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162.自助グループと私

一昨年の春、適応障害で退職した会社の前を通過して、今ココに居ます。

ビルの喫煙所が大通りから一本入った所にあり、いつもあの上司がそこでタバコを吸っていました。

続けることが出来ず、責任を投げ出した罪悪感と劣等感、ひと目会いたいと思う女心が一瞬広がり、でも、顔をそちらに向ける勇気もなく、まっすぐ前を向いて通り過ぎました。

いま私は市の公民館にいます。

自助グループに参加するためです。

今日参加する自助グループは、断酒を続けるためのグループです。

過去、問題飲酒をしていたメンバーが、今はシラフで集います。

やめて間もない人と、何年も何十年もシラフでいる人が同じ時間を共有します。

不思議な集まりです。

変なの、です(笑)

はじめは変なの、と思ったこの回復のための集まりも、今は私の生活の一部です。

生活の一部にまでなれたら、

どう活用していくか。

全国で、世界で今この時を、仲間と共に!

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