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地方就職と地域貢献<5>

ぽつぽつと繋がっているご縁。
低学年生とインターンシップについて話しました。

地方企業へのインターンシップ


私はインターンシップに参加したことがありません。いや、厳密にいうと、学生の頃参加したことがありません。社会人になり受け入れた経験はあります。

Uターン(地元就職)を考える学生さんから、「地元企業のインターンシップの情報が手に入らない、どうやったら探せるか?」と質問をいただきました。

この学生さんの地元は、決して山奥ではありません。話をきくと、学校に案件が届いていないことをもって、情報が手に入らないと言っていました。

要は、自分で調べていません。

何のために参加するのか


企業によって、インターンシップの位置づけが異なることはご存じでしょうか?
・応募前提(応募する気がないならお断り)
・応募検討(体験して考えてね)
・社会貢献(社会人になるとは、キャリアプランを考えましょう)
など、企業側のゴールの設定は様々です。

内容も様々。
見学や体験、課題解決から単なる座学まで多岐に渡ります。

「どうしてインターンシップに参加しようとおもったの?」
「友達が参加するらしい」
「選考に有利」
「ESのネタ探し」
―――よく聞く話です。

インターンシップに目的は必要か


何ゆるいこと言ってんの? と言われそうです。
しかし就活を前に「目的を探しに行く人」もいるのでは?
と思ったのでこう書きました。

就活に役立つ何かを求めて参加する人にとって
インターンシップでの経験は、
・業界研究
・職種研究
・企業研究
と役立つかもしれません。

―――それで、どうやってあなたに役立たせますか?

そう、インターンシップ終了後の学生さんからよくある言葉とは、
「これからどうしたらいいですか?」なのです。

(えーーーー・・・何しにいったんやー)

―――やはり、目的はあったほうがいいのでは?
わたしは、そう思います。

目的があれば、そのために何をすればいいかを考えることができますね。
何をすればいいかがわかると、どう行動するかを決めることができます。

受け入れ先、地方企業探し


もちろん学生向けの就活媒体に情報が掲載されていると思いますが、
それを利用できないような中小企業の情報はどこに?

以前、「直接企業に聞いてもいいのか」と質問を受けたことがあります。
常識ある行動がとれるのであれば、問い合わせOKです。
あらかじめ質問方法が決められている場合(問い合わせフォーム)は、必ずそれに従ってください。

他にも、商工会議所や業界団体を経由する方法もあります。
市役所へ問い合わせ取次窓口をご紹介いただいたこともありました。

インターンシップイベントも役に立ちます。直接企業の担当者と話しができ、どのようなことを体験できるか、きくことができます。

数多くのイベントや窓口がありますので、四の五の言わんと検索してみんしゃい。そんな気持ちでいます。

参加したほうがいいですか?


ほんと好きにしたらいいよね。
靴下はいたほうがいいですか?と同じくらい。

選考に影響するかどうかは企業によって異なります。参加した際の態度などで、マイナスに作用する可能性もあります。

でもね、社会人になったらこんな経験、したくても、なかなかできないのです。働く前に会社がわかるなんて、実はすごいことなんですよ!


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