りんご音楽クラシカル

クラシックおたくがApple Music classical導入により踊り狂う様をつづ…

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クラシックおたくがApple Music classical導入により踊り狂う様をつづる日誌です コメント、メッセージお待ちしております

同じ曲なのに喜劇と悲劇にわかれるガーディナーとアーノンクール

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5日前
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ムラヴィンスキーについてチャイコショスタコだけで語る人死すべし

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12日前

ウィーンフィルのマーラー交響曲9番はホルンコンチェルト

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1か月前
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歌心に溢れたブル5

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1か月前
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ファジルサイが弾くラヴェルのソナチネは声入り

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1か月前

エルガーのエニグマだけを褒め称えるのは今日でオワリだ！

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2か月前

権威にしたがわざるもの東京湾に沈められるべしウィーンフィルのブラームスヴァイオリン協奏曲

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2か月前

ロトのブル9

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2か月前

サロネンとサンフランシスコ響のシベリウス交響曲第5番をApplemusic classicalで聴く

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3か月前

キタコレ必聴マラ7バレンボイムが凄い新譜かましてきた

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3か月前

ラベック姉妹『フィリップ・グラス：《恐るべき子供たち》

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4か月前

チャイコフスキー交響曲第2番は第4番、第5番好きな人は必聴です

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4か月前

ヤンソンスのアルプス交響曲をApple Music classicalで聴く

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5か月前

アーンピアノ協奏曲をApple Music classicalで聴ける喜び

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5か月前

ブルックナー交響曲第1番ティーレマン指揮ウィーンフィル

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5か月前

ヤナーチェクピアノ新譜

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5か月前
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同じ曲なのに喜劇と悲劇にわかれるガーディナーとアーノンクール

アーノンクールとベルリンフィルのシューマン交響曲第4番を聴いて【地獄、ないし煉獄の音楽】とおののいた記憶をもつ人は少なからずいるだろう。その人たち、ガーディナーとロンドン響の本CDを聴いてみて欲しい。同じ曲を全うするにしても、片方は暗黒な演奏で両足が沼地に埋もれ解決不能。それに対して当盤はキモイほど明るく、ノンヴィブラート奏法は弦だけではなく管楽器にまで強制の【ハラスメント楽園】の様相。たのしいのコレ？いや結果どちらも地獄という深淵の結論でなければよいのだが。ゆえに両盤、必聴です。
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ムラヴィンスキーについてチャイコショスタコだけで語る人死すべし

このアルバムはムラヴィンスキーとレニングラードフィルにとっては敵国であるドイツなどヨーロッパの名曲が録音されている。ここでは国、歴史などは音楽の前に関係ないと証言されたようなアルバムになっている。ムラヴィンスキーを語る時、人はチャイコショスタコでモノを言う。しかし、あんなに硬め多め濃いめの録音してるくせに、このアルバムは逆に華燐で、神々しくて、透き通る音楽で一杯なんです。なんてことだ！わたしはムラヴィンスキーについて何も理解していなかったのだ。死すべきは自分！ここにいる全員、あの世で会いましょう！
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ウィーンフィルのマーラー交響曲9番はホルンコンチェルト

バーンスタインのマラ9でしか、イケなくなっているマニア。そんな人を満たすCDキマシタ。第四楽章聴くと分かるんですがホルンがこんなに独立して生命を宿している例は過去にないんですよ。そして、それだけでなく、周りのパートを見渡しても同じように生命の息吹きを感じる、でもバラバラではなく一体感もある。そして、全然冷めていない。何なのこれ。理想のオーケストラとしか言えない。ゆえに必聴。聴かないと人生半分損しますよ！
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歌心に溢れたブル5

