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ボタニカル哲学(154)本然の徳性を養うことが肝要
身の処し方は高級官僚のそれ以上で、学問や教養は「白雪の曲(高尚とされる琴の曲)」以上であっても、その人が本来もっている人間性以上を発揮していなければ、結局は私利私欲の血気にはやった行いでしかなく、技能も付け焼刃でしかない。
つまり、世渡りの術も教養も最高だとされている人は、最初から備わっている人徳以上に自分を磨き上げていないと、ただの付け焼刃をなってしまうということで、どんな人でも素養を磨き上げることが大事だということ。
言換えれば、活人は自分の強みを知って、強みを活かしている人材のことだ。
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