ばーちゃんのへちま
子供の頃の夏の思い出といえば、多くの人が祖父母の家で過ごした時間を思い出すのではないでしょうか。ばーちゃんとは同居でしたが私もその一人です。特に印象に残っているのは、ばーちゃんの畑で見た不思議な植物、へちまとの出会いです。今回は、へちまにまつわる懐かしい思い出と、そこから学んだことをお話ししたいと思います。
✅夕顔との違い
小学生だった私にとって、ばーちゃんの畑は冒険の場所でした。そこには様々な野菜や果物が育っていましたが、中でも興味を引いたのが、長細い緑色の実をつける植物でした。ばーちゃんはそれを「へちま」と呼んでいましたが、同じように見える「夕顔」という植物もあると聞いて、混乱したものです。
へちまと夕顔は、確かによく似ています。どちらもウリ科の植物で、つるを伸ばして成長し、緑色の長細い実をつけます。しかし、よく観察すると違いがあることに気づきました。
へちまの実は、表面にやや角ばった凸凹があり、触るとざらざらしています。一方、夕顔の実は比較的滑らかで、へちまほど角張っていません。また、へちまの葉は夕顔よりも大きく、葉の縁がギザギザしているのに対し、夕顔の葉はより丸みを帯びています。
花の形も異なります。へちまの花は黄色で、夕顔の花は白色です。夕顔の花は夕方に開くことから、その名前がついたそうです。
ばーちゃんは、これらの違いを丁寧に教えてくれました。最初は混乱していた私も、徐々にへちまと夕顔を見分けられるようになりました。そして、へちまには食用以外の面白い用途があることを知ったのです。
✅へちま水を知った時
ある日、学校の授業か雑誌かで、「へちま水」というものがあることを知りました。へちま水とは、へちまの茎から採取できる液体のことで、昔から化粧水として使われてきたそうです。この発見に、私はすっかり興味を持ちました。
早速、ばーちゃんに相談すると、「そうだよ。むかしの人が作っていたんだよ。やってみるかい?」と快く承諾してくれました。ばーちゃんと一緒に、へちまの茎を切って、そこから滴る液体を小さな容器に集めました。
最初は、ほんの少ししか集まらず、がっかりしましたが、ばーちゃんは「こういうのは根気が大事だよ」と教えてくれました。毎日少しずつ集めていくと、1週間ほどで小さな瓶一杯分のへちま水が溜まりました。
採取したへちま水は、透明な液体でした。においはほとんどなく、触ってみるとさらっとしていた記憶。ばーちゃんは「昔の人は、こういう自然のものを上手に使っていたんだねえ」と感心していました。
私は、自分で採取したへちま水を大切そうに持ち帰り、母に見せました。母は「へえ、こんなことができるんだ」と驚いてくれました。
結局、実際に肌に使うことはありませんでしたが、この経験は私に大切なことを教えてくれました。自然の中には、私たちの知らない不思議や恵みがたくさん隠れているということ。そして、それを見つけ出し、活用する人間の知恵の素晴らしさです。
✅まとめ
この記事は、小学生時代のへちま栽培の思い出を通じて、自然観察の大切さ、世代を超えた知恵の共有、そして自然の恵みへの感謝を学んだ経験を描いています。へちまと夕顔の違いを学び、へちま水の存在を知り、実際に作ることで、好奇心を持ち続けることの重要性も再認識しています。
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