作品の一部になれる 【美術鑑賞#01】ブランクーシ 本質を象る@アーティゾン美術館
ルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957)。本展は、日本の美術館で開催される初めての個展とのこと。
ブランクーシの作品を初めて見たのは、1999年に名古屋美術館と笠間日動美術館で開催された展覧会「エコール・ド・パリとその時代」。
この展覧会ではメナード美術館所蔵の絵画作品1点と、名古屋市美術館、豊田市美術館、横浜美術館それぞれが所蔵する彫刻作品3点の、合わせて4点が展示された。
中でも彫刻作品の《うぶごえ》(名古屋市美術館蔵)に私は惹かれ、