやり取りはワッツアップが主流です。
日本のLINEのような感じ。
ワッツアップのアプリがスマホに入っていない人はいない!!というくらい日常的に使います。
そして、スマホの普及に伴い子供たちのクラスの保護者のグループも必ずワッツアップで作られるようになりました。
この保護者グループでは個人的なメッセージのやり取りほどくだけた言葉や文章は出てきません。
連絡事項や、「明日までの国語の宿題は何ページかどなたか教えてください!」みたいな内容です。
メンバーはクラス全員の主にママさんたち約25名。
我が家は3人の子供たちごとに保護者グループがあります。
ポンポン流れてくるメッセージを読むだけで、実は母ちゃんにとっては言い回しや言葉の勉強になっています!
・なるほどね、こんな場合はこう言うのね!
・返事はこんな感じね。
・ここでこのスタンプを使うのね。
といった具合。
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■では、ママ友との気さくなメッセージのやり取りってどんな感じ?
母ちゃんの感覚で、よく使う例を3つ書きますね。
1、Ciao → Ciaooooooo
「チャオ」は出会いと別れどちらでも使えるカジュアルなあいさつ。
普通にCiao!だと、やあ!という感じですが、
Ciaooooooo!だと、どーーもーーっ!みたいなノリになります。
2、Grazie → Grazieeeee
ありがとうの意味の「グラッツェ」は、
Grazie! だと、ありがとう!ですが、
Grazieeeee!となると、めっちゃありがとねーーー!みたいなニュアンスになります。
3、Risa → Riiiiisaaaaa!
リサさーん!みたいな感じにしたい時は、Riiiiisaaaaa!
なんて書くようです。
初めて見た時は驚きました!
だって自分の名前なのに自分じゃないみたいで。
日本語の「ー」を使って言葉を伸ばすのと近いけど、アルファベットには「ー」がないから母音をたくさん使っているんですね。
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■言葉は生きていて、時代と共に変化する
でもね、このくだけた感じが、
・視覚的に楽しい!
・テンポやノリがリズミカル
・とっても親近感があってうれしい
正しい文法や言葉が壊されていくことには賛否両論あるとは思います。
イタリア語にしても日本語にしても、正しい言葉の使い方が理解できていることがもちろん大前提です。
母ちゃんイタリア語に関しては、生きた言葉、今の時代にあった言葉の使い方はママ友や我が家の子供たちに教えてもらいながら使っていこうと思います!
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■最後に
言葉っておもしろいですよね。
20年以上イタリアに住んでいても毎日新しい発見の連続です。
机に向かってイタリア語の文法を勉強する事はなかなかないけれど、
学びたい!と意識していると、どんなところからも学べる!しかも、実践的に使える生きた言葉をね。
あ、発音だけはどうがんばっても難しいんです。「プププッ」って子供たちによく笑われます。
イタリアで生まれ育っている3人の子供たちのイタリア語はほぼネイティブレベルですから完璧です。
3人ともいいなー!かっこよく巻き舌もできるし、なーんて思ったりして。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
では、また明日ね!
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おまけ!
今日の見出し画像は、先週木曜日の夜のお散歩のひとコマです。
普段はだいたい19時半に閉店する商店街のお店が、今月は木曜日の夜だけ23時くらいまで開いています。サマーセール開催中だし、ショッピングしてね!というイベントです。
母ちゃんは14歳次女と10歳息子と3人でぶらぶら。
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