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プロ作家が激賞 最強の執筆アイテムとは!

小説執筆に最適なデバイスは何か?

先に結論を言います。

『pomera(ポメラ)』一択です。

これ以上小説執筆に向いているデバイスは考えられません。プロの作家である自分が断言します。

ポメラとは何か? ポメラの何が良いの?

それらの疑問に答える前に、一般的な小説執筆スタイルを考えてみます。

1 現代の作家の執筆アイテムは?


もちろん最近はパソコンが多いですよね。満寿屋の原稿用紙にモンブランの万年筆で書くという文豪スタイルで挑まれている方はなかなかいないでしょう。

最近ではスマホで執筆されている方もいます。キーボードで打つよりもフリック入力が早いという人もいるぐらいですから。

通学・通勤時間を利用して書けるのもいいですし、スマホだったら散歩をしながら音声入力でも書けます。

近頃音声入力の性能がほんとよくて、僕も時々これで書きます。

とはいえ基本はパソコンでしょう。キーボードを使い、パソコンで執筆する。これが現代の作家の執筆のスタンダードです。

僕も以前はこのスタイルでした。macBookで小説を書いていました。

2 執筆の最大の敵とは?


ただパソコン執筆は難点があります。

それはネットですね。パソコンってネットが繋げられるじゃないですか。あれが執筆の最大の敵なんですよ。

小説を書いていても、ふと気を抜けば、ネットでYahoo!ニュースをチェックしているなんてことが多々あるんです。

メールの通知が来たら即見てしまうし、Googleマップで舞台となる場所を調べていたのに、なぜか昔の実家周辺の地図を見て、「あのスーパー潰れてるやん、ショック」とか、とにかく集中力が削がれるんです。

これって僕がほんとダメなんです。すぐに集中力が切れるんです。


パソコンでそれなんですから、スマホなんて論外です。あれは執筆の最大の敵です。

スマホが手元にあると、ほんと気が散るんです。だから家や車にスマホを置いて、ファミレスやカフェで集中して仕事をしたいんです。

デスクトップのパソコンではなく、ノートパソコンの方がいいのはそのためです。ノートパソコンならば持ち運びができますから。

ただパソコンはスマホよりはマシですが、パソコンも集中力の邪魔になるものが満載です。なのにそのパソコンを使わないと、執筆ができないんです。

なんだろう。味方であり敵でもあるというか。神様とピッコロに別れる前の一人のナメック星人の状態というか。

とにかく複雑なやつなんです。パソコンって野郎は。

WIFIをオフにすればいいだけだろう。そう不思議がる方もおられるかもしれないですが、僕のような集中力クソ弱人間は、気づけばネットに繋いじゃってるんですね。

やっぱりクリック一つでネットに繋がるというデバイスでは、どうしても集中力が続かないんですよ。

3 人間の集中力は弱すぎる



ほんと自分はダメ人間だと落ち込んでたんですが、『スマホ脳』という本で、文章にリンクが貼っているだけでも人間の集中力は削がれると書かれていました。

別にそのリンクをクリックするわけでもなく、「あっ、リンクが貼られている」と感じた時点で集中力がなくなるんです。これは驚きでした。

つまりネットを切断していても、いつでもネットに繋げられる状況にあるパソコンというものは、その存在だけで集中力を奪うものなんです。それだけ人間の集中力って些細なことで左右されるんです。

そして小説執筆でもっとも大切なのが、その儚くもろい集中力なんです。

どれだけ作家自身が物語の世界に没頭できるか。そこが作品の出来を左右します。

だから集中力という観点では、手書きで原稿用紙が一番なんです。昔の文豪は、どう考えても現代の作家より執筆に集中できていたと思います。

続いてはワープロ。ワープロはネットが繋げられないので、執筆には最適なアイテムだったんですよ。

文字しか書けない。そのシンプルな機能が作家にはベストでした。

ところがパソコンが普及すると、ワープロは過去の産物と化しました。ネットができないなど一般の人にはありえなかったんです。ワープロはもう生産中止に追い込まれました。

僕はワープロ執筆での経験はないんですが、ワープロで書かれていた時代の作家さんはかなり落胆されていました。

どう考えてもネットに繋げられるというパソコンは、小説執筆には不向きなアイテムなんです。

4 パソコン執筆のもう一つの欠点とは?


さらにパソコンでの執筆は、集中力以外の欠点があります。

それは目に悪いことです。パソコンで長時間の執筆となると、目が痛くなるんです。ディスプレイの光がよくないんですよね。

作家が痛めやすいのが、目と腰です。その二つはほんと日頃からケアしなければならない。

だから集中力にも目にも悪いパソコンは、どう考えても執筆向きのデバイスじゃないんです。

なのに現状、パソコン以外の執筆アイテムが原稿用紙に手書きぐらいしかない。まさに八方塞がりの状態です。

その作家不遇のデジタル時代に一条の光を射し込んでくれたのが、ポメラなんです。

5 ポメラの何がいいのか?


まずポメラを知らない方もおられるので説明すると、文章作成に特化したテキスト入力ツールです。

平たくいえば、文章入力しかできないパソコンですね。つまりワープロです。

サイトも見れないし、アプリもない。マンガも読めない、ゲームもSNSもできない。ほんと文章入力しかできないんです。

パソコンやスマホと真逆です。多機能ではなく単機能。潔すぎるぐらい機能特化型のデバイスです。

ただこれは、作家にとっては最高のデバイスです。一番大事な集中力をキープできるということなんですから。

正直ポメラの存在はかなり以前から知っていたんですが、キーボード付きデジタルメモ帳ぐらいの位置づけでした。

画面も小さいですし、キーボードも打ちにくいんじゃないかと。

メモを取るぐらいの簡単な文章作成にはいいんですが、とても小説執筆に耐えられるものではないと考えていたんです。特に長編では。

てやんでい。おいらはプロの作家だぞ。そんなおもちゃみたいなので小説が書けると思うのかよ。兄ちゃん、プロを馬鹿にしちゃあいけねえよ、となぜかポメラを格下扱いしていたわけです。

でも文章作成にだけ集中できるというのが作家にとっての一番なんです。ポメラにはその一番がある。

ならば試しに使ってみようかと思って、購入したんですが、もうこれが大正解でした。

6 ポメラで小説は書けるのか?


小説、ガンガンに書けます。

確かに画面はパソコンに比べると小さいです。でも思っていた以上に気にならない。

ポメラは縦書きもできるんですが、横書きにした方が書きやすいことに気づいたので、小説も横書きになりました。脚本も全部横書きで書いていますね。

キーボードもかなり打ちやすいです。打鍵の感じが素晴らしい。さすが文章作成に特化と謳っているだけはあります。

ただべたっと机に置いては打ちにくいし画面が見にくいので、ノートパソコン用のスタンドを使って角度をつけています。パソコンでは使わない急角度がピッタリきます。

あと液晶が目に優しい。パソコンに比べると目の疲れがまるで違います。黒バックで白文字にして書くと余計に目への負担がなくなります。これは本当に助かります。

しかもパソコンに比べると格段に安い。五万円くらいですから。

もうこれなしで小説や脚本執筆はできなくなりましたね。

パソコンだと集中力が乱れると悩まれている方は、ぜひ購入を検討してください。

ポメラはプロの作家が激推しのデバイスです。


この小説もポメラで書きました。最高の感動作です。おすすめです。


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