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恋愛主義

6
恋愛主義 琴音の場合をまとめました!
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恋愛主義 &6

私は涙をふいて精一杯の笑顔で

「しょうがねーな幸せになってやるよ
うんと金持ちなイケメン捕まえて
セレブ生活してやる!!!!」

「私が不安な夜に傍にいてくれて
ありがとう!!!怜のこと好きだけど
それは顔だけ!勘違いすんなー!!
嘘だよ…告白してないけど振ってくれて
ありがとう!!!!」

ほっぺにキスをした。

「俺はお前のこと好きだったけどお前が
俺のこと振ったんだぞー笑」

最後まで怜ら

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恋愛主義 &5

そそくさと帰る準備を始める私

怜はなにか言いたそうに
しているが見ないフリした。

「じゃあね」

振り向かないように
振り向いたら泣きそうだから。

怜の住んでるアパートを眺め
「バイバイ」と心の中で
呟いた。

そしたらドアから怜が出てきて
「ちょっと待って」
と走ってくる。

「お前さ俺のこと好きだったりした?」

それを言われた瞬間
涙が溢れてきた。

「うるさい……」

その言葉しか返

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恋愛主義 &4

恋愛主義 &4

怜も私の事もしかしたら好きなのかも
と錯覚する気持ちになれた。

それだけで十分だった。

勇気を持って1つ質問をした。

「あの子って彼女なの?
前さ怜と結婚するとか騒いでたの見てさ。
言ってくれればいいのに笑」

最後の笑いは私の精一杯だった

「アイツみんなの前で言ってたの?
彼女でもなんでもねぇよ結婚したい
うるせぇけどまあただのメンヘラよ
でもそれをほっとけない俺も俺よな〜」

「ほっと

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恋愛主義 &3

恋愛主義 &3

私の腕を掴み会話を続ける怜
「家にいないからここの店で待ってて」

彼女が嬉しそうに返事をした。

その瞬間に怜は私にキスをしてきた。
彼女との通話は終わっていない。
なにかしらを彼女が話している。

深く甘いキスをしてきた怜。

彼女が話し途中に電話を切る。

沈黙が訪れた私が口を開く。

「女の子と待ち合わせしたんでしょ?
私帰るし心配しないで!!ごめんごめん
可愛い女の子と遊んでおいで!!」

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恋愛主義 &2

恋愛主義 &2

今日はいつも以上に酔っ払ってる怜
「珍しいね」と声をかけると
「アイツいるじゃん。アイツウザくてさ
イライラしてんのよ」

アイツとは最近怜がよく一緒にいる女の子
綺麗に着飾りとても女の子らしく
私と正反対だ。

BARで彼女が1人で飲んでいるところに
出くわしたことがある。
彼女は大きな声で「怜と結婚するんだー」
と嬉しそうに話していた。

結婚する気ないとか言いながら
ちゃっかり本命いるんじゃ

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恋愛主義 &1

恋愛主義 &1

たったそれだけだった。
認められたい。求められたい。

琴音の場合

「人間顔じゃないよ中身だよ中身」
そんなこと言うやつは大抵
隣に綺麗な人をつれている。

「じゃあこの顔で性格めちゃ良かったら
付き合える?」と言うと大抵
「いや限度があるからさ」と返してくる

人間生まれた時からもう顔面格差
は始まってる

私はちょうどいいブス。
周りに可愛いと言われることもないが
中途半端にモテる。
モテる

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