干し柿づくり
実家は、山の奥にあります。
わたしが物心つく時から、あちこちに柿の木が植わっていて、秋には黄色の実がカラフルになっている里でしたね。
でも、その柿は全部渋柿なのでそのままでは食べられません。
甘くする方法として、ヘタに焼酎を付けて、袋に入れてしばらくおくと、渋が抜ける、渋抜き方法もあります。
けれど、わたしにとって思い出深いのは干し柿でした。
✅副業
それだけ柿の木があるという事は、たくさんの柿の実がなるということ。
だからなのか、うちのばあちゃんの副業として、干し柿作りをして、出荷をしていました。
わたしの生まれた市は干し柿でちょっとした有名なところだったので、そのブランドとしてうちの柿もでていましたね。
たぶん柿をもいでいる作業もあったのだろうと思うのですが、実はあまり記憶にありません。(なぜだろう?)
ただ、大量の柿がブルーシートの上に山積みになっていて、ばあちゃんを始め、家族総出で柿の皮剥きをしたのを鮮明に覚えています。
専用の柿剥き用の用具が何種類かあり、柿を刺してくるくる回して、柿剥きの刃の付いた道具を当ててすらーっと剥いていくのでした。
それを、水分が抜けるまで紐につるして、干して干し柿ができあがります。
✅子供の頃は……
そんな環境だったので、おやつに干し柿は当然でてくるのでした。
ばあちゃんのお茶のみ友達とのお茶のみ会にいつも混じっていたのですが、そこにも干し柿がでてきていましたね。
わたしは子供の頃はあまり干し柿には興味がなく、ばあちゃんとかが勧めてくれたときだけ、仕方なく食べる感覚でした。
今もそんなに好きかって言われると微妙ですが、それでも無償に食べたくなるときがあります。
あのじんわりくる甘みは独特で、不思議な食感ですね。
こうやって書いていたら干し柿を食べたくなってきました。
✅まとめ
今朝は干し柿の事、子供の頃のばあちゃんの手仕事を思い出したのでこんな話題にしてみました。
みなさんは干し柿好きですか?
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