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虫には馴れてる

山形の山奥で育ったわたしにとって、虫は日常の一部でした。都会の人々が虫を嫌がる様子を見て、違和感を覚えることがあります。この記事では、虫との共生を当たり前とする山村での暮らしと、そこで培われた虫への馴れについて綴ってみたいと思います。

✅出身:山形の山奥

わたしが生まれ育ったのは、山形県のとある市の山奥です。周囲を深い森に囲まれ、人口密度の低い地域でした。そこでは、人間よりも圧倒的に虫たちの数が多く、自然と共存することが求められる環境でした。

山々に囲まれた私たちの集落は、四季折々で様々な虫たちが姿を見せる場所でした。春には桜の花に集まる蜂やチョウ、夏には蝉の大合唱と蛍の光、秋には鈴虫の音色、冬には雪の中を這う虫たちの足跡。一年を通して、虫たちの存在は私たちの生活に寄り添っていました。

子供の頃、友達と山や川で遊ぶ中で、虫との出会いは日常茶飯事でした。カブトムシやクワガタを探して木に登り、川でザリガニを捕まえ、時には珍しい昆虫を見つけては大はしゃぎしたものです。虫を怖がる余裕などなく、むしろ好奇心旺盛に虫たちと触れ合っていました。

山村での暮らしは、虫との共存を学ぶ最高の教室でした。農作業を手伝う中で、作物を守るために害虫を駆除する一方で、受粉を助ける蜂や蝶の大切さも教わりました。自然のバランスを保つ上で、虫たちが果たす役割の重要性を肌で感じることができたのです。

✅虫なんて当たり前だった

山奥での生活において、虫との遭遇は避けられないものでした。家の中に虫が入ってくることも珍しくなく、蚊やゴキブリ、クモなどと同居するのが当たり前でした。もちろん、不快に感じることもありましたが、それ以上に虫たちの存在を受け入れる姿勢が自然と身についていきました。

夏の夜、窓を開ければ光に集まる虫たちの大群。秋の夕暮れ、家の軒先で鳴くコオロギの声。これらの光景や音は、私たちの生活のBGMのようなものでした。虫除けスプレーや蚊取り線香を使うこともありましたが、完全に虫を排除しようとするのではなく、ある程度の共存を図っていました。

時には虫に刺されたり噛まれたりすることもありました。蚊や虻に刺され、アリに噛まれ、ハチに刺されることもありました。痛みや痒みを伴うこれらの経験は決して楽しいものではありませんでしたが、それでも私たちは諦めずに外で遊び続けました。むしろ、これらの経験が私たちを強くし、虫に対する耐性を高めていったのかもしれません。

山村での暮らしは、虫との関わり方を自然に教えてくれました。害のある虫は避け、益虫は大切にする。必要以上に怖がらず、かといって無闇に触れ合わない。このバランス感覚は、幼い頃から自然と身についていきました。

虫との共生は、私たちの文化にも深く根付いていました。虫の声を楽しむ風習や、虫を題材にした俳句や短歌の創作。さらには、昆虫食の伝統まで。虫は私たちの生活の様々な場面に溶け込んでいたのです。

✅まとめ

わたしは山形の山間部で育ち、昆虫に囲まれた環境で生活していました。昆虫は日常生活の一部であり、季節ごとに様々な虫と共存していました。子供時代は虫と頻繁に触れ合い、自然のバランスにおける昆虫の重要性を学びました。不快な虫も含め、昆虫との共生に慣れ、地域文化にも昆虫が深く根付いていました。都会の人々の昆虫嫌いを不思議に感じ、自然との調和のために昆虫との共存が大切だと考えています。


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