[2024年] エンジニアにおすすめの副業10選
エンジニア職のメリットの一つは副業のしやすさである。
リモートワークと相性がいいかつ、プログラミングという特殊技能を提供する立場から、副業で様々なプロジェクトに参加できる。
また、技術職という特徴から、エンジニアが生み出すコンテンツは他のエンジニアにとって価値のあるものになる。そのため、エンジニアに対する教育コンテンツの提供なども副業として成立する。
2024年に入り新NISAがはじまり、投資に行うために副業を始めたい人も多いだろう。そのため、今回はエンジニアにおすすめの副業を紹介したいと思う。
私はエンジニアとして就職してから様々な副業に挑戦してきた。そんな私の経験を踏まえたアドバイスも添えて10個の副業を紹介する。
各副業の評価
今回、副業を紹介するにあたり、全ての副業に対して定量的に評価を行う。
各副業に対して評価するポイントは以下の5つだ。(⭐️の数で5段階評価)
収入
追加収入のために副業を始める人が大半だろう。収入が一番大切な要素だと私は思う。そのため、各副業がどれぐらいの収入を期待できるか評価する。
自由さ
副業をする上で重要なことは本業やプライベートを犠牲にしないことだ。
オフィス出社かつ時間が固定されているような仕事の場合、副業にするのは難しい。
各副業の自由度も紹介することで、その副業が継続性が高いかどうかも評価する。
副業の始めやすさ
副業の始めやすさも重要なポイントだ。ブログのように今日から始められる副業もあるが、受託開発のように副業案件を獲得するまでに時間のかかるものもある。
副業の始めやすさも重要な指標だ。
ストレス
副業をすることに対するストレス度も評価していきたい。
たとえ、副業で年収を上げられたとしても、常に締切に追われてストレスフルな毎日を送るのなら、副業を始めたことを後悔するだろう。
おすすめ度
全ての副業に対して私のおすすめ度も書いておく。ちなみにここで紹介する副業は全て経験済みだ。
私が実際にそれらの副業を経験してみて、おすすめできるかどうかを実体験を元に紹介する。
副業一覧
技術ブログ
おすすめ度: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
収入: ⭐️
自由さ: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
始めやすさ: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
ストレスのなさ: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
まずは技術ブログだ。
技術ブログという副業は全てのエンジニアにおすすめしたい。
私はZennで収益度外視で技術ブログを書くようになってしまったが、以前は独自ドメインで技術ブログを書いていた。
収入は微々たるもので、100記事ぐらい書いても月数千円レベルだった。(アドセンスとAmazonアフィリエイト)
しかし、技術ブログはエンジニアとしての成長に大きく寄与してくれた。技術ブログを書くことで、様々な技術を理解することができ、勉強するモチベーションを高めてくれた。
毎日のように自分の技術ブログの閲覧者数が変化し、頑張って書いた記事が多くの読者に読まれるというのは非常に嬉しい経験だ。
エンジニアがする副業として技術ブログは全てのエンジニアにおすすめしたい。収入以外に関しては最高の副業だ。
もちろん、技術ブログで月何十万も稼いでいる人はいるので、それを目指すのは面白いと思う。
また、技術ブログを書くことでエンジニアとしての知名度が少しずつ上がっていく。技術ブログから新たな副業を得られるチャンスもあるだろう。
業務委託契約(時給)
おすすめ度: ⭐️⭐️⭐️⭐️
収入: ⭐️⭐️⭐️⭐️
自由さ: ⭐️⭐️⭐️
始めやすさ: ⭐️⭐️⭐️
ストレスのなさ: ⭐️⭐️⭐️
おそらく、エンジニア副業で最も一般的な副業が業務委託(時給)契約の副業だ。
自社サービスを作っている企業に副業で参加して、正社員の人たちと一緒にプロダクト開発をする。
本業のスキルが活かしやすいだけではなく、本業では使わない技術に触れることができるのでエンジニアに人気のある副業だ。
一般的には時給2500 - 8000円ぐらいのレンジで募集されている。
ある程度経験と知識があるエンジニアならば5000円ぐらいで案件を見つけることができるだろう。