ラハフシャニとロッテルダムフィルの新譜。テンポは王道、だけど感じるのは全セクションの生命の息吹き。つまらなく言ってしまえば【歌心】、でもみんなブルックナーって不用意なテンポ変動や、変な歌いまわし御法度って思い込まされてきませんでしたか？その洗脳を解いてくれる治療特化CDがコレなんですね！一度聴くだけで、アナタの【インテンポ、神々しいほどの統制のとれた演奏至上主義】は完治します。断言します、いい意味でですよ！
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ファジルサイが弾くラヴェルのソナチネは声入り

ラヴェルのソナチネを子供の頃から溺愛している人いますか？そう、中学時代に学校の廊下で熱く語ったやや演奏困難なピースです。普通の人はパスカルロジェとかのCDで心を満たしてますね。ただ、常軌を逸してソナチネ第3楽章を愛する人に【声入り】ファジルサイ新譜をオススメします。最近のサイ様は声を録音に入れて、マーラー交響曲第9番のバーンスタインBPOのような【気持ちのこもった】プロダクツを提供しているのですね。控えめに言って大好きです。
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エルガーのエニグマだけを褒め称えるのは今日でオワリだ！

どうですか。エニグマの1番エモい変奏を人にすすめて【俺知ってる感】演出かもしだして、尊敬のまなざしを得た後に（おれ、なんなんだろう）と後ろ向きになるヒト用の新譜きました。とにかくエルガー交響曲1番3楽章聴いてください。貴方は、人にエニグマすすめるとき、あなたが初めてエニグマ聴いて喰らった新鮮な気持ちをいつだって再現してる。でも、他に、本当はもう一回で良いからエニグマみたいな経験を再体験したいの。それを叶えてくれるのが、このCDです。良かったですね！
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権威にしたがわざるもの東京湾に沈められるべしウィーンフィルのブラームスヴァイオリン協奏曲

ウィーンフィルハーモニーの定期演奏会のチケットは非常に入手困難なものであり、キャンセル待ちの列は何年も先まで続いている。しかしこのアルバムでは、ヘルベルト・ブロムシュテットの指揮による2023年3月のコンサートを、まるで最前列で聴いているようなサウンドで楽しめ、め、あ、てゆーか最前列で聴いたことあるんですかね、この比喩を文章化した人。エビデンスあるんですか？これはマイクがステージ上と、そのほかに計算されて配置されてるから、そういう風に聞こえるんですよ。あ、でも、iPhoneで聴いてもいう通りです！
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ロトのブル9

ブルックナー交響曲9番をノンヴィブラートで聴きたい人がいる。そして強靭な金管セクションも組み合わせて欲しいという欲求もある。ロトが叶えてくれた世界。特筆すべきは第二楽章で、ズンドコどこどこどこラブ注入のアクセント感が強調されている点ですね。版が違うので当然ラブ注入リズム天国なわけですが、特に煽ってくる感じがたまらないです。しかし、そこ以外は全編通してスタイリッシュなノンヴィブラートの世界線なのだから深遠なCDであり必聴といえましょう。
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サロネンとサンフランシスコ響のシベリウス交響曲第5番をApplemusic classicalで聴く

退任騒動でサロネン界隈が炎上している中、このシベ5が炎上以上にアツい事をここにお知らせします。このCDの効能効果としては【シベリウスの意味がわからない】と食わず嫌いアンチの心を改心させる効力が認められます。冒頭30秒だけでサンフランシスコ響が何故サロネンにこだわるのかが伝わってきます。そう、これはシベリウスの楽曲がどうこうではなく、今のサンフランシスコ響メンバーの気持ちが結晶化した宝石のような奇跡の一枚なのです。ですから、シベリウスの良さが理解できた事にはならない。皆様アンチのままでOKという結末です。
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キタコレ必聴マラ7バレンボイムが凄い新譜かましてきた

バレンボイムはマーラー7番の世界観を塗り替えてくれた。今までテンシュテット、バーンスタインしか受け入れられなかった人でも、このウィーンフィルとの新譜は心に響くだろう。バレンボイムはマーラー振りではないではないか、という偏見は第一楽章のラスト３分を聴くだけで砕け散る。カップリングも狂気。クラシックは進化し続けている。
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ラベック姉妹『フィリップ・グラス：《恐るべき子供たち》

