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ボタニカル哲学(後集31)悠々自適の境界

静寂を好む者は、自然な雲や石の風情を観て深遠な世界に心を奪われ、栄華を追い求める者は、清らかな歌や妙なる舞を観て心を奪われる。
ただ、道を体得したり立派な人だけが、静寂や喧騒を超越し、随所で主となって因・縁・果が循環する世界を悠々と生きている。

つまり、達人は“あるべき様”を心得て、それを楽しんでいる。

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