この副業は一般公募の求人サイトで見つけられるので、副業案件を見つける難易度もそこまで高くない。副業案件の見つけ方については、どこかで記事にまとめたいと思う。
受託
おすすめ度: ⭐️⭐️
収入: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
自由さ: ⭐️
始めやすさ: ⭐️⭐️⭐️
ストレスのなさ: ⭐️
業務委託と同じぐらいポピュラーな副業は受託形式の副業だ。
「社内管理アプリを作成してください。必要な機能の要件はエクセルにまとまっています。10月にリリースしたいので、9月前半にはある程度機能を完成させて、9月はテストとバグフィックスをお願いします」
みたいな形の納品形式の仕事だ。
受託形式の案件の特徴は単価が高いこと。
労働時間ではなく、成果物に対して責任が発生するのでリスクに見合う報酬が発生する。また、スーパーエンジニアならば納品物をすぐに完成させられるため大きく年収をあげることができる。
単価が高いという特徴から魅力的に見えるかもしれないが、個人的にはあまりおすすめできない。基本的に納期がある働き方は副業に向いていない。
本業とプライベートを優先させないといけないのに、納期がある副業が原因でそれらを優先できなくなるからだ。
私が経験した受託の感覚だと時給換算は10,000円を超える。ただ、それ以上に失うものが大きいので、個人的には業務委託形式の時給形式でじっくりと腰を据えて開発をした方がいいと感じている。
スポットコンサル・アンケート
おすすめ度: ⭐️⭐️⭐️⭐️
収入: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
自由さ: ⭐️⭐️⭐️
始めやすさ: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
ストレスのなさ: ⭐️⭐️
Mimirさんを利用してアンケートに回答したり、Visasqさんを利用してスポットコンサルティングを提供する副業だ。
Mimirさんは15分ぐらいで完了するアンケートで謝礼をいただけ、Visasqさんも1時間あたりの報酬が10000 - 30000円ぐらいなので、非常に高単価な副業になっている。(誰でも登録できるので、登録することをおすすめする)
エンジニアとしてITのバックグラウンドを活かした高度なアドバイスだけでなく、「現在英語を勉強している人にインタビューしたい」「エンジニアとして副業をしている人にインタビューをしたい」といった、ハードルの低い依頼もあるため、誰にでもチャンスがある。
ただ、ともにスポットでの副業案件になるため、毎月安定した収入にはならない点が欠点だ。少しでもいいから、高単価で副業をしたい人はスポットコンサルにチャレンジしてみるといい。
顧問・コンサル
おすすめ度: ⭐️⭐️⭐️⭐️
収入: ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
自由さ: ⭐️⭐️⭐️⭐️
始めやすさ: ⭐️
ストレスのなさ: ⭐️⭐️⭐️⭐️
5段階評価だが、顧問とコンサルの収入は桁が変わってくるので、収入のみ⭐️10評価させてもらった。
冗談ではなく、技術顧問やコンサルティングの仕事は収入の桁が一つ変わる。(アドバイス業務が多いので、月間の最高稼働時間は短くなりがち)
月2回のミーティングへの出席で月20,30万の契約なんて平気である。もちろん、それには時給以外の期待値が存在するからだ。
エンジニア採用に困っている企業ならば、高い報酬を払って技術顧問・コンサルタントを雇い、その周りのエンジニアとの仲介者としての役割を期待するだろう。
ブランド価値を高めたい企業ならば技術顧問を有名なエンジニアに依頼して会社のブランディングを期待するだろう。
そのように、時間・労働以外の価値を提供する技術顧問・コンサルタントの仕事は桁違いの高単価なものになる。
技術顧問・コンサルタントの副業の欠点は、仕事を見つけることがとてつもなく難しいということだ。それもそのはずで、桁違いの報酬に見合う人材にならなければならないかつ、それだけの報酬を支払うことができる企業とご縁がないといけない。
私は地方のIT企業の技術顧問として契約をさせてもらったことがあるが、本当に運が良く友人の紹介で支援することになった。1年ほど契約させていただき、契約終了後も代表の方とはプライベートで食事に行かせていただけるほどの仲になれた。
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