ラベック姉妹といえばプーランク協奏曲で小澤征爾さんとハピネスな世界を構築したことで有名。今回はフィリップグラスの不思議体験アルバムに注目が集まっている。このアルバムは冒頭いきなり聴衆を場末のピアノパブに放り込む。そしてミニマムな世界観も忘れず、音楽は一度静寂の様相。一瞬、プロコフィエフのアレクサンドルネフスキーを聴いている錯覚を植え付け、【不協和音がきもちい】とリスナーに言わせたところで幕が閉じる。ゆえに必聴。
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チャイコフスキー交響曲第2番は第4番、第5番好きな人は必聴です

荒れ果てた祭り。宴もたけなわでございますのドラが【ゴオーン】と会場に鳴り響く。突然の銅鑼に驚き民衆は静まり返り、しかし小気味良い快速テンポのお囃子が息を吹きかえすのに時間は要さなかった。チャイコフスキー交響曲第4番のフィナーレに匹敵する祭り参加者の咆哮が、ラスト1分半、聴いているだけでストレス発散できる。こんなん聴けるApple Music classicalありがたや。
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ヤンソンスのアルプス交響曲をApple Music classicalで聴く

昔、高校生だった私はクラシックおたくを目指していた。駆け出しのオタクだった私は近所のCD屋でブロムシュテット指揮のアルプス交響曲を購入した。月のお小遣いの大部分を注ぎ込んで買ったアルプス交響曲は壮大で、でも何故か感動できなかった。大人になりヤンソンスのアルプス交響曲を聴いてみた。これは感動した。ハイビームの様な金管の音。知らない間にバイエルン響が高出力レーザー光線軍団となっていたのだなあ。オススメです。
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アーンピアノ協奏曲をApple Music classicalで聴ける喜び

アーンピアノ協奏曲。この曲は、バーチャファイターに例えると、PPP、PPP、PPPと小刻みなパンチ連打で浮かされ、着地できずリングアウトする気分にさせられる名曲である。特に第3楽章。冒頭からクラシック史上類をみないほどの美しいメロディが展開され、（こんなん、かつてない名曲。出会えて幸せかも）と思わせてくる。だが、次第に違和感を覚えるようになる。各フレーズが解決しないまま、次のフレーズへ導かれて、ずっとパンチで浮かされる気分になる。そして、とってつけたようなエンディングでリングアウト。是非、体験してほしい。
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ブルックナー交響曲第1番ティーレマン指揮ウィーンフィル

ブルックナーの音楽なんて、何が良いのか分からないという人を3分間で刮目させるCDである。【ブルックナーなんて、金管のリップスラーみたいなやつの反復と弦セクションの音階練習を小1時間聴かされるヤツ】と思う輩は、このアルバムの第四楽章の最後の3分間だけ聴いてほしい。信じられない程うつくしいメロディ、至高のアンサンブルが展開され（こ、こんな音楽きいたことないや、ブルックナーすごいやんけ）と必ず思えるはずだ。ゆえにブルックナーを見直すはずだが、残念ながらそのメロディの後には【跳躍エンヤコラフレーズ】で締め括られる
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ヤナーチェクピアノ新譜

何やら不思議の小庭に迷い込んだところから、このアルバムは始まる。まばらな草木をかきわけ、少しずつ進むと、小鳥のさえずりにしか聞こえなかった音楽が、ところどころ理解可能なメロディに変わってくる。小庭を抜けるとダンスを踊る古木に出会う。古木は大きな幹を揺らしながらこちらに近づいてくる。3分ほどかけて二メートルすすむくらいのスピードで待つのもあきてきた。でも澄んだ空気は旨い。この小品は、そんな感じの作品です。