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どんな言葉をかけてあげたら良い?? ~弱っているときに聞きたい言葉は『頑張れ』じゃない。~



はじめましての方も、

またお会いできた方も、

見てくれてありがとうございます😊✨

凛子と申します。



はじめに


突然ですが、

私は「頑張れ!」という言葉があまり好きではありません。


自分が自分に対して「頑張る!」という言葉を使うことや思うことはありますし、

他の人から「一緒に頑張ろうね!」と言われたら、「頑張ろうね」と返しますが、


自分から人に対して安易に使うことはありません。

とくに、落ち込んでいる人や弱っている人には使わないようにしています。


それはなぜか。


『頑張れ』という応援の言葉は、時としてとても嬉しく、とても力になるものだと思います。

しかし、使う相手や時を間違えれば、凶器となってしまうこともある言葉です。

言葉というものはとても難しい。

だからこそ、影響力がある。

だからこそ、慎重に使わないといけない。


では、どういう時に『頑張れ』という言葉を使ってはいけないのか。

代わりにどんな言葉をかけてあげれば良いのか。


私が使わないようにしている理由と一緒に

今回は、そんなお話をしていこうと思います。




『頑張れ』の言葉を使わないようにしている理由


私自身が辛くてどうしようもなくお先が真っ暗で、何も見えなくなっている状況の時に言われて、心がキューッと締め付けられるように苦しくなったことをよく覚えているからです。


例えば、

仕事やなにかで失敗して落ち込んでいる時、

頑張って頑張って頑張り続けた末にもうダメだ...と力尽きた時、

お先真っ暗でどうしたらいいの?!と悩んでいる時、

嫌なことがあって、ただ話を聞いてほしいだけの時、

ものすごく辛いことがあって、気持ちに共感してもらいたい時、


そんな時に『頑張れ!』と言われたら、どんな気持ちになりますか?


いっぱい頑張ってきたつもりなのに、
まだ頑張りが足りないと言われているような気持ちになったり、


もう頑張れないほどに弱っているのに、
もっと頑張らなきゃダメなんだと自分を責めてしまったり、


相手から突き放されてしまったような気持ちになってしまいます。


励まそうと思ってそう言ってくれるのはありがたいことなのですが、弱っているときはそう思えなくなってしまうのです。


このように、
追い詰められるほどに苦しい時、『頑張れ』という言葉はその人をさらに追い詰める凶器となってしまうのです。


だから、私は落ち込んでいる人や弱っている人には使わないようにしています。


うつの人がたくさん頑張って頑張り過ぎた結果うつになってしまうように、頑張っている人に『頑張れ』という言葉は簡単に使えるものではないと思うのです。



使ってはいけないときはいつ?


先ほどのお話と重なりますが

■相手に元気がないとき

■相手が弱っているとき

■相手が落ち込んでいるとき

■相手が苦しんでいるとき

■相手が疲れているとき

■相手から相談を受けたとき

■相手が失恋をした後や大切な誰かと死別した後

■学校や会社に行きたくないように見えてすごくつらそうに見えるとき


などは使わない方が良いです。




使ってもいいとき、使うときはいつ?


■その人に元気や余裕があるとき

■運動会や行事などで応援するとき
例)リレーで走ってる子を応援するなど

■野球などスポーツ観戦、ライブなどで応援するとき

■応援してね!と相手が言っているとき

■相手から「頑張ろうね!」と言われたとき

などは使って良いと思います。

あと、私は頑張れという言葉を使うときは「あまり無理せずがんばってね」という言い方をしています。


『頑張れ』の言葉をもらうと嬉しいとき


使ってもいいときから発展させて、使ったら相手が喜ぶときも紹介しておきますね。

■相手が新しいことに挑戦したいと思っているとき

■相手がなにか目標に向かっているとき

■相手が目標まであともう一歩のところで、自信をなくしかけているとき
(本人の努力次第で到達が可能な場合)


これらは、相手にやる気があって、元気があることが前提です。

そういった時には、『頑張れ』の言葉に励まされます。

喜ばれます。





じゃあ代わりに

どんな言葉をかけてあげたらいい?


大切な人が落ち込んでいるとき、弱っているとき、苦しんでいるとき、悲しんでいるとき、見ているこちらはとても心配ですよね。

できることなら何とかしてあげたい。

でもどうしたら良いかわからない。

そんなときありますよね?


相手からつらい気持ちを話してくれたときは、

「うんうん」「そうだったんだね」

「つらかったね」

とまずは相手の話を聴いてあげてください。
(相づちとできれば共感を入れながら)


そして、話の内容によって

「いつもがんばってるよね」

「私はあなたがいつも頑張っていること知ってるよ」

「頑張り過ぎないで」

「つらいときは泣いても良いんだよ」

「強くならなくてもいいんだよ」

「何があっても味方だからね」

という風に相手に寄り添った言葉をかけてあげてください。

その時、こう言ったら相手はどう感じるのだろう、相手にとって今どんな言葉を伝えたら響くだろう等、相手の立場になって想像してみてくださいね。


相手のことをじっくりと考えてから、その時のその人に合った言葉をかけることが大切です。



どうしても良い言葉が思いつかない時は、無理に言葉にしなくてもいいんです。

何も言わなくても、ただ頷いて話を聴いてくれるだけでも、話をした方はとても救われます。

あなたの優しい気持ちは相手に必ず伝わります。



良いアドバイスをしようと考えるよりも、相手に寄り添って、時には相手の気持ちを共感してあげながら、話を聴く。

それを意識してみてくださいね。


他にも

「話してくれてうれしいよ」

「○○ちゃん(くん)が話したいことがあったら、いつでもなんでも聞くからね」

といった言葉も、勇気を出して話してくれた相手に寄り添った優しい言葉ですね。




終わりに


ここまで、私が『頑張れ』の言葉を使わないようにしている理由と使わない方が良いとき、使っても良いとき、代わりの言葉についてお話させて頂きましたが、みなさんはどう感じましたか??


頑張れの言葉がなくても、自分のつらい気持ちや話を聴いてくれる人がいるだけで、心の支えになります。

自分のことを見てくれている、自分の弱い部分を受けとめてくれる人がいる、そう思えることで、気持ちが落ち着いたときにまた自然と頑張ろうと思えるようになります。


『頑張れ』の言葉は便利ですし、時として喜ばれる素敵な言葉ですが、相手が弱っているときなどには気を付けたい言葉ですね。




今回はここまで!


今回も最後までご覧頂きありがとうございました!💗

またお会いしましょう~(*´∀`)♪ノシ


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