少年は心を折られる
本当に小さい時は、何か万能感があって、思った事がなんでも叶う様な感覚がありました。
けれど、保育園に入って、小学生ぐらいになると、それが違っている事に気付いていきます。
そして、中学生になると、スクールカーストみたいなものが完全にできてしまって、わたしはその最下部に位置していました。
✅ある意味我が強いのか?
たぶん、心が折れてしまうような少年というのは、その万能感から、どこかで上手く世の中と折り合いをつけて諦めて行く事ができなかった人なんだろうと思っています。
わたしの少年時代を振り返っても、わたしは自分の好きな事を諦められずに、大人の世界にスムーズに行かなかった実感があります。
だからこそ、自分の夢が叶わないと思ったとき、心が折られてしまうんでしょうね。
現実世界と、自分の理想とのデカい狭間で無力感を感じたときに一旦少年というのは心が折られてしまいます。
✅自分の再構築
でも、わたしもそうですが、少年時代に心を折られたとしても、大人の世界のルールを知りつつ、自分を再構築して行くことができます。
わたしも心を小学生の高学年時代に折られて、一瞬絶望を仕掛けました。
けれど、その時自分は、本の世界に入って行く事で、いままで自分が知ってる狭い世界だけでは無い事を知る事ができました。
それから、自分を再構築時に手助けになってくれたのが、いろんな本でした。
それらの本によって、今までの自分が知らなかったことを知る事ができて、狭い世界考えていた事がどれだけちっぽけだったか知れただけでも、良かったなって思っています。
✅まとめ
少年は一度できていた小さな世界を、現実というハンマーで壊されていきます。
けれど、大抵の少年は、自分がこれだと思える事を見つけて、それを磨く事で、自分のアイデンティティを再構築していくのです。
大人になるには、この儀式をみんな通っているんだろうなぁって想像しています。
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