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人が本気になれる理由は、憧れじゃなくて、悔しさとか不安だよ

みんな就職活動の時はキラキラした理想論ばかりいう。

だけど、実際「この人みたいになりたい」と思って就職した人よりも「こいつにだけは負けたくない」と思ってる就職した人の方が5年後の今何倍も稼いでたよ。

人が本気になれる理由は、憧れじゃなくて、悔しさとか不安だよ。もちろん憧れてそれに向かって努力することができるとしたら最高だけど、現実はみんなそんなキラキラした理想論だけで生きてない。

人が本気になれる理由は、憧れだけじゃなくて、悔しさとか不安もあるよ。


大人になると子供の時に感じていた「憧れ」を感じるのが難しくなる

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「あの人に憧れているんです。だから僕もそうなりたいと思って日々努力してます!」って子供の頃は思えた。

でも大人になると、本当の自分が何かとかよくわからなくなる。本当にやりたいものがわからなくなる。一生懸命生きてきたと思った人生が、なんのために生きていたのかよくわからなくなる。

そして「あこがれ」だったあの人と同じ年齢に近づけば近づくほど、自分の存在という物に自信がなくなっていく。

あれ、おかしいな。私ってあの人みたいになりたいと思ってたのに。

そして最近の憧れは、インスタグラムに出てくる美人。ツイッターにいる著名人。私も努力すれば少し手の届きそうなところにいるんじゃないかって自分を過信して、少し期待して。私も。わたしも。

そして、時間が立つとわかる。「自分が私の憧れの人になることは一生ないことに。」そんな現実をみたくないから承認欲求のままにSNSしていいねを求めている自分もいる。

みんなが注目してくれる人になりたい。みたいな欲求が芽生えて。自分を失う。

私の昔の憧れっていう感情はどこにいったんだろう。素直に、かっこいいと思ったあの大人はどこに消えてしまったんだろう。

これが現実をみるってことなのかもしれない。大人になったらわかるいろんな人生の裏側を。でも、そんな現実を正直受け入れていないんだと思う。

私の憧れっていう感情はいつからか歪んでしまったんだと思う。

他のみんながそうではないと願うけど、きっと同じように感じる人も少なくとはないと思う。そう信じてこのまま書き続ける。


私の憧れは歪んでるかもしれないけど、それでもまだ、私を少しは動かしてくれる

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私はわたしを認めたい。「自分が自分のままでいい。」と心の底から思いたい。

だから、そのために、無我夢中で行動する。インスタをしてみたり、みんなみたいにおしゃれしたり。

その一瞬は、夢中になれる。夢中になるっていうことばがあっているかわからないけど、集中できるというか、没頭できる。その時は楽しいし、自分を認めてあげてるんじゃないかって思ってさえもいる。

でも、時間が開くと気がついてしまう。


あれ、みんなは自分の本当のにしたいことのために頑張っているのに。私って何しているんだろう。


こんなことしてていいのかな。将来大丈夫かな。っていきなり自分の存在価値的なのが欲しくなる。誰かに「大丈夫だよ。」って承認されないとなんだかいけない気がして、感情に追われる。

そしたら、もう悪循環。

何も不安がないはずなのに、何が不安なのかも自分でさえもわかっていないのに現実が怖くなる。何もわからないことが怖いと感じて、それから逃れるように、必死に息つぎしながら溺れそうな日常をやり切る。

ただ時間が経てば、そのうちに不安が移り変わって、ただ時間の波に乗るようになる。


本気になれるのは、自分が必死に努力しようと思ってないことだと思う

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「憧れ」から、行動することはあるんだけど、本気になれたかっていうと心のどこかでは冷めてる。

私が今まで本気になったのは、インスタグラムのきらきらになりたかった時じゃない。

将来をうまくいかせるために大学受験をしたのだけど、そのために勉強を頑張った時でもない。

私が人生の中で一番”本気になった”のは
「デブだからそんなんじゃ彼氏なんてできないよ??」
って言われた時だと思う。


図星。



それ以外の何者でもなかった。

それで15キロ健康に痩せるためにがむしゃらになった。今まで話をしてくれかった人を見返すために化粧を勉強したり、服を考えたり。

その時のダイエットに対する情熱は、昔いじめてきた奴らに対してじゃなくて、その友人の一言で傷ついた自分のプライドを守るためだったんだと思う。

じゃあ、15キロのダイエットって、それって努力めちゃくちゃしたのかって言われると、ちょっとは頑張った気がするけど、正直、めちゃくちゃ努力したかというとなんだか違う気がするというか。

努力というほど辛くなかった。

肌感覚かもしれないけど、もちろん勉強とかも頑張ってきたけど、本当にその学問が好きな人より全然だったし、”頑張って”勉強していた部分が多いと思う。

でも、本気になる人って「努力しなきゃ」って思うことさえも忘れて没頭してるってことなのかな。


他人に図星を言われて悔しくてたまらない時、私は泣いちゃう。それって忠告を受け止めようとしてることなのかな

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ダイエット以外にも本気になった時もある。

それは「それってなんだか逃げてるだけじゃん。」って友達が私に言った時


図星。


心の底では本当に彼女の言葉は正解だって知ってるけど、この言葉を言われた時は「私のことを1ミリもわかってない癖に」って思ってしまった自分がいて何も言い返せなくなった。

そうやって自分と向き合いたくないと思っている自分を言葉で一生懸命守るんだけど、本当の自分はわかってる。

自分がダメなことを。本当は今の自分がなんとかしないといけないとわかっているのに。できていない自分がいることを

自覚したくないって。わかってる。わかってるんだよ。

私はわかってる。

「こういう時は、本当は自分にちゃんと向き合わないといけない時間」だということを。


だから時間が少し立って、落ち着いた時にちゃんと反省する。

私は、みんなみたいに現実をすぐ受け止めることはできないけど、内省したい。それがなければ私は成長しないって知ってる。

でも、辛いよ。向き合いたくない。


後日、その友人が言ってくれたんだけど、

”「価値ある忠告は耳に痛い」っていうように、ちゃんと悔しいと思って涙が出てるって響いているってことだよ。大丈夫だよ。”

って、言われてなんだか、気持ちが落ち着いた。

落ち着いたあとは、ただ悔しさだけが残ってる。だからこそ今日を一生懸命生きているし。自分にまっとうであろうと行動できているんだと思う。

友人に言われた図星があったからこそ「やろう!!」ってめちゃくちゃ思ってる。


これまでつらつらと私のことについて書いてきたけど、

私の人生経験上、まじになった時は「憧れ」みたいなきらきらした物じゃない。人が本気になれる本当の理由は悔しさとか不安だと思う。

それが悪いとかいいとかじゃなくて、どんなことがきっかけでもそれはそれでもいい。

ここで私が言いたかったのは、本気に理由には「ネガティブ」だってことも多いってこと。

頑張ろう。


ふと、昔、親に言われた「耳の痛いことを言われたときに、素直にその言葉を受け入れられる人になりなさい。」って言葉を思い出した。

大きく成長してる人は、図星にちゃんと受け入れられる人なのかな。


P.S.
最後まで読んでくれてありがとうございました。感情で書いてしまった部分が多いのですが、私のような人はすくなくてもいるのではないのでしょうか。そんな人のことをいろんな人にもっと知ってほしい。そんな思いで書きました。この記事を読んだ人に少しでも救われる人がいますように。読んだ感想をコメントで聞けると嬉しいです。

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